すごい、ニッポンの主婦!
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持ち寄り(って決まってるわけじゃないけど、なんとなく持ち寄る)ランチ。5人で。
もちろん食べ切れなくて、ホストの友達の家の夕飯やおやつになったり、パンはそれぞれの子どものおやつになったり。
実は本当に久しぶりの集まり。
私の痛み騒ぎで長時間座れなかったり、ソファが必要になったり、手術になったりで本当に久しぶり。
私がそれぞれの三人に会ってまともに喋ったのが、入院中。
それも、その中の一人にどうやらレズビアンの見分け方について私は喋ったらしい・・・
そんなことより、このお宅は、4年位前に建てた新しいおうち。
川崎の友達の家のように、車椅子を家に入れるのを躊躇した。
そしてキッチンに入って方向転換や扉を開くことが車椅子からはできないために、また立ったまま料理は痛いために、ランチに何も作っていけないことに気が引けた。
でも「大丈夫」っていうことで、別の友達の運転でLet' s go!
車椅子をばらばらにするのも組み立てるのも、私がしようとしたら「覚えないといけないから」とやってくれた。感謝!
友達の家に着く直前「あ!」と叫んだ私。
「雑巾忘れた!」
みんなに笑われてしまった・・・「雑巾くらいどこの家にもあるよ!」
そして友達が丁寧に拭いてくれてたら、そのおうちの友達が
「うちは犬がいるからそんな丁寧に拭かんでいいで~」
ありがとう!
結局私は、妹がくれた箱入りのクッキーと、自然食品のお店で買った食前酢。
だけ!
お手伝いも全くできない!
誰も気にしてないと思いつつ、声に出してみる。
「あーはいはい。笑」「私がしんどかったら無理に動けって言わないのとおんなじでしょ」
挙句に座っているうちに痛くなって目が回る・・・
声に出してみる。「寝とき」
そしてソファへ・・・
友達がなんだか爆笑。何がおかしいんかな~と思ったとき、一人が
「えー、実況中継しますと、黒豆茶の豆をひっくりかえしました」
おお!嬉しい!私もわかるぞ!
そして再びテーブルへ。
私、コーヒーをひっくり返す。「ごめん~」
「大丈夫大丈夫」
友達のうちのひとりのお誕生日をお祝いするケーキのコーヒーだったのに、なんだかバタバタになってしまった。
実は、私が痛みに振り回される前は、大人同士でも、子供連れでも頻繁に会っていたし、琵琶湖にも行っていた。でも私の脊椎係留騒動で、そんなに集まることはなくなってしまった。
もちろん個々にはあっていたけれど5人でって言うのはなかったんだろうなと思う。
私が元気になったら飲もう、とか、せっかくなんやからみんなで会おうよとか言って、私が元気になるのを待っていてくれた。
昔集まっていた頃からは私は不自由が増えて、車椅子を家に持ちこむのは気が引けてたけど、このランチが成功して自信がついた。
明日は病院だったけど、行けなくなったので友達に届けもの。
また少しずつ本来に近い生活になれそうな気がする。