兵庫県石商からのFAX
4月12日産経新聞より
st31掲示板http://st31.com/bbs/index.phpより
>みなさん、コロナウイルス感染拡大防止に気を付けながら、営業続けておられると思いますが、経済産業省からの営業継続のお願い文書は届いていても、新聞、ニュースなどの生活必需品を扱う店舗に、ガソリンスタンドが列記されないのはどうなんでしょうか?
お客様と接するということにおいては、色々な業種も同じではあると思いますが、
当店のような1SS販売店にとっては、感染リスクは廃業につながるかもしれないと思います。
そういうリスクを背負いながら、ある意味、使命感を持って、物流やら移動手段の一助を担っていると考えています。
そういうことを消費者の皆さんにも理解してもらえるような形をとってもらえるよう、元売り、全石連の方々にお願いしたいです。
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ガソリンスタンドに使命感?
消費者の皆さんはそう思われるでしょうね。
ガソリンスタンド側にしても、規制緩和以前はそんなこと考えたこともなかったと思います。
営利目的のいち民間企業、それ以上でもそれ以下でもないーだったはず。
使命感なんて意識することになったのは大震災を経験したから。
でも私の場合は、阪神淡路大震災ではまだそういう意識は持たなかった。
こうちゃんは「油を切らすわけにはいかない」と夜中に自社ローリーを走らせて燃料油を確保して供給を続けたけれど。
私は特に何も考えていなかった。
私がそれを意識したのは阪神淡路大震災から数年後、
当時高校生だった息子(私の息子)に、卸格差の中での価格競争で「赤字だ」という話をしたときに、「じゃあ止めれば(店を畳めば)いいじゃん」と言われて、「でもそうすると灯油の配達で困る人が出る」という言葉がスッと出て・・・・
後から考えても、自分でも驚きでした。
だから業界紙で
「私の使命は理解している。だが赤字では苦しい」
「私が店を畳んだら、では誰が(ポリ容器1つ2つの)配達に行ってくれるのだ」という同業者の言葉を見て強く共感しました。
全国の地場店の多くは同じ気持ちで、そういう気持ちを奮い立たせて、し烈な過当競争の中、営業を続けてきたと思います。
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>当店のような1SS販売店にとっては、感染リスクは廃業につながるかもしれないと思います。
>そういうリスクを背負いながら、ある意味、使命感を持って、物流やら移動手段の一助を担っていると考えています。
>そういうことを消費者の皆さんにも理解してもらえるような形をとってもらえるよう、元売り、全石連の方々にお願いしたいです。
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元売も全石連も当てにできないので、masumiノートに載せておきましょう。
元売は、全石連がエネ庁長官に「現卸格差は中小SS生存不能」と訴えるような、販売店が次々と廃業撤退している状態のなかで、
(別の)記者会見で、「販売店が便乗値上げをしないように注視する」なんていう発言をしたくらいですからね。
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4月10日ぜんせきより
全石連 組合員へ営業求める
住民拠点 全国6902ヵ所に 19年度末 2割超が配備完了
コスモM 社有の住民拠点化促す