お稽古に行こうと、シャワーを浴びて、褥瘡の治療中、
そろそろ会社に行く妹が洗面で
「揺れてる!」
その瞬間、ベランダにいた母が部屋に飛び込み、
妹の立っていた横の棚が開いて、中身が全部廊下に。
電気が消え、私はやっぱりパニックになり、緊急着陸態勢に入り(半ケツですが)
「怖い~!助けて!」
妹、その棚を間一髪で開く前に飛び越し、
「大丈夫、みんな一緒」と手を繋いでくれたので、ちょっと落ち着いて
私「ハダカやねん。逃げられへん。パンツどこかわからん」
何とかパンツとソックス、スパッツと羽織るものを着て、
お稽古バッグと
ノイズキャンセリングと常備薬とパッドだけ持って、
15階から地上を目指す。
妹が車椅子を抱えて降ろしてくれた。
移動支援をお断りするにも電話が通じず、予定より20分後に来てくださり申し訳なかった。
道も混んでいた模様。
エレベーターに乗った瞬間に地震にあった女子高生、2時間頑張りました。
電機は付いていて、すぐにご家族の方が停止した階まで下りて、ガラス越しに会話。
宿題とかしてたみたいでえらいなと思ったけど、トイレが限界で消防出動。
私も一度ローソンでお手洗い借りる。。。
近所のマクドは空いておらず、最寄駅へ。
定食食べて、新しいビルの医療階の前のベンチで30分ほど爆睡。
メイゴと母は公立中学の体育館に行って休ませてもらったようだ。
帰宅したら、もう、笑える位ぐちゃぐちゃ。
全ての棚は開き、物があふれ、食器はほぼ割れて、
足の踏み場もない。
幸い水も電気もガスも出たので、割れたガラスを中心に片づけ。
私の寝室は割れ物がなかったので、とりあえずくたびれ果てて、ベッドだけクリアにして昼寝。
イモウトの彼氏が持ってきてくれたご飯を頂き、
余震が怖かったので睡眠薬と安定剤を飲んで寝ました。
おかげで夜中の余震は知りません。
命はあり、けがもなく、ライフラインはあり、
神に感謝。
犠牲になられた方の永遠の安息をお祈りいたします。