当座への振り込みのため店に行った。
「さっき〇〇から電話があって、“今日から3円値上げ”やって。ゴールデンウイーク前やから俺はてっきり値下げの連絡やと思ってんけどな。 セルフも(コロナで)売れてないんやろか」とこうちゃんが言いました。
そして、「うちは別に値上げせんでもかまへんねんけどな... まぁ値上げするのは明日からにするわ」と言ってました。
注)販売数量が“知れている”から、値上げ値下げどっちに転んでも“知れている”ってだけのことです。
4月28日ぜんせきより
帝国データバンクが先ごろ発表したSS倒産件数によると、2020年度は計20件、負債総額は73億5千万円になった。
前年度に比べ件数は2件増、負債総額は約5倍に膨らんだ。
SSサプライチェーンの綻びが広がる懸念が強まっている。
どうなる高齢化10キロ圏の供給 「脱炭素化」戸惑う過疎地SS
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当店にも徒歩や自転車で灯油を買いに来られる方がおられます。
でも当商圏はガソリンスタンド過疎地ではありません。
過疎地なら最終的には行政も動かざるを得なくなると思いますが、当商圏は車で数分も走ればセルフもフルもあるので、地場フルが店を畳んでも困るのはごく少数の消費者です。
だから行政が動くことはありません。
私が自宅療養中でこうちゃん一人でやってるのを知った方から、「店はやめんといてよ」と声を掛けられることも増えたそうですが・・・・・
私が自宅療養中なので、こうちゃんは閉店後や日曜日だけでなく、開店前から配達業務をしなければなりません。
そのために7時からの営業時間が、他市への配達があるときには9時を回っても店が開いていないという日も多々あります。
それでも営業は続けることが出来ています。
多額の負債を抱えて倒産するガソリンスタンドもあるのに。
数日前のことですが、(ガソリンスタンドの店員さんが主に集っておられると思われる)とある掲示板で当ブログについて、
「個人の店なんてどうせ潰れるんだからさっさと辞めれば良いのに」とか「仕切格差に不満があるのならPBになれば良いのに」という(1年くらい前の)書き込みを目にしました。
「いつかは店を畳む日が来る」と分かっていながら、それでも店を続けている地場零細店のことなど彼らには理解できないのだということは承知しています。
晩御飯を食べたこうちゃん。
私が食器を洗っている間に眠ってしまいました。
74才、働き過ぎです。
私はもう店は畳んでも良いと思っています。
こうちゃんも胃痛を抱えています。
もう良いでしょう。
だけどこうちゃんは・・・・・・・
2021-01-07 こうちゃんと二人で泣いた夜 - masumiノート (goo.ne.jp)
この気持ちが強い・・・・・・・