爽やかなエロ? を目指すという、自分しか楽しんでいないシリーズの第二弾。
少し前の話題になるが、AV業界30周年を記念し、AV女優の人気投票が企画された。
もちろん自分も投票したが、その結果がこれ。
まぁ納得。
意外な子も居るには居るが、まぁそうだろうなという結果である。
最近の子が多いのは、活躍期間が「アスリートよりも短い」特殊性によるものだろう。
つまり「よほどの子?」でないかぎり、忘れ去られてしまうのだ。
自分が投票したのは、1位の「つぼみ」(トップ画像)。
人気があるのは分かっていたが、3位くらいにつけると思っていた。
自分ひとりだけでベストテンを作ると、こうなる。
(1)つぼみ
(2)井上詩織
(3)吉井愛美
(4)川島和津実
(5)瑞穂このみ
(6)朝岡実嶺
(7)麻生舞
(8)大橋未久
(9)やまぐちりこ
(10)堤さやか
AVに詳しいものならば、あぁなるほどね、オメーは典型的なロリコンなんだなと突っ込むことだろう。
この子たちの美しい顔が「ぶっかけ」によって汚されていく瞬間こそ、自分にとっての最高のヌきどころというわけだ。
ところで上のリンク先のメニューに「アダルトメディア年表」というのがあって、これがなかなかによく出来ている。
よく出来ているゆえ、もうちょっと細かくやってほしかったかな、、、とも思う。
んなこと、自分でやれよ?
というわけで。
自分が10年くらい前に書いた「AV史」の一部を載せてみよう。
史実的な誤りや幼い表現が散見され、いろいろと訂正したいが、そのままの状態のほうが面白いので「いじらないで」おく。
「アダルトビデオの歴史は、今から20年以上も遡る。これはもちろん、一般家庭にビデオデッキが普及していく歴史と、ぴったり重なる現象である。
それまでは、ポルノ映画とビニ本が、孤独な男たちのアイテムだった。このあたりの歴史は海外も同様であり、ポルノ映画の隆盛と衰退は、アメリカ映画『ブギーナイツ』に詳しい。
80年代前半、ビデオデッキの普及に目を付けた数人の男たちが、アダルトビデオを製作する会社を設立。宇宙企画やKUKIは、現在でもヒット作を量産する、メジャー系ビデオ会社である。
この時代の潮流は、「美少女」だった。過激さとは無縁というわけではなかったが、色白で清純そうな少女がブルマ姿で登場し、ゆっくり脱いで・・・という展開が多く、雰囲気が重要視されていた。
86年、上品で美しい日本語と脇毛がミスマッチな魅力を放つ黒木香が『SMっぽいの好き』でデビュー。ほら貝を駆使したパフォーマンスは、社会的なトピックであった。クリスタル映像の斬新なセールスの勝利だが、真に評価すべきは、監督の村西とおるであろう。彼は、ボクシング界のドン・キングであり、映画界の奥山和由とも形容出来るほどの才能があった。
80年代後半は、技術革新の時代。
87年、アダルトビデオの世界で最大の壁であった「ぼかし」問題に、真っ向から闘いを挑むシリーズが誕生。アリスJAPANが放つ『フラッシュ・バック』シリーズである。
性器が映された映像には、ぼかしを付けなくてはいけない―このぼかしが青少年にとっても、製作スタッフにとっても、大きな壁だったわけである。『フラッシュ・バック』シリーズは、性器に強烈なライトを当てることによって、無機質なぼかしを取り除いても、法律には触れない事を証明したのである。これは、大きな発見だった。
88年、「ハメ撮り」の開発。
これは、男優自身がカメラを回し、女優と1対1で撮影に望む手法で、カメラと女優の距離感は、実際にその女優と性行為を行っている錯覚を起こすほどの臨場感に溢れ、ユーザーのハートをがっちりと掴んだ。
20数年の歴史の中で、アダルトビデオが真の意味において隆盛期を迎えたのは、80年代後半から90年代前半にかけてである。私の青春時代であり、それ故に、この業界に対する愛憎は、深く、大きい。
美穂由紀、豊丸、後藤えり子、星野ひかる、桜樹ルイ、朝岡美嶺、飯島愛、憂木瞳。まぁ、列挙しても、知らない人は、1人も知らない世界かもしれない。単体女優が完全に認知される時代でもあるのだが、現在とは一線を画するルールがあったように思う。
現在の単体ビデオでは、本番撮影(実際に、男女が性行為(挿入)を行う撮影。挿入しない撮影を、擬似と呼ぶ)は当たり前だし、男優とのキスもあり、クライマックスとなる射精は、女優が、顔で受ける(顔射)のが主となっている。だが、この時代の単体女優は擬似が多く、キスの披露も滅多にないし、顔射を了解する女優など、居なかったはずだ。そういう過激なビデオが見たい男は、企画物のビデオを手に取っていたのではないか。
この劇的変化は、隆盛期を経過したビデオ会社の、生き残りをかけた大きな挑戦だった。その結果、今ではキスや本番は当たり前、引退の花道として、可愛い単体女優が10人もの男優を相手する『人間廃業』(バビロン)という怪作まで誕生するに至る。
そんなわけで、90年代中頃から世紀末にかけては、女優の質が向上し、過激度がアップする、という状況が続いた。
前述した涼木もも香は本当にアイドルのようだったし、あっけらかんと「彼氏のために出演している」と告白した川島和津美に至っては、「お嫁さんにしたい女性ナンバーワン」に選出されても不思議ではないほどに、可憐だった。清純で過激という、論理矛盾が生み出すエロスが強烈だった井上詩織の登場は、私の睡眠時間を、1時間は確実に奪い取った。母親が娘(森下くるみ)のデビューを応援する、といった特異な例もある。
製作サイドの「つわもの」達も、言及せねばならないだろう。
裸と絡みを捉えるだけで成立するように見えるこの世界にも、突出した才能が現れるから面白い。前述した村西とおるの他にも、カンパニー松尾、代々木忠が監督する作品は、「絡み以外は早送りする」と決めている男子でさえ、じっくり鑑賞しようという気にさせる名作が多い。
男優もバラエティに富んでいる。黄金の指を持つ、「吹かせ屋」加藤鷹、この人が出てくると(個人的に)性欲が失せてしまう「なりきり中年」吉田潤、コメディアンにしか見えない「髭の禿げオヤジ」平野勝之、などなど。
アダルトビデオを見ない男子も、数多く存在する。そんな男子諸君にも、これだけは見てほしいという傑作がある。
92年に発表された、『ボディコン労働者階級』(V&Rプランニング)である。
山谷のドヤ街に潜んでいる垢だらけの男たちの前に、1人のアダルトビデオ女優を放り込んだら、どうなるのだろうか―純度100%のノンフィクションとして展開される、バクシーシ山下(監督)+石原ゆり(女優)+ドヤ街の男たち(男優)の三つ巴の闘争を見て、何も感じない男は、もう男を放棄していると断言出来るだろう。バクシーシの演出はクールな視点を保ち続け、並みの劇映画以上の迫真性を獲得している。
これが、(あくまでも極私的な)アダルトビデオの歴史である。
単に「性欲処理におけるネタ提供」として存在していたはずのアダルトビデオは、わずか20年足らずでその存在価値を広げ、無視出来ない人材を輩出し続けている。こんな現象は、わが国だけである」
これを、いまの文章力と知識で書き直してみたい―と思ったが、表現上の自主規制をしたくないので公序良俗に反する文章が出来上がる。
だから、またの機会に・・・としておこうかね。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(6)』
少し前の話題になるが、AV業界30周年を記念し、AV女優の人気投票が企画された。
もちろん自分も投票したが、その結果がこれ。
まぁ納得。
意外な子も居るには居るが、まぁそうだろうなという結果である。
最近の子が多いのは、活躍期間が「アスリートよりも短い」特殊性によるものだろう。
つまり「よほどの子?」でないかぎり、忘れ去られてしまうのだ。
自分が投票したのは、1位の「つぼみ」(トップ画像)。
人気があるのは分かっていたが、3位くらいにつけると思っていた。
自分ひとりだけでベストテンを作ると、こうなる。
(1)つぼみ
(2)井上詩織
(3)吉井愛美
(4)川島和津実
(5)瑞穂このみ
(6)朝岡実嶺
(7)麻生舞
(8)大橋未久
(9)やまぐちりこ
(10)堤さやか
AVに詳しいものならば、あぁなるほどね、オメーは典型的なロリコンなんだなと突っ込むことだろう。
この子たちの美しい顔が「ぶっかけ」によって汚されていく瞬間こそ、自分にとっての最高のヌきどころというわけだ。
ところで上のリンク先のメニューに「アダルトメディア年表」というのがあって、これがなかなかによく出来ている。
よく出来ているゆえ、もうちょっと細かくやってほしかったかな、、、とも思う。
んなこと、自分でやれよ?
というわけで。
自分が10年くらい前に書いた「AV史」の一部を載せてみよう。
史実的な誤りや幼い表現が散見され、いろいろと訂正したいが、そのままの状態のほうが面白いので「いじらないで」おく。
「アダルトビデオの歴史は、今から20年以上も遡る。これはもちろん、一般家庭にビデオデッキが普及していく歴史と、ぴったり重なる現象である。
それまでは、ポルノ映画とビニ本が、孤独な男たちのアイテムだった。このあたりの歴史は海外も同様であり、ポルノ映画の隆盛と衰退は、アメリカ映画『ブギーナイツ』に詳しい。
80年代前半、ビデオデッキの普及に目を付けた数人の男たちが、アダルトビデオを製作する会社を設立。宇宙企画やKUKIは、現在でもヒット作を量産する、メジャー系ビデオ会社である。
この時代の潮流は、「美少女」だった。過激さとは無縁というわけではなかったが、色白で清純そうな少女がブルマ姿で登場し、ゆっくり脱いで・・・という展開が多く、雰囲気が重要視されていた。
86年、上品で美しい日本語と脇毛がミスマッチな魅力を放つ黒木香が『SMっぽいの好き』でデビュー。ほら貝を駆使したパフォーマンスは、社会的なトピックであった。クリスタル映像の斬新なセールスの勝利だが、真に評価すべきは、監督の村西とおるであろう。彼は、ボクシング界のドン・キングであり、映画界の奥山和由とも形容出来るほどの才能があった。
80年代後半は、技術革新の時代。
87年、アダルトビデオの世界で最大の壁であった「ぼかし」問題に、真っ向から闘いを挑むシリーズが誕生。アリスJAPANが放つ『フラッシュ・バック』シリーズである。
性器が映された映像には、ぼかしを付けなくてはいけない―このぼかしが青少年にとっても、製作スタッフにとっても、大きな壁だったわけである。『フラッシュ・バック』シリーズは、性器に強烈なライトを当てることによって、無機質なぼかしを取り除いても、法律には触れない事を証明したのである。これは、大きな発見だった。
88年、「ハメ撮り」の開発。
これは、男優自身がカメラを回し、女優と1対1で撮影に望む手法で、カメラと女優の距離感は、実際にその女優と性行為を行っている錯覚を起こすほどの臨場感に溢れ、ユーザーのハートをがっちりと掴んだ。
20数年の歴史の中で、アダルトビデオが真の意味において隆盛期を迎えたのは、80年代後半から90年代前半にかけてである。私の青春時代であり、それ故に、この業界に対する愛憎は、深く、大きい。
美穂由紀、豊丸、後藤えり子、星野ひかる、桜樹ルイ、朝岡美嶺、飯島愛、憂木瞳。まぁ、列挙しても、知らない人は、1人も知らない世界かもしれない。単体女優が完全に認知される時代でもあるのだが、現在とは一線を画するルールがあったように思う。
現在の単体ビデオでは、本番撮影(実際に、男女が性行為(挿入)を行う撮影。挿入しない撮影を、擬似と呼ぶ)は当たり前だし、男優とのキスもあり、クライマックスとなる射精は、女優が、顔で受ける(顔射)のが主となっている。だが、この時代の単体女優は擬似が多く、キスの披露も滅多にないし、顔射を了解する女優など、居なかったはずだ。そういう過激なビデオが見たい男は、企画物のビデオを手に取っていたのではないか。
この劇的変化は、隆盛期を経過したビデオ会社の、生き残りをかけた大きな挑戦だった。その結果、今ではキスや本番は当たり前、引退の花道として、可愛い単体女優が10人もの男優を相手する『人間廃業』(バビロン)という怪作まで誕生するに至る。
そんなわけで、90年代中頃から世紀末にかけては、女優の質が向上し、過激度がアップする、という状況が続いた。
前述した涼木もも香は本当にアイドルのようだったし、あっけらかんと「彼氏のために出演している」と告白した川島和津美に至っては、「お嫁さんにしたい女性ナンバーワン」に選出されても不思議ではないほどに、可憐だった。清純で過激という、論理矛盾が生み出すエロスが強烈だった井上詩織の登場は、私の睡眠時間を、1時間は確実に奪い取った。母親が娘(森下くるみ)のデビューを応援する、といった特異な例もある。
製作サイドの「つわもの」達も、言及せねばならないだろう。
裸と絡みを捉えるだけで成立するように見えるこの世界にも、突出した才能が現れるから面白い。前述した村西とおるの他にも、カンパニー松尾、代々木忠が監督する作品は、「絡み以外は早送りする」と決めている男子でさえ、じっくり鑑賞しようという気にさせる名作が多い。
男優もバラエティに富んでいる。黄金の指を持つ、「吹かせ屋」加藤鷹、この人が出てくると(個人的に)性欲が失せてしまう「なりきり中年」吉田潤、コメディアンにしか見えない「髭の禿げオヤジ」平野勝之、などなど。
アダルトビデオを見ない男子も、数多く存在する。そんな男子諸君にも、これだけは見てほしいという傑作がある。
92年に発表された、『ボディコン労働者階級』(V&Rプランニング)である。
山谷のドヤ街に潜んでいる垢だらけの男たちの前に、1人のアダルトビデオ女優を放り込んだら、どうなるのだろうか―純度100%のノンフィクションとして展開される、バクシーシ山下(監督)+石原ゆり(女優)+ドヤ街の男たち(男優)の三つ巴の闘争を見て、何も感じない男は、もう男を放棄していると断言出来るだろう。バクシーシの演出はクールな視点を保ち続け、並みの劇映画以上の迫真性を獲得している。
これが、(あくまでも極私的な)アダルトビデオの歴史である。
単に「性欲処理におけるネタ提供」として存在していたはずのアダルトビデオは、わずか20年足らずでその存在価値を広げ、無視出来ない人材を輩出し続けている。こんな現象は、わが国だけである」
これを、いまの文章力と知識で書き直してみたい―と思ったが、表現上の自主規制をしたくないので公序良俗に反する文章が出来上がる。
だから、またの機会に・・・としておこうかね。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(6)』
優さんも綺麗になりましてねなんて台詞言うの
が似合ってます。はい
定員間で「このタイトル面白い!」とか意外に話題になったりしました。
作品はは観たことないですが、表紙はいろいろ見ましたよ~。