3月1日燃料油脂新聞より
週仕切り6週ぶり値上げ JXTG・出光 全油種1円
都市部フルSS減少 給油所過疎、灯油難民問題に
SS減 危機感に温度差 「ガソリンは生活必需品」
※車があれば、多少不便になってもそれほど困らない。
でも過疎地域でSSがなくなってしまうと、孤立してしまうような災害時には文字通りライフラインが絶たれる。
深刻さ増すSS過疎地問題
「撤退決断前に相談を」群馬県石商執行部が呼びかけ
運営者交代も視野 地元民の利便性確保へ
※過疎地ですら、行政のSS支援の条件は“住民の利用率”なのです。
普段からその店を使っていないのだから、「仕方がない」と思います。
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東日本宇佐美
洗車を軸に収益拡充へ 17号上武国道 伊勢崎SS全面リニューアルでセルフに
(ただしトラック向けの軽油に関しては従来通りスタッフが給油を行う)
東日本宇佐美
宇都宮柳田SSセルフ新設オープン 地元客を積極取り込み
次世代燃料供給研究会初会合 より
「セルフSSではAIなどの技術革新によって、機械に監視義務を任せられるのに、給油許可を出す人員を置くために求人を出している」と現場の事情を説明し、規制緩和に向けた検討を求めた。
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オープン時には景品も配って、
地場の3者店には不可能な安値看板を掲出するのでしょう?
周辺のお店は客数を減らすことになりますね。
さて、会長が交代した全石連は何と言っていましたっけ?
「これ以上の減少はインフラ崩壊」「中小零細組合員を守る」ではなかったかしら。
コストコ進出でSSが30店舗潰れる可能性がある、看過できないーetc.
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/78f1a6178022212bb8def192396a5b97
愛知県の石商・協理事長の、宇佐美氏はこう言ってました。
コストコの「不当な安値」何度でも訴える (2016年8月3日ぜんせきより)
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/ab4913a65cee5e3faeec86bb8f55cfc1
小規模な地場3者店にとっては、コストコも大手2者店も同じ「自店の仕入値では不可能な安売りをする店」です。
でもコストコは会員制だし異業種PBだし、地場3者店にとっては異次元の相手として放置できる存在です。
だけど宇佐美は違う。
会員制ではないし、系列マークを掲げた同業者です。
コストコ進出で30店舗潰れる可能性があるのなら、こうした新設セルフによって潰れる店もあるのではありませんか?
2019年5月10日追記
st31掲示板より
おまけ
生協の組合員(個人)にFCカード貸与は如何なものか
2月21日ぜんせきより
「論説」ss次世代化検討への期待
2月26日燃料油脂新聞より
SS新サービス創出へ 次世代燃料供給研究会 初会合
橘川武郎東京理科大学大学院教授は「人口の老齢化を考えると、コミュニティーにとって最も重要なことは(SSから)家に来てくれること」と指摘。
秋田県での灯油ホームサービスの実例をあげ地域によっては「SSのビジネスの中心がガソリンから灯油になってくるのではないか」との見方を示した。
短期課題 保安規制の緩和
ガソリンなど危険物の燃料を供給するビジネスにはさまざまな保安規制が課されている。
SSでは消防法によって敷地の利用に制約があり、
セルフSSでも目視による監視が義務付けられている。
可燃性蒸気への引火防止のため機械器具の使用にも制限がある。
全石連の佐藤義信副会長(政策・環境部会長)はSSの経営継続の阻害要因になっている人手不足問題に触れ
「機械がやれることを人がやっているのだから人手不足になるのは当然」と強調。
「セルフSSではAIなどの技術革新によって、機械に監視義務を任せられるのに、給油許可を出す人員を置くために求人を出している」と現場の事情を説明し、規制緩和に向けた検討を求めた。
全石連の安藤順夫SS経営革新部会副部会長は出光泰典会長・同部会長の代理で出席し、新たなサービス創出の検討に当たって
「SS事業者の大半は小規模事業者。SSに充電器を設置するにしてもコストがかかる。(新たなビジネス展開には)収益性の面が大きく関わることから、地方の過疎地の視点、中小事業者の視点で議論してほしい」と訴えた。
2月27日燃料油脂新聞より
「社説」次世代サービス創出に期待
セルフSS戦力ダウン 人手不足で社員はフルへ
フルSSに比べて来店台数が圧倒的に多いセルフSSでは、タイヤの空気圧チェックなどを通じて顧客とコミュニケーションを取りながら、主力の洗車をはじめメンテナンス商品受注の機会を増やしたいところだが、人手不足が解消されない状況いあるため「給油作業をともなうフルSSにスタッフ(社員)を配置する必要がある。本来なら販売力がある社員をセルフSSでのメンテナンス商品販売強化に活用したい」
フルSS実需減加速
なお荷繰り厳しい灯油
元売は系列向け最優先の実質的な出荷制限を続けており
※ブランド料を徴収している以上系列優先は当然です。
値下げで集客 自ら存在価値下げる
レギュラー149円看板を掲載、
多くの販売業者はこの看板価格が「本来あるべき姿ではないか」と口を揃えるだろう。
※
給油された他府県ナンバーの方に「(146円)高いな!」と言われました。
お見送りの際にmasumiノートで検索の紙をお渡ししたのですが、見て下さったでしょうか?
2月26日ぜんせきより