燃料油脂新聞より
11/13 週間コスト80銭上昇
11/14 JXTG・出光昭和シェル 全油種1円 週仕切り2週ぶり上昇
「何でガソリン買うのにそんなこと書かされなアカンねん!?」
今朝、常連さんが携行缶へのガソリン購入に来られたので販売記録簿への記入を求めたところ、このように言われました。
仲良しのおじちゃんなので「こんなことせなアカンよーになりました!」と返答。
京アニ事件後のこうした動きを話して、「トラブルになるからって、全国的に携行缶への販売をやめていく店が増えてるねんて」と言うと、
「そらトラブルになるやろ!」と言うので、「だから売るのやめるんやんか!」
「売って貰われへんかったら機械動かへん」
「うちらは消防庁からの指導を聞かないと営業できん(※)」
で手打ちです(笑)
昨日はこれまた仲良しの常連さんから「俺の個人情報は高っかいで~~~w」と言われたので、目を剥いて「ほんまに~~~!」
こんなふうに言い合える常連さんはまだ良いのです。
顧客の中には物凄く気を遣わなくてはならない方もおられます。
或いは、この方は理解してくださるだろうと思っている方から思わぬ反発をくらったりすると、とても凹んで「もうイヤヤ(T^T)」となるのでございます。
ということで(どういうこと?)、ネットで拾ってきました。
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ガソリンの携行缶給油が大変になりそう!
2019年07月27日(土)
https://ameblo.jp/swontcr95/entry-12497988755.html
今回は農機具に使うガソリンに関わるお話です。
我が家にも農機具はいくつかあります。
●エンジン耕運機。
これはもう随分使っていないので、動くかどうかも不明です。
●草払い機
●芝刈り機
この芝刈り機は、10年以上前から使っているホンダ製。
今回調べて分かった事だが、なんとフランス製だった。
フランスの汎用製品生産拠点であるHonda Europe Power Equipment S.Aより輸入した物。
エンジンはホンダ製だから、どこで生産していたとしても安心ですけどね!(笑)
●エンジン式ブロアー
枯れ葉の掃除に威力を発揮してくれています。
こうした機械には電気式も多くなりました。
我が家にも、電気バリカンや、高圧洗浄機など、電気用具があります。
電気は便利なのだが、家から離れた場所だと、延長コードの届く所に限界がある。
また、電気バリカンなどでは、良く間違って自分のコードをカットしてしまう。
我が家の電気バリカンのコードも、何か所も繋ぎ直した所が有ります
離れた場所や、力が強いのはエンジンの機械。
このメリットが多いガソリンエンジンの農機具を動かすには、当然ガソリンが必要。
我が家では、携行缶にガソリンを保有し、作業時に携行缶から補給。
最近、その大切なガソリンを購入するのに、結構苦労しています。
最近のガソリンスタンドはセルフが多い。
そのほとんどで、携行缶への給油は禁止の所が多いのです。
自分で携行缶へ給油しようとすると、店の方が飛んで来て「携行缶への給油は駄目です!」と注意。
先日も、トラックに積んでいる道路整備用機械に直接給油している人がいたら、それも「ダメ!」と言われていた。
しかし、世の中には車以外にガソリンを使う機械は結構あるもの。
まして、先の道路整備などの機械は殆どガソリンで動く。
その道具用ガソリンの販売をして貰えないという事は大変な事。
では、作業用機械等のガソリンは売って貰えないのか?
調べてみると、
たまたま目にした国沢光弘さんのブログにこんな事が書いてありました。
「携行缶への給油。全て合法です。基本的に拒否しちゃイケナイことになっている」
興味ある方はこちらを自動車評論家 国沢光宏
何軒も回ってやっと入れてくれるスタンドを見つけた時は、本当に嬉しかった。
(セルフと言えども携行缶へは係の方が給油となります)
「先日の「京都アニメーション」スタジオで18日に発生した爆発火災の影響で、携行缶への給油が厳しくなりそう!」
「ガソリン販売時に身元確認を=業界団体に要請-総務省消防庁」
そうすると、そんな手間暇掛かるなら、携行缶への給油はお断り!となるスタンドがさらに多くなりそう。
今回、事件を起きたお陰で、ますます生活もし難くなりそうだ!
でも、確かにガソリンはとても危険です
私も、再度「ガソリンは危険物」と言う事を再認識し、保管と使用を注意したいと思います。
消防法適合の携行缶への給油も断るケースも
2019年8月26日
https://www.automesseweb.jp/2019/08/26/203561
投稿者: 『Auto Messe Web編集部』 TEXT: 山本晋也
クルマに積載できるガソリンは22リッターまで
その影響なのか、この事件以降ガソリンの販売現場では様々な自主規制が始まっているという話が各地から聞こえてきます。これまでも携行缶(ガソリン専用の金属製容器)にガソリンを給油するのはセルフスタンドでは原則禁止でした。さらに携行缶の容量は最大22リッター、自動車で運搬する際も同じく22リッター以下(実質的に一缶)という決まりもあります。
また、個人が保管できる(火災予防条例の規制を受けない施設で)ガソリンは40リッター未満という消防法の規制もあります。しかし、京アニ事件では、そうした規制をかいくぐるように、40リッターギリギリを購入して、台車に載せてハンドキャリーするという方法が取られたのです。
セルフスタンドでは携行缶に給油できない
このルールの穴をつくような行動から、突発的な行為ではなく、念入りに計画されたと感じられますが、それはともかく、この放火事件をきっかけに携行缶へ給油販売が難しい状況になっています。販売時に身分証明書による確認なども始まっているといいますし、中には消防法に合致した携行缶への給油も断るスタンドが出てきたというのです。
発電機・農耕機・モータースポーツはどうなる?
これにより、様々な職業の人が影響を受けています。農機具や発電機に入れるガソリンの入手に手間がかかるようになってしまったといいます。たとえば個人ユースのレベルであればホンダ「エネポ」のようなカセットボンベを使う発電機もあるので、ガソリンが買いづらくなってもカバーできるかもしれません。ところが、カセットボンベで代替できるのは、ほんの一握りのユーザーなのも事実でしょう。
さらに問題となっているのはモータースポーツです。大きなサーキットであればパドックやピットエリアにガソリンスタンドがあってナンバー付きではない競技車両に給油することも可能ですが、バイクやカートといったナンバーのついていないモータースポーツを楽しむミニサーキットではそうした設備はありません。おのずと携行缶によってガソリンを運ぶ必要がありますが、携行缶に販売してくれないとなったら困ってしまいます。
現時点では、それぞれの販売ネットワークや、個々の販売店による自主規制という段階で、それも混乱に拍車をかけています。これだけの事件があったことから、致し方ないことだとはいえますが、明確なルールができて、どこでも同じように購入できる平和な時代になってほしいものです。
携行缶への給油 ~ガソリンスタンド選択~
2019年09月08日
https://minkara.carview.co.jp/userid/2364047/blog/43234588/
さて以前に,携行缶へのガソリン給油について書いた(こっち参照)。ただでさえ不便を託っていたところへ,アホが京都で火を放ち,さらに面倒なことに。
消防庁の通達だ。
容器へのガソリン販売は,身元や目的を確認し,それを保存するよう促したのである。
この通達は「努力義務で強制力はない」が,免許証のコピーと使用目的の一筆を要求するガソリンスタンドが出てきた。
消防庁のアホさ加減については,改めて書きたいと考えているが,今回はガソリンスタンドに言いたい。
販売拒否や面倒な手続きは止めて欲しい!
消防法では,次のように定められている。
①ポリタンクなど,消防法で認められていない容器にガソリンを入れるのはペケ。
②ガソリン用の携行缶であっても,客が容器に給油するのはペケ。
フル・サービスでは,店員が給油するから問題なし。
じゃぁセルフは?
店員に頼めばなんら問題は無いのだ。
ところが・・・だ。現場のガソリンスタンドは混乱している。小生が利用している出光の対応は,まちまち。
【出光リテール販売㈱中部カンパニーセルフ野田山SS】
容器への販売はお断り。
店員へ頼んでも断られる。(法律で禁止だと掲示しれてるが,そんな法の定めは無ぇ。)
セルフにして店員数を減らしたのに,給油の手間をとられるのを嫌ったのだろう。コストを考えれば当然と言えば当然。営業方針は店の自由だ。(法の責任にするんじゃねぇ。お前の営業方針だわ。胸張って営業せぇ 笑)
でも,ガソリンスタンドはインフラの一つだと思う。だから高い税金を払い,行政が供給の安定に腐心しているのだ。それを販売拒否とは如何なものか(だから法の責任にする弱腰な態度になる? それとも勉強不足? なんでもいいけど「いやなら他の店へ行け」と胸張って言え 笑)
例えば,電気や水道は契約拒否が認められていない。公共交通機関であるタクシーも,近距離で利益が低いからといって乗車拒否は認められていない。
ガソリンスタンドも,手間を嫌わず携行缶への給油を引き受けて欲しいものである。まぁ,営業方針が気に入らなければその店へ行かなきゃいい。それが商取引だ。
小生は車への給油であっても,今後このスタンドは利用しない。
容器への給油は,免許証のコピーと使用目的を一筆。
行政指導に従順ね(笑)。
でもなぁ,つい最近までは手間を嫌って客自身に携行缶へ給油させてたぞ。あきらかな法令違反じゃん(こっちは都合がよかったけど 笑)
それをやってて,突然に掌を返したように営業方針の変更か。(胸張って営業せぇ 笑)
ポリシーの無い店は遺憾である。だからもう行かん(笑)!
【出光リテール販売㈱中部カンパニー 泉本町SS】
店員がお入れします。お声をかけてください。
小生はこのスタンドを応援する。ここを利用して,売上に貢献しよう。
ガソリンが買えない 深刻化する携行缶への販売拒否
https://minkara.carview.co.jp/userid/910923/blog/43258654/
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今日は試しに朝の9時に、携行缶を持って給油に向かいました。
午後になると販売終了していたのは知っていましたが、
試しに店員さんに、「今日は何時に販売終了しました?」と聞いてみたら、
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激寒の中、朝6時から並ぶのかな?
しかも先着10人までだから、もっと早く並ばなきゃいけないのかな???
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出光昭和シェル石油さーーーーーん!!
他社買い、許してて良いんですか~~~?!
全ての元売さんもですよ!
P.S
全国的にはセルフ比率はまだ30%台なのに、
携行缶持って「フルヘ」とはならないのね(^^;
11月12日燃料油脂新聞より
身分証保管義務化に懸念 「現場の負担軽減を」 “人手不足”状況下さらなる“重荷”
広島県内 「窓拭きなし」フルSS
地域客は人手不足を理解してくれている。
が、県外ナンバーの給油客は不満の声を上げ、さらに価格が高ければ「儲け過ぎ」と言われることもある。
しかし
地域への燃料供給を続けるためには「これしかない」。
地場店は、サービスも愛想も悪くなってでも、店を続けて行かなきゃいけない。
※
そうした状況下で、携行缶へのガソリン販売規制強化による負担感は大きいです。
販売記録簿への記入や免許証の提示は既に消費者の皆さんも納得(諦め?)ておられるので、その点の抵抗感はそれほどないのですが、
(うちのコピー機だけかも知れないけど)
コピーを取るのに(スイッチを入れてから動き出すまで)結構時間が掛かるし、
タダじゃない。
タダじゃない。
無料ではないのです。
市況が悪ければリッターマージン5円なんてこともあるのです。
3リッター5リッターの携行缶への販売で?
それがまた“車はセルフでセルフでは買えない携行缶だけの消費者”のために?
>県外では容器給油を一時的に取りやめたSSも出始めている
理解できますよ~!
見て☆♪ めっちゃカワイイ☆♪
こんな写真(正面からのメダカ)撮れるのは私くらいちゃう?♪
と一人で悦に入っていると、
「ほんまやな。お前にしか撮れん写真や。暇人でないと撮れん写真や」とこうちゃんが笑った写真をどーぞ☆♪
11月8日ぜんせきより
「論説」SS網維持で行政が関与を
全石連を代表して参画する佐藤義信副会長は、SS業界の約7割を占める中小零細業者のSSが厳しい経営環境で収益の悪化が著しいほか、後継者がおらず事業継承も進んでいないうえ、最近の度重なる災害によって、廃業・撤退の瀬戸際まで追い込まれていることを強調。
石油製品の安定供給確保していくため、SSネットワークの維持に向けた行政の積極的な関与の必要性を訴えた。
一方でエネ庁が中心となって総務省などを通じて地方自治体にSSの維持確保の重要性の重要性を説くが、自治体制の認識は依然低いと言わざるを得ない。
※
その立場にならないと分からない。
11月9日燃料油脂新聞より
山形県 価格差ガソリン20円
同一マーク店の高低価格差は決済方法に関係なくレギュラーガソリンで最大22円に達している。
神奈川県厚木市 レギュラー126円問題視 不当廉売で調査申請検討
※
現在3者店の当店の仕入れ値は税込みで約133円。ですから126円は“仕切り割れ”です。
***
規制緩和直後から元売統合で業転玉が絞られるまでの数年前まで(約20年間)、当商圏もというより多くの商圏も厚木市と同じような状況でした。
地場店は大体同じ状況です。
セルフとフルの棲み分けが完了し「これ以上の安売りは無駄」というセルフの判断か、
はたまた元売統合により業転玉が絞られたことによるものなのか、
何はともあれ(一旦?)当市の価格競争は終焉を迎えました。
現在の当市市況は、
セルフの上看板は148円で下看板は143~145円。
フルは148円~149円で、下看板143~145円の店が1店舗(県外業者)あります。
当店は148円で、リッターマージン(粗利)は14~15円と、規制緩和以前の水準に戻りましたが、長年の過当競争による顧客流出で販売数量は激減させています。
当市況でのリッターマージンですが、
セルフでも2者店ならフルの当店(3者店)より多いのではないでしょうか。
(それでも小口配達はしないし、携行缶への小分け販売も行わない)
もし当店が、近隣他店より13円高く売っても粗利は5円しかなかったあの頃のように、現在も13円高く(161円)で売れば、今なら27~28円の粗利を得ることができます。
13円高くても利用して下さる顧客に恵まれているのですから、10円高値で販売することは容易い事です。
逆に、5円の粗利でも営業を続けてこれた当店ですから、セルフより10円安く売ることも不可能ではありません。
あの頃は「これ以上にも、これ以下にも出来ない。」値付けでしたが、今は「余裕です。」
全国的にはそうなった商圏、販売店は多い。
なのに厚木市や他の激戦地は何故未だに過当競争が続いているのでしょうか?
人口密度等から棲み分けがまだ終わっておらず、安値集客がまだ有効な商圏(とみる企業が存在している)だからではないでしょうか。
そして
それを可能にする卸格差があるからでしょう。
自治体の認識が低いなか(多くの消費者の認識も低い)
Xデーを模索している販売店は多いと思います。
10代後半と思しき男性客(原付バイク)との会話
※()内はmasumiさんの心の声デス
「いらっしゃいませ、こんにちは」
「千円札が無くてもいいですか?」
「?..いいですよ」...
(たまに「1万円札しかないけど良いですか?」と訊く人がいるけど?)
「えっと、どういう意味? 千円札は無いけど1万円札ならあるってこと?」
「いやそうじゃなくって・・・ワンコインでも良いですか?」
「いいですよ」...
(いや待てよ。お金が足りない、なんてなったら困るから一応訊いておこう)
「ん?..と、ワンコインって、500円以内にしてほしいとか?」
「あ、はい。100円分とかできます?」
「100円はあかんわ」
(ワンコインって100円かい^^;)
「じゃあ110円分」
「110円もあかん。最低1リッターは入らないと・・今リッター140円台やから」
「じゃあ150円で」
「OK^^150円ね」
とまぁ、こういうやり取りをして無事給油終了。
こう言う場合、殆どの方は「今手持ちのお金があまり無くて、〇〇円分とかって出来ますか?」という言い方をされます。
でもまぁ、
若い子とのこういうやり取りも、たまには面白いですね。
、ヽ`アセ(;~▼~;)アセ、ヽ`
でもこの子はmasumiさんの接客でラッキーでした。
もしもこうちゃんだったら・・・( ̄_ ̄ i)タラー
この話を聞かせたときも
「何がおもろいねん! 1リッターなんて入れるだけ損じゃ!」
ですからね。
(>▽<;; アセアセ
現行法が守られてから言ってほしい。に追記したのが昨日。
そして昨日、尼崎市役所で灯油をまいて放火しようとした男が逮捕されたというニュースを知りました。
そして今日燃料油脂新聞を開くと・・・
もしかして見えない世界で繋がっている?
***
11月8日燃料油脂新聞より
ガソリン詰め替え販売、購入者確認義務化へ(ごく一部で管理行わず)
>セルフSSは思った以上に容器への詰め替えを行っていない
>監視員以外に従業員がいても、一切やっていないセルフもあった
>さらに灯油はどうなのか
※
↓ 尼崎市役所で今月6日にあった事件です ↓
職員脅迫「火の海にするぞ」尼崎市役所放火未遂逮捕の男、昨年に大型ハンマーで市役所の床を叩く
今回の逮捕では、男は6日午後3時ごろ、同市役所南館1階の玄関付近で灯油のような液体をまき、手にしていた新聞紙に火を付けて放火しようとした疑いが持たれている。床の液体に火が付いたが市職員が消し止め、けが人はなかった。
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20191106018
岐阜県定点調査10月末ガソリン フル145~154円
11/6 週間コスト上げ基調一服
11/7 JXTG/出光昭和シェル 全油種「据え置き」
コスモ石油9月末系列SS数 6月末比9ヵ所減 2769ヵ所
コンビニオーナーの苦しい実態が経産省の調査で明らかに
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1911/06/news078.html
※
文中の“コンビニ”を“ガソリンスタンド”に入れ替えても良いくらい似たような感じですね。
仕入れ値に格差は無いけれど、フランチャイズ契約に縛られて自由のないコンビニと
契約で縛られているのは品確法だけで、自由はあるけれど仕入れ値に格差があるガソリンスタンド。
経営実態調査@販売業者の「声」 =ガソリンスタンドオーナー
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/9e9cd43e3d06052a1d005cec28fab9e0
11月5日6日燃料油脂新聞より
「牛丼はどこでも同じ値段」
価格差指摘する消費者@困惑するSSマネジャー
※
卸格差に言及しない理由は?
安価なタイヤ作業料疑問視
※
>人件費を賄えない工賃で集客しタイヤ販売につなげようとする手法
これはもしかしたらそういう理由だけではないのかも?
スタッフが主にアルバイト(時給)のセルフなら、スタッフをボーッと立たせておくよりも良いでしょうから。
灯油難民が顕現化しつつありますが、軽油の配達も「昔のようなわけにはいかない」ということを知って下さい。
***
20年近く前のことです。
「あれ?そういえば〇〇会社さんの車、最近給油に来られていないね」
20台ほどの営業車が1台も給油に来られなくなりました。ひと言もナシに。
(※他店の店頭価格看板と10円以上もの価格差があった当時の顧客離れは、それはそれは凄まじいものでした)
それから半年くらい経った頃でしょうか。
「カードがまだ出来てないから、会社からココに行けって言われたんやけど」と1台の営業車が来店。
どういうことだろうか?と訝しみながらも、まだ口座が残っていたので“掛け”で給油しました。
後から考えてみると、新しく取引を始めたガソリンスタンドのカード(恐らくその店のオリジナルカードではなく元売のカード)が届いていないので、という意味だったのでしょう。その1台を最後に取引は完全にありませんでしたから。
その後また取引(給油)先を変えていたようですが、最初のお店はセルフに改装。
次のお店(広域大手2者店)は運営者が替わってから配達は止めたようです。
その企業様からの軽油の配達依頼が、本日ありました。
新規で配達をお受けすることもありますが、
当店が配達業務を受けさせていただくのは、高値にもかかわらず、これまで変わらずに取引を継続して下さった既存客へのサービスです。
利幅圧縮のなかでの顧客流出で、年に何百万も自己資産を注ぎ込まなくてはならない店を続けたのは、
10円以上もの高値にもかかわらず、窓ふきなどのサービスも行き届かなくなってもなお、
「こっちは何もしなくていいから、(給油も)あとでいいから、向こうの人を先にしてあげて」
そんなふうにして当店を利用してくださる顧客の存在があったからです。
「客を選ぶ」と言えば格好いいけれど、実際はそうじゃあない。
大手による採算度外視の価格競争の煽りを受けて、
従業員を失い、配達用ローリーも減車し、全ての方の要求、ご希望に応えることができなくなっただけ。
昨日、昨年より18日早い木枯らし1号が吹いたというニュース。
灯油のシーズン到来です。
早速です。
(灯油の配達は既に始まっているというか、当店には一年中需要があるので真夏でも灯油配達はしているのですが、)
当店の顧客ではない方からの、“灯油配達の問い合わせ”
毎年数件のお問い合わせがあり、その殆どをお断りしています。
今朝掛かってきた電話は、
昔取引のあった企業に、昔勤めていたという男性からのものでした。
転職して大阪に勤めに出ていたが退職したとのこと。
これまでは孫が買いに行ってくれていたがそれが適わなくなり、昔燃料を入れに行ったことがあるという理由で、当店に電話をしてこられたそうです。
お住まいはニュータウンとのことで、これまでと同様に事情を話してお断りしたのですが、
食い下がられるので
「主人が配達から戻ってきたら1回相談してお返事します(※)」と一旦電話を切りました。
(※)当市はPBSSはJASSだけなのに業転を基にしたかのような市況でしたから、灯油の配達でさえ(他店の配達価格よりリッター10円高でも)一桁マージンしかなかった数年前はこちらも泣きながらお断りしていましたが、今は市況が良くなってマージンも回復しているので、少しmasumiさんに欲が出たのです。
しかしこうちゃんの答えは、
「近かったら行かんでもないけど・・・。ニュータウンやったら〇〇石油さんとこが近いから行ってくれるんちゃうかな」
お聞きしていた番号に電話をかけ、謝りながらお断りして、〇〇石油さんの電話番号をお教えすると、
「そこには(給油に)行ったことがないから・・」とおっしゃるので、「では巡回業者さんの電話番号をお教えしましょうか?」と言うと、「巡回業者も昔は来ていたけど、何年か前からこの辺りには来なくなった」とのこと。
「給油に行ったことがなくても大丈夫なので、一度〇〇石油さんに電話してみてください。元売のホームページには100リットルからと書いてあるけど、ポリ容器あと1つ増やして5つにしたら多分行ってくれはると思うので・・・」と電話を切りました。
謝りながら。
ニュータウンとその周辺には大型セルフが何店舗もある。
スタッフの数もフルより多い。
だけど、小口配達には行かないし、携行缶へのガソリン販売もしない。
燃料油マージンだってフルと変わらないと思う。
販売数量はフルの倍ほどあると思う。
だけど、小口配達には行かないし、携行缶へのガソリン販売もしない。
灯油に関する記事一覧
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/1dce6316cc3931fe1e1f1f213d941d2f
***コンビニのレジにて***
機械がしゃべっている。
お酒の年齢確認、画面にタッチ。
Tポイントを貯めたい場合、自分でTカードを機械に挿入。
以前は店員さんが「Tカードお持ちですか?」と聞いてくれた。
そのうち機械が「Tカードをお持ちの方は出してください」と言うようになったけど、ポイントを付ける操作をするのは店員さんの役目だった。
今は、機械の声に従って自分で操作する。
***数年前にオープンしたスーパーにて***
初めて買い物に行ったときレジで「〇〇円です」と言われてお金を渡そうとしたら受け取って貰えなかった。
お金を差し出している私の手元をチラッと見て、「そちらで」とひと言。
意味が分からず私がキョトンとしていてもレジの人は知らん顔。
戸惑いながら「どこですか?」と訊くと、そっけなく「そちらの機械へ入れてください」とひと言。
レジカウンターの端に、背を向けて精算機が置いてあった。
投入口が並ぶ形で設置してあればすぐに気が付いたと思うのだけど、向こう側では分からない。
レジの人はこちらの様子で初めてだと分かるはず。
「そちらで」ではなく、せめて「セルフレジなのでそちらの機械で清算してください」と言ってほしかった。
そういえばレジの人の口から“アリガトウ”の言葉も無かった。
11月2日燃料油脂新聞より
「若者に選ばれる業界を」
いまの若者に選ばれる職場環境を作っていかないと、いつまでも人手不足は解消しない。
とくにフルの店は可能な限りセルフに移行して、給油操作や、簡単な営業と接客ができれば良い状態にするべき。
(特約店幹部の方の提案です)
地場フルが生き残るためにはセルフ化がベストな選択
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(思い出し笑い)
そういえば、夏にビールを切らして、こうちゃんがどうした風の吹き回しかコンビニに買いに行ってくれたことがある。
行ってくれたのは良いけど、「俺はもう2度とコンビニには行かん!」とたいそう立腹して帰ってきた。
以下、こうちゃんの言です。
ビールだけやったら悪いと思って菓子パンとお菓子も何個かレジに持って行ったんや。
そしたら途中でレジの学生バイトが小さい声で何か言ったんやけど聞こえんかったから「え?」って訊き返したら、また聞こえるか聞こえんかの小さい声で「タッチしてください」と言うんや。
意味が分からんやろ?
「何をや?」と聞き返したら顎をちょっと上に上げよったんや。
意味が分からんやろ?
頭に来たから「何をや!ハッキリ言わな分からんやろ!」と怒ってやったんや。
なのにな、黙っとんねん。
そしたら後ろに並んでた人が指さして教えてくれたんや。
年齢確認?
んなもん、俺72才やで?見たら分かるやろ!!っちゅーハナシや。
もう2度と行かへん!
それを聞きながら、同意しつつも「怖い爺さんに怒鳴られてレジの子可哀想~」とお腹を抱えて笑ったmasumiさんなのですが、
どう思います?
因みにこうちゃんがコンビニでビールを買うのはこの時が初めてで、銀行ATMやタブレットなど使ったことがありません。
10月30日ぜんせきより
SS過疎地の不安緩和 浜松市春野地区 はるの石油オープン
SS過疎化問題が深刻化している浜松市春野地区に29日、はるの石油(金原充佳社長・PB)がオープンした。
大々的な告知は行っていないにもかかわらず、グランドオープンを前に次々と給油客が訪れた。
「本当に助かるよ」という地域住民の声に象徴されるように、SS消滅が危惧されていた同地区の生活を支える新たな“最後の砦”に光が灯された。
同地区では地場SSのマルハナ(花島基社長・出光昭和シェル系)が2022年を目途に廃業の意向を示したことを受け、静岡県石商や浜松市が18年にコンソーシアムを組み「天竜SS過疎対策検討会」を設置。
タンクローリー直結型計量機を用いた実証実験では21日間で延べ460台の利用があり、
地元住民からは「SSがないと生活に支障が出る」「地域にSSは絶対に必要だ」など、SSの存続を渇望する声が上がっていた。
同SSの若きオーナー、金原(きんぱら)社長は35歳。
もともと同地区でSSと無関係の別会社に勤めていた。偶然にも危険物取扱者乙種四類の資格を持っていたことに加え、近隣SSオーナーから「なんとか春野町でSSを運営してくれないか」という声を受け、新規SSの運営を決断。
数年前まで営業していたSSの跡地を改装し、2年間の準備期間を経て待望のオープンに至った。
プレオープンで給油に訪れた地元住民や法人客も「やはり近場にSSがあると助かる。いずれ遠方まで給油に行くようになるのかと危惧していたので嬉しい」「もし配達が不可になると業務に大きな支障が出るので、とても心強い」などと安堵の表情を浮かべる。
29日のグランドオープンを終えて「多くの方々の力添えもあり、いまのところ大きなトラブルもなく、スムーズに運営できている。
現状は自分を含め社員2人体制だが、厳冬期など配達の需要期はアルバイトを雇うなどして万全の体制を執る方針。
(SSを)運営するからには、使命感を持って地域住民の方々の生活を支える覚悟だ」と意気込む。
また客層について「ガソリンのみならずハイオクの給油客も多く、案外若い人もたくさん給油に来たので驚いている」としたうえで、
「まだ多くのお客さんがSSが開業したことを知らなかった。まずは1人でも多くの地元住民にこのSSの存在を知って貰うことが課題だ」と強調する。
同SSオープンを受け、行政担当者も「新聞などのマスメディアによる告知を含め、地元の人々が積極的に地場SSを利用するような環境づくりが不可欠」と訴えていた。
11月1日燃料油脂新聞より
中部6県 SS過疎地 3町村増加 早急な対策を期待
「はるの石油」の未来に期待
>はるの石油を創業したのは、過疎化が進む地元の生活を、SSを通じて手助けしようと考えたからという。
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生業でもあるけれど、これまでのガソリンスタンド(運営者)も同じです。
(元売統合で、今は市況が良くなって燃料油マージンも回復していますが)
「私の使命は理解している。だが赤字では苦しい」(by九州の販売店主)
販売数量を寡占している大手セルフが不採算で非効率だとして切り捨てたポリ容器1つ2つの小口配達を、不採算を承知で担い続けたのは既存の、地場の中小零細店です。
そうした地場販売店の多くは、そうした事情を知ってもらうこともないままに、誰からの助けもないままに、この業界から姿を消しました。
はるの石油さんを応援するとともに、そうした販売店のことにも思いを馳せて頂ければ幸いです。