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"Life is either a daring adventure or nothing at all"

一夜たって

2006年11月29日 18時21分24秒 | 二分脊椎
昨日の一件から一夜たった

今日は教会で用事が一日ある日。
こんな状態で、手伝いにもならないとわかっていたけれど、気がまぎれるし泣いてもいい場所があるから、悩んだ結果、タクシーで出発家で引きこもっていても悪いことばかり考えるだろうし、出て行かないと、どこにも行きたくなくなるかもしれないと思ったし。

家を出て、タクシーを待つ間にカウンセラーに電話
『仕方がないじゃない。でも行く前にわかって、検査できてよかったじゃない』『検査や導尿をすることになっても、神様が与えた試練だと思っていままでもっとつらいことを乗り越えられたんだから、できるよ』病院のケースワーカーの人もメールを下さって
『これからの検査は、一番いい方法を見つけるためなので理解してください。』頭ではわかっていても、気持ちがついていかなくて、でも受け入れるしかなくて、タクシーの中で涙が止まらなかった教会には、まるで脱水機にかけられたような状態で到着

教会では雑誌の編集に行ったのだけど、やっぱり気持ちがうろうろしてた。いつも以上に何も建設的なことはできなかったけど、でも、編集をしている人々が仕事をしたりを見て、お話してるうちに一日がたった。家で泣けない分泣くこともできたし、まだまだ納得するまでにはいかないけれど、ずいぶん落ち着いて帰宅した。

明日はカウンセリングで話して、できるだけのサポートはもらって、一番良いようにしたい。




選択

2006年11月28日 21時33分03秒 | 二分脊椎
16年ぶりの二分脊椎外来、泌尿器科。
13歳のときに泌尿器科で不適切な対応を受けて以来、行けなくなってから初めての受診。
NZでは、女医さんがすべて見てくれていたので問題はなかった。
この外来は、高校時代の友人が紹介してくれた脳外科の先生が、同じ病院で二分脊椎外来があり、不適切な対応からのトラウマへの配慮をしていただいて実現した。

NZで別に問題がないと言われてきたため、定期的な尿検査と血液検査だけでやってきた。去年まで、ずっとほかの科で服薬していたため、それらの検査をしていたのだけど、今、服薬ゼロになり、それらの検査をもうしなくなったため、泌尿器科の受診を決めた。

今日は腎臓のエコーと尿検査、問診。検査は異常はなかった。
ただ、二分脊椎は腎臓が悪くなる前に膀胱が悪くなるらしく、感染を起こしたり逆流すると死んでしまうことがあるので、定期的な検査と、たいていの人はカテーテルを使って残尿がないようにしているらしい(導尿)。私はNZで必要ないと言われていたため、やっていない。今回エコーをしたけれど膀胱まではわからないから、検査をして数値が導尿が必要かどうか調べて、必要ならばその方法に切り替えないと、死ぬこともあるよ、と宣告された。

ただ私が二ヵ月後に行ってしまうため、一年くらいは今の方法でも死なないだろうから、帰国してから必要ならば導尿に切り替えたらどうか、といわれた。
つまり検査までは(造影や内圧測定など)して行って、帰国してから方法を覚える。
でも私は、いずれしなければならないものを延期しているだけに思えた。

でも二ヶ月でその環境の変化に精神的に耐えられるのか、自信もないまま返事ができなかった。

とりあえず8日に検査の日程を組むので、それまでに答えを出さなくてはいけない。

人間なんて勝手だなぁと思った。
ずっとずっと生きることなんて考えてなかったのに、いざ、腎臓を守らないと死んでしまうという死の危険性を提示されると、真剣に考えるもんだな、と思った。

今は相当混乱しているけれど、納得して結論をださなくては。
答えはわかってる。でも納得するには時間がかかりそう。


準備着々&検査

2006年11月27日 14時10分36秒 | 二分脊椎
新しいパスポート番号をオーストラリア政府に通知し、今日、無事に新しいパスポートに、ワーホリビザを変更できたことの通知がきた
海外経験から、念には念を、とおもって(あんまり接客というかサービスというか、うまくいかないのが海外)しつこいほどメールを送って、確認魔と化した
いままでのメールのやり取りはプリントアウトしたし、これで空港で止められても大丈夫

昨日は保険を見つけたし、シドニーの友人宅から一番近い教会も見つけた洗礼式は次の日曜の御ミサの前、初聖体は御ミサの中
シュタイナー学校も近所にあるようだし、あとは健康管理

明日は二分脊椎外来で、泌尿器科と脳外科の診察年末には検査
今日は皮膚科・形成外科でじょくそうのチェックと、吹き出物の石鹸を購入
ドクターに(女医)『行く前に風邪薬や鎮痛剤や下痢止めを渡すから』と言って頂けた
ただ、いろいろな検査はできないから(皮膚科でできなかったり、個人のクリニックだから)がん検診などは済ませていきなさい、と

検査・病院・白衣・機械&男のお医者さんがだめ


でも明日の脳外科は女医だけど、泌尿器科は男性だしなと思って一階の薬局に処方箋を出しに行って、車椅子用トイレにあがったら、目の前にレディースクリニックがあったので、ふらふらと入ってそのまま検査してもらったので、いっぺんに済んだ(とっさに入った割りになかなかいい雰囲気の、いい先生(男)とスタッフだった)
「市民ではないので実費がかかるから、市内でがん検診をしてもらえば」といわれたけれど、どうせタクシー代もかかるんだから、それならふらふらはいってしまったついでに、まな板の上のなんとかで、皮膚科のあるこのビルでやってもらうことに

明日の二分脊椎外来が無事済んで、来月末の検査が無事済めば、いよいよだなー。

かぼちゃスープ

2006年11月24日 23時21分17秒 | こども
レッスンで『かぼちゃスープ』の英語版を読んだ
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4900656321/sr=8-2/qid=1164377126/ref=sr_1_2/250-3422338-9570669?ie=UTF8&s=books

アヒルと猫とりすが森の中で仲良くすんでいる話。家の前はかぼちゃ畑。
音楽が好きで、それぞれバンジョー、バグパイプ、歌の担当。
かぼちゃスープを作るときは、猫はかぼちゃを切り、リスはおなべを混ぜ、アヒルは味付け係。
ところがある朝、早起きしたアヒルが「(リスの)木のスプーンでかき混ぜる」と宣言してから大喧嘩家出してしまう

出て行ったアヒルを探すリスと猫。でもみつからない。想像は悪いほうへ悪いほうへ・・・
その中に、『アヒルはきっと、ぼくたちよりもいい友達(Better friends)を作ってしまったんだ』という箇所があったので

『もしけんかしたあとに、なかのいいお友達が、もしかしたらほかのお友達となかよくなっちゃってるかな、とか、私たちよりももっといい友達になってるかもって思っちゃったら、どんな気持ち?』と聞いてみた。(次のThey felt so sadにつづいて、涙を流す場面につなげて。。。と計画)

『そのあたらしいお友達もいっしょに仲良しになったらいいねんな』『みんなで仲良くしたらもっとたのしいもんな』『みんなでかぼちゃスープ作ったらいいねん』
いや~~~
すばらしい

でもはなしの続きの猫とリスが涙を流してなみだがスープに入って、しょっぱくなる(Salty)につながらないよ

メモ

2006年11月23日 16時10分45秒 | Weblog
財布の中から見つけたメモ

・ルームパレット(どうも照明のよう)
・バンブレスト(ゲームのよう)

はゲームはしない。DSをもっている人と、頭の体操なんぞしてるといらいらするタイプ。
クリスマスにはまだ間があるし、でもは5歳で部屋もなく、ハイテクなゲームもしないし、大きな子供の知り合いはいないし・・・

しかも。その下にある
むき甘栗 60g

なんのことだかさっぱりわからないけれど、確かにの筆跡
酔っ払って書いた字、とも思えない

あ~~~

お中元 お歳暮

2006年11月20日 13時32分46秒 | Weblog
の両親は、が子供のころ、共働きで、今も父は現役

でも、お中元・お歳暮には縁がなかった。子供だったから覚えてないのかなと思ってたずねても『うちはそういうことはしない』

お中元、お歳暮が会社関係だけとは限らないのだろうけど、うちではその年に二回、父と母の実家に、洗濯のパウダーと油(サラダ油)を半年分ずつ、送っていた

祖父母が年を取ってきたら、油と洗濯のパウダーは買いに行くのが重いから、というのが理由だそうで、お中元やお歳暮の時期はそれらが「こぎれいに」配達されるし一石二鳥だったよう

おかげでは、つい最近まで(数年前)お中元とお歳暮というのは、実家と、パートナーの実家の両親に、洗濯パウダーと油を送る行事だと勘違いしていた

は独身だけれども、もし万が一、嫁いでいたら、まちがいなく、実家と相手の実家に、洗濯パウダーと油を送っていたでしょう・・・

氷山

2006年11月16日 22時04分10秒 | NZ
大学時代をすごしたニュージーランドの南島のクライストチャーチより南の街、ダニーデンで、南極からはがれおちた(というのか、割れた)大きな氷山が(流氷じゃなく、氷山がながれてきた)、岸から見れるほど接近して、今あちらでニュースになっている

平和な国だ
NZネタって日本にくるのはトドが街に上陸したとか、動物園からラッシュになにか大きな動物(ぞうだったかライオンだったか)が逃げ出して、渋滞になったとか自然系が多いなぁ

氷山が岸から見えるのは70年ぶりくらいらしい。(衝突しませんように

写真のとおり、小さく写っているのがヘリコプター。
ヘリコプターは観光客を乗せて飛んでいる、丘の上には望遠鏡をもった観光客が。きれいだけれど地球温暖化なんだろうなぁ。ニュージーランドはオゾン層はほとんどないもの

英語ですが氷山の記事 http://tvnz.co.nz/view/page/488120/894087





ついに

2006年11月14日 20時31分01秒 | 海外
やっとやっとパスポート(ICチップ入り)を取得
真ん中に硬いICチップのページがあるから、どうも前のパスポートより丈夫な感じ

オーストラリアの入国管理にもメールでパスポート番号の変更をお知らせ無事に入国できますように

10年前、20の時の写真を見た人が『あなたあまりかわらないのね
前回はNZの日本領事館で取得したし、まだ髪の毛をオレンジやら青やら赤やらに染める前、いたって普通の髪型で、いまに一番近いし、ずーっとすっぴんだからかな
(さすがにライオンのタテガミみたいな髪のとき、アフリカの女性みたいに長い髪を細いみつあみにして毛先をライターで燃やしたときは、母の機嫌が悪かった

はすごーく目が悪いので、化粧をするにもめがねをはずすと自分の顔が見えないので、しないおまけに不器用だし
結婚式などは妹か母にしてもらう・・・
コンタクトにすればいいのだろうけど、泣くとコンタクトを失いそうで、今回もめがねにした




みたまんま

2006年11月06日 20時55分37秒 | こども
母と、連休ディズニーリゾートに行き、そのビデオを見た

うんうんたのしそうだ・・・と夜のパレードの場面になったとき、は絶好調で叫びまくり

「プーさ~ん
「ミッキーさ~んミニーさぁ~ん

そしてそして
白雪姫登場
、白雪姫はPrincessの一部で名前は知らない。

「プリンセス~」そして・・・
「おじいさーん

小人のことです

そしてしばらくすると
「アヒルさーーーーん

ドナルド・ダックとデイジー、見たまんまでごめんなさい

してはいけない質問

2006年11月05日 22時57分33秒 | 二分脊椎
映画を見た。難病の人の話。
いままでそういう話をみても、泣けなかった。
今回、初めて大泣きした主人公が難病になって、本人も泣いてたから泣いてもいいんだ、と思った。(俳優だけど)

泣かずに笑って耐えて受け入れる話、前向きに前向きにっていう話。すごくプレッシャーだった
気にしてない振りしてても、やっぱり気になるし、いやな経験はやっぱりいやだった。私には前向きになんてできなくて。

今年は泣きの年。涙腺がぶっ壊れたんじゃないかと思うほど、泣く。

物事がうまくいかずあんまり幸せじゃなかったころは、それをこの体のせいにすれば辻褄があった。たとえばいじめとか。そしてあきらめてた

でも今は、状況が日々良くなっていて、はっきりわかったことがあった。幸せになれる。でもだからこそ、この不自由さが日々色濃くなる。

悲しませるから、もっとつらい人もいるからしてはいけない(と思っていた)質問。しても仕方がないと思っていた疑問。
「この体が歯がゆい」「普通に生まれてみたかった」「なんでわたしなの」

でも「ODしたりするより、この赤裸々な正直な気持ちをだしたらいい」泣いて泣いて泣いた。

そうしたらまたげらげら笑う私に戻ってた

またときどき爆発するかもしれない。
答えがないってわかってる。
でも何か意味があるんだ。
今はその意味はわからない。
でも泣くことで次の瞬間笑えるし、やっぱり生きててよかった!って思える。

いじめによる自殺が最近多い。
親にも誰にも相談できない気持ちはわかる。プライドもあるし、心配かけたくないとおもったり、悲しませるとおもうだろうから。

泣かずにしんじゃうより、泣いて爆発しても、間違ってても、生きてるほうがいい。

正しい生き方なんてないのかも。
私はまだまだ「障害を乗り越えて」なんとか、には程遠いでもそれまで泣きまくっても、生きなくちゃ、意味はわからないまま。
日々の小さな幸せも、死んじゃったら味わえないから、やっぱり幸せ、いきててよかったなって思う

だから死なないで!生きててね!泣いても良いから!
って思う

私なんて30で泣いてんだよ