4月21日22日燃料油脂新聞より
サウジ アジア向け「調整金」引き下げ
太陽石油3月末SS数
山梨県石商・協 西川一也理事長 組合員に緊急メッセージ
SS維持・継続が使命
戦後最大の難局 一致団結して乗り越える
※
>戦後最大の難局
全体にとっては、ですね。
「社説」利幅改善を値下げに使うな
>石油業界の中から「いまのSSは儲け過ぎ」の声が出ているという。とんでもない発言だ。
※
公にされていなかった卸格差によって販売数量を激減させ、数円のリッターマージンしか取れずに自己資産を投入しながら営業を続けてきたようなフルサービスの販売店にとっては、今の20円30円のリッターマージンは適正価格かも知れない。
社員を雇用して、後継者がいて、地下タンクも施設も再投資を、と考えるなら、20円30円ではまだまだ足りないだろう。
しかし、
卸格差を利用して地場3者店をスケープゴートに販売数量を伸ばしてきたような大型セルフの場合、
30円のリッターマージンは「儲け過ぎ」だと思います。
しかしここでジレンマが。
「それなら」と、セルフが値段を下げると今の好市況が保てない。
WTI原油 史上初のマイナス 買い手無く暴落
全石連 森会長「適正利益確保し難局打開を」
マージン確保も未曽有の減販
今後も出荷量「絶望的」
熊本県市場 郊外で「100円看板」出現
マスク優先販売を SSスタッフ措置求める
>休業対象でなく、休みたくてもリスクを承知で出勤している(九州)
感染拡大防止へ組織力結集
マスク 除菌剤 緊急斡旋提供(福島)
一部とは思いますが、SSのしてきたこと、サイテーですね。
4月22日読売新聞より
2020年04月20日頂いたコメントを記事として使わせて頂きます。コメント欄より一部転載
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独り言 (masumi) 2020-04-21 13:58:35
家族経営の地場店の多くはその時がくれば店を畳む。
携行缶への小分け販売を行うフルが減る。
そうなると、
上限を超える可能性のある店が増えていく。
厳格に消防法を守ろうとすれば、「掛会員や常連客のみ」とする販売店も出てくるだろう。
masumiさん (むらっち) 2020-04-21 15:24:02
>上限を超える可能性のある店が増えていく。
masumiさんの気持ちよ~~~く分かります。
・・・が、少なくともうちの地域の消防はあの事件以降厳しくやるようになり、事務的に〇か×かの判断(他の地域はどれだけ厳格にやるかは分からないが)ですから、地場店だから少しくらいは甘めに見て〇とか大手特約店セルフは×とか例外的なものはなく、ダメなものはダメと問答無用で指導の対象です。
その結果、掛け会員さんや常連さんに販売対象を絞ることになったとしてもそれは仕方が無いことでしょうね…と、うちの隣りの消防の人が言ってました。
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10円以上もの卸格差の中で顧客を流出させ、自己資産を投入しながら営業を続けてきたのは、当店のほんとうの顧客のためです。
「車は安値のセルフ、セルフでは買えない携行缶への給油が目的」「タイヤの空気圧が目的」のような消費者にも、当然客商売ですからお客様として接していますが、
セルフ解禁後、そうした消費者に限って価格に対してのクレームやTポイントの件で当方を疲弊させる方が非常に多かったのです。
昔は理不尽な思いを我慢して頭を下げていましたが、それが今も“しこり”となっています。
ですから「携行缶への給油が目的」「タイヤの空気圧が目的」のような消費者が来店されると反射的に緊張してしまいます。
そういう状態で当方を疲弊させるような態度に接したりすると、今では頭を下げるのではなく、「Tポイントをつけてあげるために商売しているわけじゃない」或いは「2度と来ないでください」と応えるようになりました。
過剰反応と思われる方もおられると思いますが、そうすることでしか店頭に立てないのですから仕方がありません。
少し話が外れますが、
今はもう高齢で免許証を返納された方が、昔こうおっしゃいました。
「セルフに行ったら安いのは知っているねんで。でも農業用の燃料やらはここで世話にならんとあかん。そんなちょっとのことだけここに世話になって、車の燃料は安いとこへ行くなんていうことは、わしには出来ん」ーと。
大変ありがたい言葉ですが、これを聞いた時の当方の気持ちが想像できますか?
何も好き好んで10円も高値で売っているわけではない、近隣他店より高値で売ってもリッターマージンは数円しかなく、又それを伝えることもできなかった中で、それを聞いた時の気持ち...。
あ、くれぐれも誤解しないでくださいね。
そうしてほしくて書いているわけではないので誤解しないでくださいね。
安値を選ぶのは消費者として当然のことです。
それにー
従業員もいなくなった今、給油客があまりに増えると逆に困ることになりかねないので。
ただそうした土壌の上で営業を続けているのだということだけ、知ってほしいだけなのです。
荷台の上の機械などへの直接給油も、それを目的に来店されるイチゲンさんには行いません。
「携行缶への給油は致しますので、あとはご自身で給油してください」と言うと、ここでも、「それでもフルか!」とお怒りになって去って行かれるのですが、
セルフでは買えないから当店へ来た。そして当店では携行缶への給油はすると言っているのです。
怒る必要がどこにありますか?
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/dcc8a10016f2128322b830857b62de74 より
もうガソリンスタンドを昔のように思っていてはいけませんよ。
10店舗あれば10通りの運営の仕方があるのです。
携行缶への小分け販売も、スタッフによる給油なら消防法違反ではないのに行わないセルフがありました。
京アニ事件以降、当市のセルフは携行缶への小分け販売を中止しました。
それによりこれまでセルフで携行缶への給油を済ませていた方々がフルヘ流れてきました。
ここは田園都市です。
農業用に携行缶への小分け販売が必要な地域です。
200ℓという上限は、日によって「超えるか超えないか」ということは多々あります。
この先、地場フルが減少すると上限を超える確率は高くなります。
そうなれば、
「掛会員や常連客のみ」とする販売店も出てくるでしょう。
消防法に関係なく、
例えばリッターマージンが以前の数円レベルしかなくなった場合も、それは起こり得ます。