のっ「ぽ」→「ぽ」ーらんど(ポーランド)
ポーランドとカナダ出身の映画監督は侮れないよ―これ、専門学校時代の自分の口癖のひとつ。
そのことばにウソはないけど、なんかイヤな青年だな苦笑
シネフィルを鼻にかけているっていうかね。
ポーランドの映画なんて、よほどの映画好きじゃないと観ないんじゃね? などと思われがちだけど、知らず知らずのあいだに観ているひとも多いんじゃないかな。
以下、このひとたちをおさえておけばまちがいない「ポーランド出身の映画監督5選」。
問題があるとすれば、すでに3人が鬼籍に入り、存命であったとしても高齢であること。
そう、若い野心的な映画監督が育っていないようなのね。
アンジェイ・ワイダ、享年90歳
戦う映画監督として信奉者は多い。
なんといっても『灰とダイヤモンド』(58)だと思う、タイトルがすべてを物語る反戦映画の名作。
ほかに、『大理石の男』(77)や『コルチャック先生』(90)など。
クシシュトフ・キェシロフスキ、享年54歳
知性的な映画を映像美で撮るひとで、とくに日本で愛された。
これから・・・っていうときの訃報でショックを受けたなぁ。
代表作は『ふたりのベロニカ』(91)、
そして、『トリコロール』の3部作(93~94)。
イエジー・スコリモフスキ、81歳
「冬眠」時代を設けているので、監督作は多くない。
ただ、カムバックしたあとも鋭敏さは失われず、若いひとは熱狂するのではないかな。
代表作は『早春』(70)、『アンナと過ごした4日間』(2008)、『イレブン・ミニッツ』(2015)。
ロマン・ポランスキー、86歳
殺人事件の遺族になったと思えば、レイプ事件の加害者になったり。
私生活では「いろいろ」問題のあるひとだが、創る映画はハズレなし。
そういう意味では語りがいのある映画監督であり、そのうえで「たいへんに厄介」なひとなのだった。
代表作は『ローズマリーの赤ちゃん』(68)、『チャイナタウン』(74)、
そして、みんな大好き『戦場のピアニスト』(2002)。
アンジェイ・ズラウスキー、享年75歳
よい意味で、狂人。
繰り返すね、よい意味で。
このひとのすごさは、『ポゼッション』(81)を観れば分かる。
あすのしりとりは・・・
ぽーらん「ど」→「ど」きゅめんたりー。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(328)』
ポーランドとカナダ出身の映画監督は侮れないよ―これ、専門学校時代の自分の口癖のひとつ。
そのことばにウソはないけど、なんかイヤな青年だな苦笑
シネフィルを鼻にかけているっていうかね。
ポーランドの映画なんて、よほどの映画好きじゃないと観ないんじゃね? などと思われがちだけど、知らず知らずのあいだに観ているひとも多いんじゃないかな。
以下、このひとたちをおさえておけばまちがいない「ポーランド出身の映画監督5選」。
問題があるとすれば、すでに3人が鬼籍に入り、存命であったとしても高齢であること。
そう、若い野心的な映画監督が育っていないようなのね。
アンジェイ・ワイダ、享年90歳
戦う映画監督として信奉者は多い。
なんといっても『灰とダイヤモンド』(58)だと思う、タイトルがすべてを物語る反戦映画の名作。
ほかに、『大理石の男』(77)や『コルチャック先生』(90)など。
クシシュトフ・キェシロフスキ、享年54歳
知性的な映画を映像美で撮るひとで、とくに日本で愛された。
これから・・・っていうときの訃報でショックを受けたなぁ。
代表作は『ふたりのベロニカ』(91)、
そして、『トリコロール』の3部作(93~94)。
イエジー・スコリモフスキ、81歳
「冬眠」時代を設けているので、監督作は多くない。
ただ、カムバックしたあとも鋭敏さは失われず、若いひとは熱狂するのではないかな。
代表作は『早春』(70)、『アンナと過ごした4日間』(2008)、『イレブン・ミニッツ』(2015)。
ロマン・ポランスキー、86歳
殺人事件の遺族になったと思えば、レイプ事件の加害者になったり。
私生活では「いろいろ」問題のあるひとだが、創る映画はハズレなし。
そういう意味では語りがいのある映画監督であり、そのうえで「たいへんに厄介」なひとなのだった。
代表作は『ローズマリーの赤ちゃん』(68)、『チャイナタウン』(74)、
そして、みんな大好き『戦場のピアニスト』(2002)。
アンジェイ・ズラウスキー、享年75歳
よい意味で、狂人。
繰り返すね、よい意味で。
このひとのすごさは、『ポゼッション』(81)を観れば分かる。
あすのしりとりは・・・
ぽーらん「ど」→「ど」きゅめんたりー。
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(328)』