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"Life is either a daring adventure or nothing at all"

歩く。

2012年03月22日 22時35分11秒 | 二分脊椎
私は数年前に、短下肢装具をつけて、杖をついて歩くように言われました。本当は、長下肢装具と、丸い輪っかのついた杖をついてあるいたほうが、足が破綻しないって。

私は褥瘡もあるんだけど、だから座らないで歩くほうがいいんだけど、でも、例えば梅田にそのフル装備で行くと、目的地に着いたらヘロヘロで倒れちゃう。
荷物も重いし、歩くの遅いし。

今日、病院でどうしてだかその話になった。

私は車椅子の自分が大好き。
歩きよりずっと早いし、荷物も運べる。
第一、車椅子の自分の方がずっとかっこいい。
私は少しなら歩けるんだけど、歩かない、車椅子の生活にするって決めた。

だけど、数年前に、短下肢装具を作ったとき、ドクターは、『歩けなくなりますよ、歩けた方が良いでしょう?』という路線だった。

なんで?
歩きたくてリハビリ頑張ってる人や、子供に言うのはわかるけど、なんで歩く事がいいことなんだろう?

歩く選択、車椅子の選択、両方ありやん。


ニュージーランドの友達は、七歳のときに、歩かないと決めた。それは彼の選択だった。

今は大抵の所は車椅子で行ける。
遠回りもあるけど、全身状態が良くて、本人が大人で満足してたら、車椅子での生活を選択したって良いんじゃないかな。

という話を脳外科でしたら、ドクターに『勉強になります。そうか、歩くっていうのは、選択なんですね』と言われた。
かくっ。

そう。選択。
だから私は整形外科にかからないの。
かかると何か見つかって、オペになるから。

当座、私は車椅子の自分が大好き。