8月24日ぜんせきより
「論説」高まる大手PBの存在感
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>高まる大手PBの存在感
これは石油販売業界が自ら招いたことだと思います。
当ブログの系列店の他社買いを批判する記事に対して、「安く仕入れたものを安く売ることに文句は言えないだろ」というコメントがあり、「安く売ることに文句を言っているわけではなく、業転玉の使われ方が問題だと書いています」と返答しました。もう何年も前の事です。安値業転玉が市場に溢れていた時代の事です。
「安く仕入れたものを安く売ることに文句は言えない」
その事は、
自らは業転玉を仕入れ、その行為を正当化するために「水は低きに流れる」「業転を取らない経営者が無能」などと全量系列仕入れの小規模同業者を愚弄してきた彼らが一番よく分かっていることではないでしょうか?
「系列店は系列仕入れでやっていけるように」と訴えるのではなく、
「卸格差を消費者に言ってもしょうがない(消費者には理解できない)」と業転玉を仕入れることで自らの身を守ってきた、そのツケが回って来たのです。
卸格差を利用して安値で地場小規模店から顧客を奪ってきたこの石油販売業界が、大手PB業者の安売りに文句を言える筋合いはない。
ただー
安値量販が功を奏し大型店が勝ち残るということは、インフラ網が脆弱(崩壊)するということです。
それで困ることになるのは誰ですか?-という話です。
それは又、小規模な3者店の仕入れる系列玉が非系列玉よりも10円以上も高いという状態を何十年も放置してきた者たちの責任ではないのですか?-という話です。
ボランタリーチェーンとしても最良の形態であるはずの系列制度を蔑ろにしてきた者たち。
8月24日燃料油脂新聞より
ENEOS統合から3年
減少数は鈍化 50%超は8都県に
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都道府県別でENEOSが一番多いのは神奈川(56.1%)で一番少ないのが和歌山県(27.6%)
>減少数は鈍化
過当競争で減るだけ減った。
後は、Xデーを模索している。
8月25日燃料油脂新聞より
燃料小売業の労働災害 転落・転倒100件超
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従業員もいない当店では店主に何かあれば営業継続不能となります。
70歳という年齢の事もあり2016年からトラックやダンプの荷台の上の発電機などへの直接給油をお断りしています。
その時の記事がこちら
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/f5a42610911f5af3eb28148a82e6ab44
発電機への給油、キャップを開けると液面がすぐそこで、給油しても1リッター前後という事が多いです。
正直、ご遠慮戴きたく存じます。
当店では携行缶にてご購入後、ご自身で給油して頂くようお願いしております。
追記
もうすぐ市政選挙があります。
先ほど、「先般店を畳まれた〇〇石油さんに紹介されて」と、選挙運動中の燃料給油(ツケ)のご相談に来店されましたがお断りしました。
前回の選挙でも地元の立候補者に頼まれたソレを「応援はするけど、ツケでの給油は勘弁して」とお断りしていました。
選挙でのソレはただただ面倒なだけなのです。
疲弊した現在、ソレをお受けする余力がありません。
お断りすることで、関係者各位の「気付き」につながれば、と思っております。
というか、
大口の公用燃料を受注しているであろう地場大手がこういう時の供給も引き受ければ良いと思います。
公用燃料は夫婦喧嘩のもと