masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

北海道は中小零細の地場業者がそれぞれの地域で営業を続けていけることが大事

2019年10月17日 | ガソリンスタンド4

10月17日燃料油脂新聞より

台風19号SS被害





10/16 週間コスト3週ぶり小幅上昇
10/17 週仕切り3週ぶり値上げ JXTG・出光昭和シェル50銭





10月16日燃料油脂新聞より

高齢者増加 大手進出で限界
道北業者LP事業から撤退 地域社会に影響、過疎化の可能性も
この市場では大手の進出は限界がある。
同業者も「私が続けてきたサポートは大手には無理。電話があれば直ちに駆けつける対応は(大手には)出来ない」と話す。
道内では事業継続活動への対応の遅れや、地元業者の後継者問題など大きな問題を抱えている。
地元業者が撤退し大手業者の収益重視の営業が展開されるとLPガスのイメージ低下は避けられない。
「働き方改革」への取り組みが重視される中でコンプライアンス重視の大手業者では郡部市場のビジネスにはそぐわない。






札幌郡部市場 生活サポートなどサービス低下に直結 地元業者減少 問題に
道内では配送距離の長さや冬季配送問題など北海道特有の事情があり、地域事情への配慮が必要だ。
各地の事情に精通し、配送に熟練したスタッフの存在は欠かせず、地域で長くビジネスを展開した地元の販売店にしか養成できない




北海道には特有の事情があります。
中小零細の地場業者が、それぞれの地域で、営業を続けていけることが大事です。



以下再掲
SS過疎化 大手は地域に責任持って (10月9日ぜんせきより)





利益と効率化を重視する大手には地場業者の真似はできないと思います。

大多数の消費者が支持する安値店
だけどその安値の理由を知っても支持されますか?

卸格差によって高値店となった地場店はマージン的には安値店と同じか、時にはそれ以下でサービスを続けてきた。

そうして疲弊の末、撤退を余儀なくされ・・・

今、
見て御覧なさい。

携行缶への小分け販売を拒否したり、給油代行手数料を取ったりするのは、

規制緩和で(安値が)支持されたセルフです。

 

 


セルフはこうでなくっちゃ

2019年10月17日 | ガソリンスタンド4

「給油代行」1回100円(手数料)10月16日燃料油脂新聞より



☆代行給油手数料☆

セルフなら可能です。

1回100円はリーズナブルですよね。
給油客にも少量(定額定量)給油を止めて満タン給油にしようかと思わせる絶妙な単価設定。

先見の明もあると思います。
今後もフルサービス形態の販売店は減り続けるでしょうから、今から始めておくのは賢いと思います。

フルサービス店の減少具合によって将来的に手数料値上げも可能です。


さらに素晴らしいのは、

顧客流出防止&携行缶への販売は顧客情報管理強化のチャンスと捉える。

この貪欲な姿勢は商売のお手本ですね。




刷り込まれた「フルサービス」 2017年07月29日
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/43d53f37d147f451264f9c85d15d009a
 
地場フルが生き残るためにはセルフ化がベストな選択 2019年09月21日
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/92e60cd28aebb6eb04698b294d7ad43b





「代行給油手数料」同じ代行給油手数料でも、発券店値付けカードの、特にこんな場合とでは大違い。

1ℓ未満給油 窓拭きや灰皿交換 スタッフは困惑
作業の手間は1ℓ未満の給油も30ℓの給油も同じ。
セルフSSに行ってくれたらいいのにと心底思う。
レンタカー業者は少しでも作業の手間を省くため、あえてフルSSを狙っている節もある。
1ℓ未満では10円に満たないマージンでタダ働きさせられている感覚に陥る。


>燃料に関して被災地のストレスをなるべく抑えるにはどうしたら良いか?

2019年10月16日 | ガソリンスタンド4

st31掲示板 №33070 より

>燃料に関して被災地のストレスをなるべく抑えるにはどうしたら良いか?













https://www.noe.jxtg-group.co.jp/consumer/ss/disaster/






::::: 

 
“中小特約店販売店では限界がある”として製販が直結していて規模も大きい販社に任せるのが最良
というSさんと

土壇場、現場で社長自らが最適な指示が出せるのは中小で、それが経営者の矜持
というst31さんと


皆さんはどのように思われますか?

私はどちらにも一理あると思います。

確かに地場店(中小零細)は火事場の馬鹿力、というより、使命感が強いです。

それは阪神淡路大震災時、道路事情により元売のローリーが来ないと知らされた店主であるこうちゃんが「油を切らせるわけにはいかない」というその一心で、夜中に自社ローリーを走らせて燃料を確保、お一人様10リッターという制限は設けましたが店を休業させることなく供給を続けたことからもそのように思います。

「油を切らせるわけにはいかない」
その気持ちが他社買いにブレーキを掛けてきました。
しかし反面、それが疲弊の度合いを強めさせたことも事実です。


東日本大震災時にしろ、その後の頻発する震災でも、(st31掲示板での情報によれば)商社系の働きの方が優れていたようで、系列店は燃料切れで休業を余儀なくされた販売店が多い中、PB店の多くは営業を続けられたようです。

もし系列ローリーが来ないことで油を切らせて休業せざるを得なかった販売店が、「安定供給のため」他社買いをせずにいた販売店だったらと思うとやり切れません。


世界情勢(ホルムズ海峡)によって、又需給バランスによって不安定になる非系列玉、しかし震災時等イザという時には頼もしい非系列玉。

皮肉なものですね。



・・・元売の謳う安定供給とは何ぞや?



・・・

話を戻しましょう。


震災時の供給を担うのはー

20年前なら120% st31さんに賛成でした。
阪神淡路大震災の時の当店店主がまさにそうでした。

ニュータウン開発に伴い新設された店に流れた顧客もありましたが、その理由は価格ではなく「近くに出来たから」というもので、当店の経営にダメージを与えるものでもありませんでした。


表立っての価格競争がまだ始まっていなかった当時は、大多数の地域住民がその地域の販売店を利用するーという状況だったと思います。
しかし価格競争が熾烈になるにつれ、全体の販売数量の7割近くを3割のセルフ(安値店)が占め、残りの3割を7割の中小零細フル(高値店)が分け合う(?)という状況になりました。

要するにバランスが崩れたのです。


そうした中で起きた東日本大震災

普段は見向きもしない地場店に多くの消費者が押し寄せました。
ロープを張って休業を装い常連顧客にのみ供給を行った店もありました。
身の危険を感じながら営業を続けた店もありました。

競争入札で大手から燃料を調達していた自治体や病院などの施設が、調達先と連絡が取れずに石油組合を頼り、石油組合からの要請で地場店が供給責任を果たしたことから災害時協定が締結されるようになり、ガソリンスタンドは災害時の燃料供給「最後の砦」と形容されるようになりました。

しかし、規制緩和以降、高値の地場店は顧客(販売数量)を激減させ、7~8割が赤字という時代を経て、多くが疲弊しています。

(st31さんは早くにPB店になられたのでそうした状況を免れておられます)

従業員もいなくなり、人員不足のまま営業を続けているところも多い。
そして地下タンクの容量は中小零細の地場店と販社や大手の大規模店ではケタ違いです。

そうしたことからSさんの意見にも一理あると思うのです。


ただ、
(都市部はそれでも構わないかも知れませんが)山間部の過疎地など数量の見込めない地域には販社や大手は出店していないんですよね。

それから、
販社や大手のセルフでは社員は少人数で殆どが派遣やアルバイトだと思いますが、そのような不安定な雇用形態の従業員に大震災時の安定供給という重い責任を負わせるのは酷だと思うのです。



>燃料に関して被災地のストレスをなるべく抑えるにはどうしたら良いか?


悩ましいです。








潰されないために、「そんなことでは潰れるぞ!」と言われ続けてきました。

2019年10月12日 | ガソリンスタンド4

st31掲示板より








10月12日燃料油脂新聞より


揺るがない値取り姿勢 フル160円台を死守


前記事どれほどPBが“天国”だったか。そして他社買いが有利だったのか。より

>では10円以上の高値販売を続ければ良いのでは?とも思われるかも知れませんが、

>何と言うのか・・・
>一言で言うと、「その気は、もう無い」という事です。



160円台を死守している販売店は素晴らしいのです。
「その気が、まだ有る」という事なのですから。



コストコのレギュラー 地元SS軽油と同値
店頭価格差拡大に危機感



他府県ナンバーのトラックが来店
「軽油3000円分」
「ありがとうございます^^」
給油していると
「ここは軽油1リッターいくらや?」
「117円です」

「ええっ?!軽油やで!レギュラーと違うで!!」

「はぁ、レギュラーじゃ無くて軽油ですケド^^;」

「嘘やろ!俺ら入れてるトコ、もっと安いでえ~!100円超えてるなんてレギュラー並みやんけ(汗)」

「いや^^;レギュラーは130円超えてますけど(笑)」

「ひえ~~~~」

↑コレ、 2010年12月masumiさんが給油客と交わした会話です。
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/2e61bce79f0068149bc4e22ec3657036
コストコセルフSSの軽油が安いのは脱税軽油ではありません。品質に問題はない非系列玉です。




JXTG系列店舗二極化進む 「セルフの優位性が目立つ」
カード戦略や施設はすべてセルフSSに的を絞った施策ばかりが目立ち、フル店の存在そのものが失われつつある




元売のカード戦略(手数料と発券店値付け)2012年04月17日
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/8502fd9a87ba1b67ab7d70ec6a2b5e56

元売のカード戦略(仁義無きカード戦略)2012年04月17日
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/a4462c06e0adbfc68874205f8d312473

お客様がお怒りです。2014年11月19日
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/8aea93d6e1a0708969b184c5946137ef

ENEOS史上最大のプレゼントENEOS パーフェクトドリームキャンペーンも、金額が印字されたレシートが必要でした。
つまりフルサービス店にとって大切な掛けのお客様には応募することが適わない施策でした。





SSは縮小均衡へ 減少「当面続く見通し」
今夏、廃業した販売店主は「ICチップやキャッシュレス対応する余力がなかった」と廃業理由を語る。
後継者不足は深刻で、販売店主の多くが「自分の代まで」と決めている。
タンク問題は、投資分の回収が見込めないことから「期限まで」と決めているSSが多い。




燃料小売業 労災544件14.3%増
小規模業者が9割 高齢者の被災急増




ぼちぼち開始します。2016年07月29日

>もちろん掛け会員さんなどの昔からの常連さんはこれまで通り給油します。

3年前はこう書いたけど、年齢が上がるにつれてそれも見直しが必要になりつつあることをここに記しておきます。
悪しからずご了承ください。

m(_ _)m




潰されないために、店を続けるために、「そんなことでは潰れるぞ!」と言われ続けてきました。


どれほどPBが“天国”だったか。そして他社買いが有利だったのか。

2019年10月12日 | ガソリンスタンド4

10月11日ぜんせき「論説」より

2017年のJXTG誕生から、劇的にSSの収益性が向上したのが10月以降だった。
それまで系列と非系列の仕入れをはじめとして、さまざまな格差が石油販売業界の長年の課題だったが、需給適正化への道が開けたことにより、一気に是正へと向かい始めた。
SSはそれまでの低マージン体質を脱却したかにみえたのが、ちょうど2年前だ。
若手経営者からは「SSを経営して初めての手応え」との声が聞かれたのもこの時期だった。

その後も需給適正化という道は確実に前に進んでいるのは確かだろう。
かつて猛威を振るった広域PB業者を含め、確実にコスト意識に基づいた値付けが行われるようになった。

いまだに拡販姿勢を崩さないPBSSもあるが、かつてのように一般SSと比べ、ガソリン価格が30円も異なることはなくなった。






昨日、お米の袋を買うためにホームセンターに車を走らせながら、道中にある同業他社の価格看板を見て感慨に耽りました。


現在セルフは上看板が148円で下看板(プリカ価格等)が145円です。

セルフ解禁後、セルフと同値や時にはそれを下回る価格を掲出していたフル(元売系列店)も同じ、上看板が148円で下看板が145円。
セルフ解禁後はセルフと同値で追随していた地場フルは149円を掲出していました。


セルフ解禁後、それらのお店より10円以上高値だった当店の現在の価格は148円です。


10円以上高値で売るしかなかった頃のリッターマージンは一桁(5円~8円)しかなかったのに、今は二桁(約15円)あります。

15円というのは規制緩和以前と同じレベルです。
あの頃は社員とアルバイトで5~6人の従業員を雇用していました。
今はもう雇用は考えていません。
販売数量は半減していますし、全てが老朽化しており修繕費等の再投資が今後益々必要となってくるでしょうから。

では10円以上の高値販売を続ければ良いのでは?とも思われるかも知れませんが、
何と言うのか・・・
一言で言うと、「その気は、もう無い」という事です。


それでも地下タンク問題で店を畳まなくて良かったです。
あの時店を畳んでいたら、「暴利を貪る悪徳業者」という誤解を解く機会も失うことになっていたでしょうから。


大きな販売価格差があった、
その理由を消費者が知る機会が、今後益々増えてくると思います。







全国の地場フルを高値にも関わらずご愛顧くださった全国の消費者の皆様

ありがとうございます。

そして、

(店を畳む日が来ることは)申し訳ありません。







セルフは規制緩和でフルは益々・・・

2019年10月11日 | ガソリンスタンド4

セルフSSの保安規制緩和
給油許可はタブレットで、ビジネス拡大へ敷地活用

10月11日燃料油脂新聞より

過疎地などでのSS維持方策を技術や安全面から検討している総務省消防庁は9日、IT機器を活用したセルフSSでの給油許可と、SSの屋外スペースで自動車や産直物品などの展示販売を認める法令整備を早急に進める方針を明らかにした。
年内にも危険物の規制に関する省令の改正と運用方法を同時並列で検討する構え。
地域のSSが立ち行かなくなる前に、効率化や新たな収益源の確保につながる対応を求める販売業界の要望に応えた格好だ。


組合員の8割は1SS運営の地場中小零細だけど、
ここで言う販売業界の要望って
主にセルフ運営の2者店(1SS運営の地場中小零細3者店から見たら大手)の声みたいです





携行缶販売 犯罪防止へ法制化も

10月11日ぜんせきより


今でも京アニ事件で携行缶への小分け販売を止めたセルフが多いのに、法制化されたら益々そうしたセルフが増えるのでは?

法制化でこれ以上販売店に負担が掛けられるようなら、私だってもう嫌になりますよ。 

「免許証のコピーを」というのは現在お上からの“指導”であり“協力要請”という強制力のないものですから当店では省略していますが、
もし法制化されれば必ず行わなくてはならないことになってしまいます。
 
もうそうなったら掛会員さん以外は携行缶への小分け販売は断ろうかと考えてしまいますよ。
一人が配達に出たりすれば「店頭は一人」という有り様ですからね。
人手不足を理由にセルフが拒否できるのであればフルだって拒否していいはずです。

だけど農作業や工場で使うモノに対してそういうことは出来ないでしょう?
(※本来はセルフであってもスタッフ給油で対応すべきことだと思います) 


だからもし法制化するなら販売店への負担を無くす方策を考えてほしいです。 

例えばー
 
消費者は、携行缶への購入は事前に最寄りの警察か消防で許可証を発行してもらう。
販売店は、それを持参した人にしか販売してはならない。 

ーというくらいに。









兎に角「命」が大事です。

2019年10月11日 | ニュースから一言二言

停電や設備の被害などでガソリンスタンドが営業できなくなるおそれもあるため、
ガソリンや発電機の燃料 事前に蓄えを 経産省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191011/k10012123071000.html




st31掲示板より






働き方改革と“最後の砦”は両立するのかへ多牌さんから頂いたコメント

Unknown (多牌)2019-10-11 15:22:56

地震と違って大雨や台風は科学の進歩で予想出来るのだから 
災害の真っ只中で危険な作業を強いるよりも 
災害後の対応に尽力するべきだと俺は考えてるから 
もうすぐ閉店して明日も完全休業!  

三日も前から状況をわかってるのに対応しないのがいけないのだ。



::::::::::

兎に角皆さん、「命」を守りましょう。


絵に描いた餅?

2019年10月10日 | ガソリンスタンドでの出来事



お客さんとの会話

「ナナコでも支払いができるんですか?」

「はい、できますよ。ただ少々ご面倒をお掛けすることになりますが...」

「?」

「給油前と精算時に車から降りて頂いて事務所の中に入って頂くことになります」(残高確認と精算のため)

「(苦笑)じゃあ、いいです(苦笑)」

「ですよね(苦笑)」



セルフならお客様ご自身でPOS操作を行いますが、フルはそうではありません。

一般クレカなら外設POSにカードを通して計量機を動かし給油を開始しますが、
電子決済の場合、外設POSにその機能がなく、店内の本体POSに付属している端末にカードをかざす必要があるのです。
また、それゆえ給油の際には一旦仮伝票を上げて打ち直す必要があります。



一般クレカの場合
お客様からカードを預かり、外設POS操作ー給油ー清算

電子決済の場合
店内POSでお客様にカードをかざして頂いて残高を確認ースタッフが外設POSで何かのカード(品転カード・自家使用カード・現金カード等)を通して(仮伝票)で給油ー店内POSでお客様に電子決済カードをかざしていただいて清算。
その後仮伝票を取り消し


お客様だけでなく店側も面倒です。



消費者は無関心? ポイント還元浸透せず 10月10日燃料油脂新聞より




10月9日ぜんせきより









働き方改革と“最後の砦”は両立するのか

2019年10月09日 | ガソリンスタンド4

災害時の“最後の砦” 地場SSの重要性説明
(2014年6月25日ぜんせきより)

全石連の河本副会長・専務理事は、東日本大震災直後から石油製品の安定供給に尽力したSS現場の従業員らの懸命の取り組みを説明した。

ある大手のSS企業では、就業規則で震度6以上の地震が発生した場合、出社してはならないといったことがあったと聞く。これでは地下タンクにいくら在庫があっても、供給してはならないということになってしまう」と概況説明したうえで、


こうなると、就業規則がないような個人商店SSの人が供給せざるを得ない
上流のほうでいかに供給体制を整えても、SS現場での震災時における火事場の馬鹿力で供給してくれる方々がおられなければ、石油が欲しいという被災者のご要望に応えることができなくなってしまう」と安定供給を支える中小地場SSの重要性を訴えた。


2014年06月27日 最後の砦なんて御免蒙りたい。






10月9日燃料油脂新聞より


10月から(営業時間短縮で)12時間営業 需要減、人手不足へ対応
来春からは働き方改革も必要となるため





「ホワイト物流」に賛同
台風や豪雨、豪雪などの異常気象が発生した場合、乗務員の安全確保を優先する





緊急時ルール整備へ 混乱回避、社員の安全確保
災害レベルの豪雨予報などが出た場合、予報段階で休業の可能性を通達する業者が増加している。
いずれも最優先としたのは、スタッフの安全確保だ。




>こうなると、就業規則がないような個人商店SSの人が供給せざるを得ない
>上流のほうでいかに供給体制を整えても、

上流の方は働き方改革もあり乗務員の安全確保を最優先されるそうです。
就業規則や労基法とは無縁の個人商店が火事場の馬鹿力を発揮しようにもローリー(燃料油)が来なければ


>石油が欲しいという被災者のご要望に応えることができなくなってしまう。




再建・新設SS開業 三つ巴の戦いへ警戒感
(JA系セルフと県外広域大手と県外大手PB)
地元業者 コスト回収に水差すか注視




規制緩和で熾烈化した “大手による”価格競争
その販売価格は全量系列仕入れの3者販売店の仕入値でした。

大手同士の価格競争の煽りを受けて個人商店など中小零細(地場店)の多くが撤退・廃業。
「これ以上の減少は社会インフラ崩壊」と言われるほどガソリンスタンドの数は減りました。


東日本大震災を経験して、ガソリンスタンドは “災害時の燃料供給「最後の砦」”と位置付けされ、中核SSや住民拠点SSが整備されつつあります。


大手ほど労基法順守や働き方改革には敏感でしょう。


10月10日追記

台風接近 各SS対応分かれる「満タン運動」アピールも
一方、別の地場業者は「スタッフの安全を考え、台風などの際には営業しない」としている。
営業中だけでなく通勤中の身の安全を確保できない。今後も営業を取りやめる可能性が高い」と語る。





水素へのエネルギー転換と“最後の砦”は両立するのか







SS過疎化 大手は地域に責任持って (10月9日ぜんせきより)



無花果葉茶

2019年10月09日 | 日記(その他)

ザクロに負けず劣らず無花果(イチジク)もスーパーフードなのです。

今年初めて無花果の葉っぱでお茶を作ってみました。


蒸したりせずそのまま乾燥させるだけで使う人もいるくらい無花果葉茶作りは簡単です。



私は湯通ししてから天日干しします。


葉っぱをよく洗い、沸騰したお湯でシャブシャブします。(殺菌?)

数日間(その時のお天気による)天日干し


お天気が良ければ1日でOKかも


今回は乾燥具合が足りなかったのかも知れませんが、手で揉んでもバラバラにならなかったので、キッチンハサミで適当な大きさにカットしました。


向かって左が桑の葉茶で、右が無花果葉茶。

小さい葉っぱならカットしなくても良いかも。


さてお味の方ですが・・・
軽く炒った茶葉と、そのままの茶葉でお茶を淹れてみました。
そのままの茶葉の方が甘い香りが微かに残っていて味は薄い緑茶のような感じでした。
炒った方はクセのある焦げたような匂いがしましたがそれも最初だけで、味はしっかりしていて(麦茶のような感じ)美味しかったです。




無花果の実

1日に1個採れるかどうか...
小ぶりですがまだ採れています。


ガソリンスタンドは廃業して、専門店化の将来を描く

2019年10月08日 | ガソリンスタンド4

10月7日燃料油脂新聞より

エネ庁 新国際資源戦略策定へ着手

https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shigen_nenryo/sekiyu_gas/pdf/010_03_00.pdf






ホームセンターの灯油店頭外税表示に困惑「消費者へ誤解与える恐れ」






セルフも人手不足深刻






「社説」随意契約で災害時の対応を











キグナス 9月末SS数 5ヵ所減少で457ヵ所






10月7日ぜんせきより

「論説」厳重注意と大手の矜持
大手業者の経営陣がSSネットワークの持続性を考えず廉売行為を繰り返せば、業界がどうなるのかは自明の理だろう。
大手には業界をリードするために、経営に対する高い矜持を持ってほしい。
まして、業界を衰退させないためにも、公取委の厳重注意などを受けるようであってはならない。


山口 公取委が販売責任者呼び出し 全農エネに厳重注意





ガソリン減販止まらず





10月8日燃料油脂新聞より


専門店化の将来描く 燃料油需要減退に対応 小規模フル
ガソリン販売量が50㎘に達しない小規模なフルサービスSSが多い。
燃料油販売だけでは黒字にならないため、タイヤ、車販、配達など燃料油以外の収益源を得て事業を継続させてきた。
事業の核としてしてきたSS事業を存続するかどうかを含めた将来像をどう描こうとしているのか。

「販売量が一定数量を下回るようになればSSをやめて配達とコーティングの専門店化をイメージしている。ガソリン販売は資金負担が大きいから」と販売業者はSS事業からの撤退を選択肢にあげる。
県内業者は「ガソリンマージンがリットル20円あっても燃料油の店頭販売だけでは(販売量が少ないため)黒字にならない」と指摘する。

灯油の配達などにつながる商売の「顔」であるSSをなぜやめるのか。
「資金負担が大きい。SSをやめれば資金繰りが楽になる」というのが業者の理由だ。



::::::::::


地域(特に過疎地)の燃料供給拠点を維持していくために、
https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/jisedai_nenryo/pdf/002_04_00.pdf
https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-42/01/shiryou1-4-1.pdf



上の方では「次世代SSが⽬指す⽅向性」 としてこのような構想が練られています。

しかし過疎地域で現在営業しているガソリンスタンドの多くは販売数量の少ない小規模店です。



営利目的の民間企業が、本業の燃料油販売では利益が出ないから油外販売を行うーというのは分かりますが、それも元はと言えば元売の「利益は油外で」という施策でした。

それは“詐欺まがいの押し売りなど”、業界に過ちを生じさせました。




SS=ガソリンスタンドは設備を維持していくための経費負担が大きいのです。
販売数量が50㎘でも100㎘でもその経費は殆ど変わりません。

そして敷地面積や計量機の数からはじき出される最大販売数量があります。
販売数量を伸ばすにしても小規模店では限界があるのです。

まだ“先がある”若い経営者が、費用負担が大きいガソリンスタンドを畳んで、洗車コーティングや中古車販売など専門店化を考えるのは当然だと思います。

利益が出る商材で専門店化した方が健全経営ができるのだとしたら、利益が出ないガソリンスタンドは廃業するのが良いに決まっています。

営利目的の民間企業であるのに、災害時の最後の砦だから、これ以上ガソリンスタンドを減らしてはならないーって、
ガソリンスタンドの運営を続けるために、燃料油だけでは利益が出ないから経営の多角化ーって、

おかしくないですか?


何度でも書きます。

これ以上減らしてならないのは、災害時の最後の砦ではなく、ポリ容器1つ2つの配達を担い続けている地場店です。
小口配達を不採算だとして切り捨てたり、携行缶への給油を行わないセルフではなく、規制緩和以降“損な役回り”を承知で営業を続けてきたフルサービスの地場店です。

しかし、
そうした昔ながらのフルサービス地場店の多くが、理不尽な卸格差に因ってこの業界を去りました。

営業を続けているフルサービス地場店も、疲弊し、高齢化しています。





ザクロジュース

2019年10月07日 | 日記(その他)



収穫したザクロはもしかしたら中に蟻さんとか虫が入っているかも知れないので一旦水に漬けます。





お水の中で(お水を換えて)実を取り出します。
こうすると果汁が飛び散らずに済みます。
(実際は実が完全にお水の中にはいるくらいの水量です)


浮いた薄皮などを取り除きながら数回洗います。



すり鉢ですり潰したり、さらしで絞ったり、
方法は色々ありますが今回はこれで。






このままでも飲めるのでしょうが口当たりを良くするために越します。

コーヒーフィルターを使ってみました。



落ちてきません(^^;

仕方がないので上の方を抓まんで巾着のようにして絞りました。




出来上がりです。



ザクロのジュース作りは手間暇が掛かります(汗)


下の写真はアメリカザクロ。
弾く前に採ったから、まだ早かったみたいです。

酸っぱいだけ~~~~(><


水素へのエネルギー転換と“最後の砦”は両立するのか

2019年10月07日 | ガソリンスタンド4

10月5日燃料油脂新聞より

気候変動問題解決のために 水素・カーボンリサイクル・LNG国際会議


https://www.meti.go.jp/press/2019/09/20190927003/20190927003.html

経産省 水素・燃料電池の充填技術 開発促進へ戦略策定




東北は今
東日本大震災で甚大な被害を受けた三陸沿岸部でも店舗の売却話が持ち上がる。
店舗を再建したのはいいが、石油製品の販売が当初見込み数量の半分にも満たないばかりか数百リットルしか売れない日もある。
地元業者は「毎月赤字を垂れ流す厳しい経営状況」と口を揃える。





広域仙台圏 増税後の価格出揃う
高値155円、中値148円





鹿児島 出水市市場 市況維持の努力で環境変化  安値と15円以上の格差
ガソリン店頭価格155円、安値とは最大20円に迫ろうという格差に至った。







週2日営業で黒字経営 近隣直営店活用し対応 地域住民へ安定供給
SS施設の老朽化と赤字運営で数年前、閉鎖が検討された栗っこライフサービス畑岡SS4.
地域住民は「SSの存続」を強く求めるなか、運営者は「累積赤字を止めたい」と閉鎖を検討した。
その狭間で鈴木芳紀常務取締役が双方の意見を真摯に受け取め出した提案が「週2日の営業」だった。
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行政や地域コミュニティ-などがSSの存続を支援するケースがあるが、柔軟な発想で自ら黒字経営と地域住民への安定供給を両立するSS運営スタイルとして注目を浴びそうだ。


エネ庁 SS過疎地対策ハンドブック
https://www.enecho.meti.go.jp/category/resources_and_fuel/distribution/sskasochi/

なぜ地方で公設ガソリンスタンドが「急増」しているのか?
https://www.sbbit.jp/article/cont1/34541

あば村GS復活プロジェクト
http://abamura.com/gs

川上村唯一、「命の綱」存続へ 井上さん、寄贈し村営に /奈良
https://mainichi.jp/articles/20170323/ddl/k29/040/563000c
 
 
都内にも「過疎地」が... 日本からガソリンスタンドが減り続ける理由
https://www.j-cast.com/2019/08/12364788.html?p=all
 

そのガソリンスタンドが無くなった理由は、
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/dcc8a10016f2128322b830857b62de74






自家発電機放置に警鐘 災害時使えない懸念高まる










台風15号千葉@懸命に地域を支えたSS

2019年10月04日 | ガソリンスタンド4

10月4日ぜんせきより

消費増税 被り回避へ冷静な対応 148円→151円
ポイント還元 減販懸念





設備損壊、大規模停電、断水・・・懸命に地域を支えたSS
停電が続いている県南地域へ。日没を迎えて一切の明かりがなくなる中、出雲(君津市)のセールスルームが周囲を明るく照らしていた。
石井正樹社長に話を聞くと「自家発電機があったから、停電後も比較的すぐに営業を再開できた」と語る。
さらに「2人いた従業員が辞めちゃって、いまは自分一人しかいないんだ」と続けた。
その最中にも地域住民が困った様子で「水を汲ませていただけませんか」と訪ねてくる。
SSの営業時間はとっくに過ぎていたが、石井社長はためらうことなく笑顔で「構いませんよ」と返し、水場を案内していた。



・・・。



山口 公取委が販売責任者呼び出し 全農エネに厳重注意
廉売行為の影響でライフラインを守るべきSSが淘汰されている。
下関地区は県内の他地域より多くのSSが廃業している。



当市のJASSもセルフに改装直後は市内で一番の安値だったようです。

雇用したアルバイトの子が「JAが一番安いから2件のガソリンスタンドを通り越して給油に行っている」と言っていましたから。

あの頃は系列と業転の仕切格差が大きかったですからね。





https://www.agrinews.co.jp/p48458.html




勝てば官軍です。