【2016総括シリーズ その九】
本年の総括も、残りふたつ。
社会一般と、映画。
映画は12月、3日間に分けて論じるとして、第9弾のきょうは「社会一般」でいこう。
暗い話が多い。
それはじつは、「そういうものを選んでいる」だけかもしれないが、それにしたって多いと思う。
自分は生ごみのキチガイだが、漢字のほうの、洒落にならないほうの気狂いが起こした事件に触れて、あぁ自分でも本気で怒ることがあるんだなぁ、、、と気づかされた。
彼ら彼女らは自分よりもトラビスにちかい人間なのかもしれないが、トラビスの言動にシンパシーを感じるものは、じつは同じようなことは起こさない。
いろんな思いをトラビスに託したからこそ、こうやって日常生活を送れているんじゃないのかな・・・。
刃なんてね、そんな簡単に、ひとに向けられるものじゃないんだよ―と、柄にもなくマトモなこともいいたくなるよ、ほんとうに。
(1)小金井市女子大生ストーカー刺傷事件
当時20歳の女子大生シンガーを、気狂いがメッタ刺しにした。
SNS上のやりとりで「脈がある」と思ってしまったのか、高級時計を送りつけ、結婚まで妄想し、冷たくされたことに逆上して犯行に及んだ。
分相応ということばを知らんのか、と思った。
大体、冷たくされたからプレゼント返せといっちゃう男はモテないよ。
唯一の救いは、彼女が一命を取り留めたことだろう。
(2)朝霞市女子中学生監禁事件
2年間も行方不明だった娘からの電話。
かーちゃんは、奇跡が起こったと思ったろうね。
「外出可だったのに、なぜ逃げ出さなかった?」みたいなコメントも多かったが、いやいや、その環境にないものがアレヤコレヤいっても説得力なんかないだろう。
(3)相模原市障害者施設殺傷事件
平成の大殺戮。
正直、どう語ったらいいか分からない・・・。
司法は、どう判断するのだろう。
というか、これ裁判員裁判でやるんでしょう?
裁判員になったひとも、しんどいよな。
(4)リオ五輪、日本勢の活躍
10選のなかで、唯一明るいニュースといえるか。
大逆転のカタルシスといったら、ない。
(5)AV強要問題
特殊な業界だからこそ、その制作過程は可能なかぎり健全であるべきで。
出たいひとが出る、そうじゃなくちゃいけない。
だから、人気もあった香西咲(トップ画像)まで強要されてデビューしたことを知り、かなりショックを受けた。
(6)マイナンバー制度の導入
じつは未だ、ピンときていないのだが。。。
(7)熊本地震
こういった災害にまで、ネットの良いところと悪いところが出た。
ありがたく、そうして、厄介な時代だと思う。
それにしても、地震って何度経験しても慣れない。
揺れが収まるまで、なにも出来ないんだよね。
それじゃあいけないときもあるのだろうけれども。
(8)読売ジャイアンツ選手の野球賭博問題
この騒動がなかったら、ひょっとしたらプロ野球版のtotoが出来ていたかもしれなかった。
そういう意味で、とっても残念だった。
(9)小池都知事の誕生
このひとに投票しなかった自分であるが、問題山積みだもんね、そこそこ頑張っているんじゃないかな。
ほんとうの評価は、2年後3年後だもんね。
(10)『ポケモン GO』の日本配信開始
まったく興味がなかったし、だからアプリも入れていないのだが、公園に大集合の図を見て笑ってしまった。
ただこれを批判出来ないのは、たとえば、映画の『ブレードランナー』(82)や『ゼイリブ』(88)は、同じような遊びが出来るはずなんだ、だからそういうゲームがリリースされたら、迷わずやってしまうだろうから。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『『沈黙』全力応援コラム、その壱』
本年の総括も、残りふたつ。
社会一般と、映画。
映画は12月、3日間に分けて論じるとして、第9弾のきょうは「社会一般」でいこう。
暗い話が多い。
それはじつは、「そういうものを選んでいる」だけかもしれないが、それにしたって多いと思う。
自分は生ごみのキチガイだが、漢字のほうの、洒落にならないほうの気狂いが起こした事件に触れて、あぁ自分でも本気で怒ることがあるんだなぁ、、、と気づかされた。
彼ら彼女らは自分よりもトラビスにちかい人間なのかもしれないが、トラビスの言動にシンパシーを感じるものは、じつは同じようなことは起こさない。
いろんな思いをトラビスに託したからこそ、こうやって日常生活を送れているんじゃないのかな・・・。
刃なんてね、そんな簡単に、ひとに向けられるものじゃないんだよ―と、柄にもなくマトモなこともいいたくなるよ、ほんとうに。
(1)小金井市女子大生ストーカー刺傷事件
当時20歳の女子大生シンガーを、気狂いがメッタ刺しにした。
SNS上のやりとりで「脈がある」と思ってしまったのか、高級時計を送りつけ、結婚まで妄想し、冷たくされたことに逆上して犯行に及んだ。
分相応ということばを知らんのか、と思った。
大体、冷たくされたからプレゼント返せといっちゃう男はモテないよ。
唯一の救いは、彼女が一命を取り留めたことだろう。
(2)朝霞市女子中学生監禁事件
2年間も行方不明だった娘からの電話。
かーちゃんは、奇跡が起こったと思ったろうね。
「外出可だったのに、なぜ逃げ出さなかった?」みたいなコメントも多かったが、いやいや、その環境にないものがアレヤコレヤいっても説得力なんかないだろう。
(3)相模原市障害者施設殺傷事件
平成の大殺戮。
正直、どう語ったらいいか分からない・・・。
司法は、どう判断するのだろう。
というか、これ裁判員裁判でやるんでしょう?
裁判員になったひとも、しんどいよな。
(4)リオ五輪、日本勢の活躍
10選のなかで、唯一明るいニュースといえるか。
大逆転のカタルシスといったら、ない。
(5)AV強要問題
特殊な業界だからこそ、その制作過程は可能なかぎり健全であるべきで。
出たいひとが出る、そうじゃなくちゃいけない。
だから、人気もあった香西咲(トップ画像)まで強要されてデビューしたことを知り、かなりショックを受けた。
(6)マイナンバー制度の導入
じつは未だ、ピンときていないのだが。。。
(7)熊本地震
こういった災害にまで、ネットの良いところと悪いところが出た。
ありがたく、そうして、厄介な時代だと思う。
それにしても、地震って何度経験しても慣れない。
揺れが収まるまで、なにも出来ないんだよね。
それじゃあいけないときもあるのだろうけれども。
(8)読売ジャイアンツ選手の野球賭博問題
この騒動がなかったら、ひょっとしたらプロ野球版のtotoが出来ていたかもしれなかった。
そういう意味で、とっても残念だった。
(9)小池都知事の誕生
このひとに投票しなかった自分であるが、問題山積みだもんね、そこそこ頑張っているんじゃないかな。
ほんとうの評価は、2年後3年後だもんね。
(10)『ポケモン GO』の日本配信開始
まったく興味がなかったし、だからアプリも入れていないのだが、公園に大集合の図を見て笑ってしまった。
ただこれを批判出来ないのは、たとえば、映画の『ブレードランナー』(82)や『ゼイリブ』(88)は、同じような遊びが出来るはずなんだ、だからそういうゲームがリリースされたら、迷わずやってしまうだろうから。
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明日のコラムは・・・
『『沈黙』全力応援コラム、その壱』