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"Life is either a daring adventure or nothing at all"

すこしづつ

2006年12月30日 12時32分40秒 | 二分脊椎
自己導尿四日目。

昨日金曜のミサに行くまでは、外出が不安で、精神的にも大変で部屋にこもっていた。しかも夜中に何回も起きなきゃいけないので、日中は睡魔におそわれてて
でも昨日と今日は、明け方に起きれなくて寝坊したので、比較的元気体(腎臓)にはよくないんだろうな。でも体力が少し戻って出かけられた。

教会ではひやひやもんだったけど、なんとかクリア
今日は勇気が出たら、をつれて、車椅子トイレのある映画館に夕方『シャーロットの贈り物』に行って、ご飯食べて帰る計画

明日は日曜ミサに行ってみるつもり
もついてきたら普段と同じだから、どうなるかやってみる。

いままで普通にできていた生活が一変して、たかだか外出が怖くなってしまったり、自信がなくなって不安になったり、生活そのものがリハビリで、今までの生活がいかに貴重で、普通に物事ができるって、ホントは普通じゃないんだよなと思った

ケースワーカーの人や、ナース、周りの人は、大成功だと言ってくれる。
は不安になったり自信がないことを見て、成功とは思えず、早くもとの生活に戻らないととあせる。

手術になってもこれは一生続くから、手術までに生活をいったん元に戻さないとますます生活が変わるから、自分の体がますます自分のコントロールがきかなくなっている現実と、早く仲良くしなくちゃ

一安心

2006年12月27日 20時31分41秒 | Weblog
今日、導尿指導があった。
ネットでいろいろ調べたら、用意しなきゃいけない物品はたくさんあるし、消毒のあと触れたらいけないとか、なには駄目、これは駄目でどうなることやら・・・と不安のカタマリ。

昨日は眠れないし、一時間おきとか言われてたので、夜眠れない、体こわす・・・とかなりブルー『一、二ヶ月くらいでなれるよ』と言われても、その間一時間おきに起きてたら眠れない

昨日、またいろいろで話し合って、今日行って見たら、結構すんなりできた。
心配していた日常生活でどう取り入れるかは、そんなに消毒滅菌と神経質にならなくてもいいといわれて一安心夜間は三時間おきでいい

昨日の時点では慣れるまでお風呂場で、といわれていたので、当分外出は無理かなと思っていたけれど、病院のトイレでもできたので一安心

メールに代母さんから入っていたので、病院ででしばらく話して
電車でおうちに行って、
顔見たとたん緊張がほぐれた
そこのトイレでもできて、二人で
『よかった』と喜んだ。

でも自宅のトイレがうまくいかない・・・狭いのかなんなのか
結局自宅と近所の同じマンションだけが問題のよう
いざとなったら自宅は部屋に鍵があるけど、しばらくは近所でのレッスンも保留だなぁ。


早く慣れなきゃ

クリスマス

2006年12月25日 20時01分57秒 | カトリック
カトリックになってはじめてのクリスマス
今年は24日が日曜日で、普通のミサもあったけど、二回も行くのは疲れるので夜のミサだけ

先週の検査の結果、とりあえずワーホリも保留で、かなり高い確率で手術になり、服薬を始め(これがまた気分が悪い)、この水曜には導尿指導があって、新年には膀胱造影と精神的にめまぐるしい日々を送っていたので、『あぁクリスマス

さんちに昼過ぎに行って、検査結果の報告をして、私にとってのこの一大事をどう乗り越えるか話しあって、張り詰めていた緊張の糸が切れて一人で立ち向かわなくて良くなって
でも複雑な気持ちがあって、一気に爆発
落ち着いてから早めの夕飯を一緒にとってを迎えにいちど家に寄ってもらって教会へ。

薬が頭痛やめまいや視覚の副作用があるのでいつもにくらべてミサより副作用に気をとられたけど、でも素敵なクリスマスだった

は夜に教会に行ったことがなかったので『え今、夜なん外暗いの?』

今日25日も朝十時からクリスマスミサ。

はカトリックの幼稚園に行っているが、カトリックなのはだけ。は・・・引っ付いてきている)の日曜学校の友達が朝九時すぎから洗礼式だったので、二人で早めに教会へ。
は今年初めてサンタというものにお願いすればプレゼントをもらえると知り、念願かなってサンタから塗り絵と折り紙をもらい、素晴らしいクリスマスだったよう

何をしたわけじゃないけど、私も久しぶりにいい時間を過ごした。
久しぶりに、これからどうなってしまうのか不安で頭がいっぱい、という苦しみを忘れられた時間だった
さすがクリスマス平安のプレゼント




クリスマス会

2006年12月20日 18時17分55秒 | こども
レッスンの締め、クリスマス会

今年は人数が少ないのでゲームをしたけれど、座ってビンゴ、ストローでてんぷら敷き紙に描いた絵を、吸ったりはいたりして次の人に渡すリレー、赤い画用紙の丸をバセリンを塗った鼻にパスしていくゲーム、指の間に何本もの細いチョコをはさんでパスとかやってみたけれど、真剣にしなくてはいけなかったらしく、盛り上がりはしなかった

持ち寄りでお菓子と飲み物を食べて、ケーキを食べて、サンタさんからの手紙を渡して、Awardを渡して終了

一番長い子は新生児のねんねの頃から、上の子について来てくれていたので、しみじみ大きくなったなぁと思った。

出発が延びた3月ぎりぎりまでレッスンして欲しいといってくれた子も何人かいて、もし手術になればワーホリはあきらめるので、入院期間以外は(旅行以外は)日本にいることになるので、まだまだ子供たちと英語はできそう

3歳のが、のレッスンの真似をご両親として、役になって『さんごっこ』といって遊んでいるらしい

こんな状況になったけれど、光は、希望はいっぱいで、たとえ手術になっても『これでよかったんだ』って心から思える日がきっと来るって思えた。

まだまだ泣いて泣いてこの状況を受け入れるまではつらくて大変だけど、その過程も必要なんだ、勉強なんだと思う

は病気を抱えていくのが仕事。
『病のときは恵みのとき』
(晴佐久昌英神父さまの『病気になったら』という詩の結びです)

延びた

2006年12月15日 21時50分59秒 | 二分脊椎
膀胱内圧測定に行ってきた。
行くまでもこれからのことを考えて、やっぱり昨晩はつらくなって大変だった。

今朝は教会に行って、ミサにでてから電車で病院へ。
今回は一人。不安で心細くって、ずーっと電話とメール

検査は痛くて、でも膀胱にガスが入れられているはずなのにわからなくて散々だった。
先週のレントゲンと今回の検査で、もう導尿は避けられなくなっていて、本当は今日からでも導尿指導を受けて・・・という感じだったのだけど。気持ちがついていかず、また検査でくたびれてしまい、月末に。
今日から服薬が始まって、1月にまた別のレントゲン。そして導尿のパターンを見て、膀胱の状態をみて、三ヵ月後、もし膀胱の状態が良ければ4月に行ける。

でもそれでも悪ければ、膀胱を拡大する手術を受けなくてはいけないので、ビザの有効期限の5月に間に合わない。結局ワーホリは延期、もしくはまったくいけなくなってしまった。

それより、膀胱が固くなってしまって変形、思いのほか状態が悪かったこと、すでに尿管も変形していたこと、もう少しで腎臓が悪くなって透析・・・というところだったかもしれないとのこと。
不幸中の幸いは、今、手を打つことができる時に見つかったこと。
検査を受けること、診察を受けること、すごく悩んだけど、自分で精一杯できることをやったのだから、自分を責めてはいけないといってくれたひとがいた。

病院では覚悟していたことだったので気丈に振舞えた
でも病院を出て、電話をしたとたん、道端で号泣
でも最寄り駅についた頃には落ち着いた

気分転換に髪を切って帰宅

帰宅して、感情をいれずに母に報告。
思いのほか落ち込んでしまって『小さいときに病院連れて行かないなんて、先生にとんでもない親だとおもわれてるわ』『せっかくのオーストラリアだったけど。。。
んー・・・ 複雑。

でも、もういまさらそんなことを言ってもしかたがない。
受け入れるしかない

家族関係は課題山積みだけど、今はそんなことを言ってられない。

今はできることをやるだけ。
死にたいとか思わなくなって、鬱もなおって、生きたいと思えるようになったんだから、こういう結果になってしまったけど、やるしかないんだ




Last lesson

2006年12月14日 18時50分03秒 | こども
が2歳前から始めたの英語のレッスン

今日、最後のレッスンだった
来週、全グループと前に来てくれていた子供たちと保護者、友人で近所のマンションの集会室でクリスマス会とPrize Givingをして、いったん終了する。

一番長く来てくれていた子や、始まったときまだあかちゃんだった子、長い間定員があくまで待っていてくれた子、いろいろいたなぁ

出発ぎりぎりまで希望してくれた子は教え、また帰ってき需要があれば、シドニーで得た知識を使って、再びレッスンしたいと思う

いままでみんなありがとう
クッキング、遠足、パーティ、お誕生日、ハロウィン・・・楽しかったよ

みかんの皮

2006年12月11日 08時17分24秒 | Weblog
の幼稚園の友達のママから聞いた話

今は冬でみかんの季節。
みかんの皮を捨てずに、ジップロック(閉じられる保存用の袋)に入れて冷凍庫で置いておく。

お魚をグリルで焼いた後、油がたまって掃除が大変だけど、このみかんの皮を油のたまりそうな四隅などに置いておくと、びっくりするくらいきれいに掃除ができるんだって

みかんの皮も、冷凍庫に入れておいたら、みかんの季節じゃなくってもお魚を焼いた後に便利

また検査

2006年12月08日 18時15分10秒 | 二分脊椎
ついに検査の日になった。

悩んで悩んで、恐怖と不安の日々を送って、泣いて。
いろいろ調べて、心の整理をつけたり、つかない部分を受け入れて。

検査に行って調べてもらうことが正しいことをしてるのか不安になったり、恐怖で身がすくんだり、二分脊椎を受け入れることができなかったり、眠れなかったり、ものすごい週だった。

結局一人で行くのは心細くて怖くて、付き添ってもらった

今日会った先生は、前回の先生(男)と違い、話しやすかった。
でも泌尿器科のことなので、答えづらいこともたくさんあった。特に、ケースワーカーの人も同席していたので。

今日は検査の日程を組み、先生との顔合わせの予定だったけど、支えてくれる人がいるうちに、こわいついでもあって、急遽検査に。

エコーと尿検査は異常なし。
血液検査もした。
そして点滴をして造影検査をした。
レントゲンと仰向けに恐怖感があるので、ずっとそばに付き添ってもらって、なんとかできた。

16年前の過去の亡霊が出てきて本当に怖かったけど、今回は一人じゃない。クリアできた。

膀胱はエコーで壁が普通より厚く、そのためもしかしたら圧が高いかもしれないので、来週、膀胱内圧測定をすることになった。
でも導尿はしなくて済みそう。

『~の検査をしたら~がわかるんだけど、どうしますか』みたいにドクターが聞き、私はどうしたらわからなかったり、あきらめそうになったけど、が『みてもらいましょうね』と説得してくれて、一人なら逃げるのかな~と、少し思った。

でも、今日の経験で、自分の体は今のところ健康で無事、そして予防もできそう。過去の恐怖を手放して、これから自分の健康管理をやっていく。
そして死の恐怖とともに生きていかなくてもいいということは、本当に重荷を下ろせた感じがした。



洗礼式

2006年12月03日 21時38分22秒 | カトリック
朝、八時半、いつもの御ミサの前に、カトリックの洗礼を受けた
一月から信仰の勉強をして、ミサに通い、教会の活動にも混ぜてもらって、今日、洗礼と堅信

ほっとした

今週は検査のこと、病院のこと、体のこと、いろいろあって、やっていけるのかなとか、今までのことを振り返って最後まで悩んだ。

洗礼を受けることを悩んだのじゃなくて、受ける資格があるのかな、と。

教会で知り合って、ずっと支えてくださった方に代母さん(いわゆるGodmother、信仰上の母って言うのかな)になってもらって、今朝になった。前日もで話していよいよ。

教会には母とで行ったのだけど、ばたばたでギリギリ
御聖堂にはたくさん集まってくださって、中学入学当時、校長だったシスターや、中高の恩師、高校のクラスメート、代母を通して知り合ったインドの方、そして教会の方々がいっぱい

私は最前列の席で、ギリギリで入って、とりあえず緊張もしたので一通りの儀式が終わって振り返ったとき、びっくり仰天した
教会にきてまだ10ヶ月と少し。こんなに思ってくれる人がいる

勉強会の方と神父様、シスターや恩師と集合写真を撮った
そのあと、もうたくさんたくさんお祝いをいただいて、もう、は舞い上がってしまって、手にもてないほどのプレゼントと、お花、そして祝福の言葉に包まれて、すごく幸せだった

神父様は『人間は弱い存在です』『これからも転びます』『でもがんばろうっていうのが大事』

そうだな、自分が弱いって痛感して、でもたくさんの人に支えられて、前を向いてやっていこうって思えて。

五月にはものすごく荒れて、大変で、周りに迷惑をかけた。
恩師にはそのときから特に心配をかけた。
その日から、はODすることも、手首を切ることもなくなり、精神科の通院と服薬から解放され、カウンセリングも週一回から月一回になった。
そんな経緯もあって、また学生時代からの苦しみも知っていて、先生はさんとお話をして、泣いてくれて、さんも泣いてくれた

今日は新しい出発の日


あなぼこ

2006年12月02日 10時56分03秒 | こども
が、幼稚園のお友達二人と遊んでいた昨日。

 『ここに‘あなぼこ’があるやろ?』

 『‘あなぼこ’』
 『‘あなぼこ’?かまぼこ?』 (おやじか・・・)
 『うん』 (え・・・
 『かまぼこって食べるものやで』
 『そうやで』
 『うん』 (話まとまってるし・・・
アイロンビーズをつまんで
 『このあなぼこの・・・』
 『あ~』 (ほっ・・・


そして夕食時

 『、‘あなぼこ’ってわかる?』
 『うん
 『アンティー()に教えて』

、おもちゃのある部屋に・・・
アイロンビーズの容器のふたを取り、何かさがし始める
 『これ』 (にはほかのビーズと区別がつかない)
 『これが‘あなぼこ’なん?』
 『だってな、これアイロンでやったとき(使用済みらしい)折り紙でやったから‘あなぼこ’やねん


mmm・・・こどもの理屈って面白い