70年11月22日生まれ・47歳。
東京出身。
自分が高校生のころにはすでに芸能人で、その存在は知っていましたし、あぁキュートなひとだなぁと顔と名前をはっきり覚えました。
が、奥貫薫(おくぬき・かおる)さんを女優として認識するのはもっとずっとあとで、97年の『ラヂオの時間』からでしたね。
正直、「タレントさんが演技やってみました」みたいな感じかなと思っていたらば、それから継続的に映画に出演、現在は中堅女優のひとりといっていいポジションを獲得しています。
そういえば写真集も買ってました、自分。
※現在公開中、とても共感を覚えた青春映画です。
薫さんは、ヒロインのママを好演。
<経歴>
夫は、俳優の小木戸利光。
たいへんなイケメンさんです。
86年―『ヤングジャンプグランプリ』で大賞を受賞、グラビア活動を始める。
このころは「奥田かおる」という芸名だったと思います、彼女見たさに『ヤンジャン』を立ち読みした記憶がうっすらと残っていますね。
アイドル冬の時代といわれる80年代後半、8人組のアイドルグループ「エンジェルス」の一員として本格的に芸能活動を始める。
※どの子か、分かりますよね?
自分が「お!」と思ったのは、テレビ朝日で放送されていた「なんでもランキング」番組『はなきんデータランド』(89~96)。
映画興行ランキングのコーナーなどで、元気に「今週の1位は・・・」などとレポートしていました。
以下、映画のキャリアに絞って・・・。
映画俳優デビュー作は、89年の『バトルヒーター』。
爆風スランプのメンバーが主演したコメディ―なんだか時代を感じさせますが、けっこう面白かったと記憶しています。
そこから空白の期間? を経て97年、三谷幸喜の初監督作品『ラヂオの時間』で西村雅彦の恋人を演じる。
『リング0 バースデイ』(2000)、『化粧師 KEWAISHI』(2002)、『竜二Forever』(2002)、
『ドラゴンヘッド』(2003)、『ゲロッパ!』(2003)、『半落ち』(2004)、『恋愛小説』(2004)、『下弦の月~ラスト・クォーター』(2004)、『お父さんのバックドロップ』(2004)、
『北の零年』(2005)、『メールで届いた物語』(2005)、『カーテンコール』(2005)、『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005)、『ピーナッツ』(2006)、『県庁の星』(2006)、『放郷物語 THROWS OUT MY HOMETOWN』(2006)、『小さき勇者たち~ガメラ~』(2006)、『シュガー&スパイス 風味絶佳』(2006)、
『叫』(2007)、『あしたの私のつくり方』(2007)、『彩恋 SAI-REN』(2007)、『HERO』(2007)・・・という具合に、主演を張ることは「まず、ない。」ものの、毎年必ずスクリーンに顔を出す安定のキャリアを築いていきます。
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(2007)で旦那さんと出会い、しかし結婚して以降もペースを崩さずに女優でありつづける。
『映画 クロサギ』(2008)、『奈緒子』(2008)、『シャカリキ!』(2008)、『旅立ち~足寄より~』(2008)、
『余命』(2009)、『蟹工船』(2009)、『女の子ものがたり』(2009)、『今度は愛妻家』(2010)、
『セイジ ―陸の魚―』(2012)、『劇場版 ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL』(2013)、『小指ラプソディ』(2014)、『岸辺の旅』(2015)、『桜ノ雨』(2016)、『恋妻家宮本』(2017)、
そして最新作は『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(2018)。
ひとつくらい「堂々の主演作」があってもいいと思うのですけれど、どうなのでしょう。
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明日のコラムは・・・
女優列伝、3連続です。
『にっぽん女優列伝(70)乙羽信子』
東京出身。
自分が高校生のころにはすでに芸能人で、その存在は知っていましたし、あぁキュートなひとだなぁと顔と名前をはっきり覚えました。
が、奥貫薫(おくぬき・かおる)さんを女優として認識するのはもっとずっとあとで、97年の『ラヂオの時間』からでしたね。
正直、「タレントさんが演技やってみました」みたいな感じかなと思っていたらば、それから継続的に映画に出演、現在は中堅女優のひとりといっていいポジションを獲得しています。
そういえば写真集も買ってました、自分。
※現在公開中、とても共感を覚えた青春映画です。
薫さんは、ヒロインのママを好演。
<経歴>
夫は、俳優の小木戸利光。
たいへんなイケメンさんです。
86年―『ヤングジャンプグランプリ』で大賞を受賞、グラビア活動を始める。
このころは「奥田かおる」という芸名だったと思います、彼女見たさに『ヤンジャン』を立ち読みした記憶がうっすらと残っていますね。
アイドル冬の時代といわれる80年代後半、8人組のアイドルグループ「エンジェルス」の一員として本格的に芸能活動を始める。
※どの子か、分かりますよね?
自分が「お!」と思ったのは、テレビ朝日で放送されていた「なんでもランキング」番組『はなきんデータランド』(89~96)。
映画興行ランキングのコーナーなどで、元気に「今週の1位は・・・」などとレポートしていました。
以下、映画のキャリアに絞って・・・。
映画俳優デビュー作は、89年の『バトルヒーター』。
爆風スランプのメンバーが主演したコメディ―なんだか時代を感じさせますが、けっこう面白かったと記憶しています。
そこから空白の期間? を経て97年、三谷幸喜の初監督作品『ラヂオの時間』で西村雅彦の恋人を演じる。
『リング0 バースデイ』(2000)、『化粧師 KEWAISHI』(2002)、『竜二Forever』(2002)、
『ドラゴンヘッド』(2003)、『ゲロッパ!』(2003)、『半落ち』(2004)、『恋愛小説』(2004)、『下弦の月~ラスト・クォーター』(2004)、『お父さんのバックドロップ』(2004)、
『北の零年』(2005)、『メールで届いた物語』(2005)、『カーテンコール』(2005)、『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005)、『ピーナッツ』(2006)、『県庁の星』(2006)、『放郷物語 THROWS OUT MY HOMETOWN』(2006)、『小さき勇者たち~ガメラ~』(2006)、『シュガー&スパイス 風味絶佳』(2006)、
『叫』(2007)、『あしたの私のつくり方』(2007)、『彩恋 SAI-REN』(2007)、『HERO』(2007)・・・という具合に、主演を張ることは「まず、ない。」ものの、毎年必ずスクリーンに顔を出す安定のキャリアを築いていきます。
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(2007)で旦那さんと出会い、しかし結婚して以降もペースを崩さずに女優でありつづける。
『映画 クロサギ』(2008)、『奈緒子』(2008)、『シャカリキ!』(2008)、『旅立ち~足寄より~』(2008)、
『余命』(2009)、『蟹工船』(2009)、『女の子ものがたり』(2009)、『今度は愛妻家』(2010)、
『セイジ ―陸の魚―』(2012)、『劇場版 ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL』(2013)、『小指ラプソディ』(2014)、『岸辺の旅』(2015)、『桜ノ雨』(2016)、『恋妻家宮本』(2017)、
そして最新作は『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(2018)。
ひとつくらい「堂々の主演作」があってもいいと思うのですけれど、どうなのでしょう。
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明日のコラムは・・・
女優列伝、3連続です。
『にっぽん女優列伝(70)乙羽信子』
とても雰囲気のある方だなという印象