masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

10年後には・・・

2020年03月28日 | ガソリンスタンド5

3月25日ぜんせきより

消防庁 ローリー立入検査 不適合率5年ぶり上昇




SSからお客様へ これが3月ガソリン価格の内訳 
130.9円(本体価格+ガソリン税)×1.10(消費税)=144円(小売価格)


※じゃあ、90円台で売っている店の本体価格は一体いくらだ?




影落とす新型コロナ 長期化見据え採算経営


※当市市況、3月31日から3円値下げだそうです。
「え?4月1日からじゃなくて?」に、「そうや」 と電話で。



社内全面禁煙 喫煙室を新設 法改正対応進む


ガソリンスタンド喫煙室設置に補助金約27億円
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/3c7e9efaf71c4c128d8e769f80806b33

補助金の恩恵を受けて喫煙室を設置することが出来るのは主に“大手”です。

当店は4月から全面禁煙です。




※そういえば、
給油中の車内での喫煙を注意したら、「もう来てやらんからな!」と返された人も過去に数名いました。




3月28日燃料油脂新聞より

「社説」事業継承と再投資の支援を









気がつけば足元にFC車 供給拠点、整備着々




遅くても10年後にはー

全国的にフルとセルフの比率は逆転し、

“高値店(主にフル)と比べたら” 安いセルフで20リッター給油する場合、
(リッターマージンが50円くらいになっていて)

「そのセルフに計量機の使用料として1,000円くらいを支払っている」、みたいな事になっているかも知れない。


ポリ容器1つ2つの配達をしない店、「混合油って何ですか?」という店、携行缶への小分け販売を行わない店、そんな店ばかりになっているかも知れない。







タダ乗りする心理

2020年03月28日 | ガソリンスタンド5

3月27日燃料油脂新聞より

「社説」災害協定のタダ乗り許すな









※この社説の中の“地方自治体”は“消費者”に置き換えることもできます。

地下タンクを有するガソリンスタンドという施設の維持管理費はばかになりません。

タダ乗りされたのでは店の営業を続けていくことが出来ません。

適正マージンがきちんと取れていた時代ならこうした細かい事を気にすることもなかったけれど、
規制緩和以降の卸格差の中での過当競争で、特に小規模な地場店の多くは赤字経営を経験しています。

ボランティアではないのですから、タダ乗り同然の行為に対して快く思うわけがありません(=接客にも現れます)。



でも、
タダ乗りの、その心理は恐らく「儲からないのに店を続けているわけがない。」と思っているから?と思うと...


全石連がその誤解を解くために意見広告でも出してくれれば良いのだけど、
誤解させてきた張本人たちだから、それが出来ない。

というわけで、

masumiさんがこのブログを通して説明しています。



JXTG 2月末系列SS数 1万2790ヵ所
前月比7ヵ所減  セルフは3ヵ所増





“石油は危険物”再認識を


※理解してもらうのは、又それまでの慣習を変えるのは、とても難しいです。

名古屋ビル爆破事件を機に「ガソリンは消防法適合以外への給油はお断り」を始めたとき、当時の従業員もこうちゃんも尻込みしました。

小売業はいつの時代も競争にさらされています。

「1000円分は給油のみ」「発券店値付けカードは給油のみ」も同じです。

お客様の機嫌を損ねるようなことは誰だってしたくないですし、それで去っていかれることを恐れます。

それでも、「やるべきだ」と思いました。

でもやはり「他所では売ってくれるぞ!」「痛い目に合わせてやるからな!」などと言って去っていった方は多かったです。

それが所謂イチゲンさんのような方ならまだいいのです。

しかし、ご愛顧下さっていると思っていた方から「そんな固い事を言うならもう来てやらん!」なんて返された日にはとてもショックで・・・

その後の容器で買いに来られる人にも(あんな風に又怒られたら...)と思うと、怖くて怖くて挫けそうにもなりました。

店の裏で涙を流したことは数え切れません。
(ブログの文章や、今の私からは信じられないでしょうけど、そうなんですよ~~~!!!)


でも、こうして「今」がある。

本当に、お陰様です。


ガソリン携行缶関係の記事一覧
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/bdb33dca83491718cbd2065c52e6840f