す「し」→「し」どびしゃす
それが受け継がれて? いないのは倫理的?? にもよいとは思うけれど、
一時期、ミュージシャンの27歳絶命説っていうのがありましたよね。
通称「27クラブ」―ブライアン・ジョーンズ(69年7月3日溺死)もジミ・ヘンドリックス(70年9月18日窒息死)もジャニス・ジョプリン(70年10月4日オーバードーズ)もジム・モリソン(71年7月3日心臓発作)も、そして自分の世代でいうとカート・コバーン(94年4月5日自死)も。
さらにいえば、この説が忘れられた?ころに、エイミー・ワインハウスが2011年7月23日にアルコール依存症を直接的原因とする死を遂げる。
年齢で「こっちのほうが、、、」というのも妙な話…であることを承知でいえば、シドはもっと若く21歳で旅立っている。
活動期間は3年にも満たないが、その波乱の人生は強烈なインパクトを残し、10代でこのひとを知ってしまうと、令和を生きる中高生だって感化されるところがあると思う。
自分がシドの存在を知ったのは高校1年時。
ときはバンドブーム、クラスメイトの多くは休み時間中にギターを練習していて、そのなかのひとりの大槻くんが突然話しかけてきた。
「まっき~、『シド・アンド・ナンシー』って映画は観た?」
「ううん、聞いたこともない」
「マジかよ、映画の世界を目指してるんだろ。すぐに観なよ」
「どんな映画?」
「とにかく、かっけーんだよ。とりあえず観てみて」
「わかった」
「俺、あんなミュージシャンになりたいんだ」
大槻くんは、映画に明るいというわけではなかった。
いやむしろ、知らない・興味ないタイプだろう。
そんな彼が好きだっていう映画って?
すぐにレンタルビデオ店で借りて、その晩に鑑賞したのだった。。。
パンクバンド『セックス・ピストルズ』の(2代目)ベーシスト。
しかしバンド間の仲はひじょうに悪く、諍いは絶えない。
加えてシドはドラッグ中毒によりライブでは立って演奏すら出来ないこともあった。
ボーカルのロットンがピストルズを脱退するとシドもそれにつづき、ソロ活動をおこないながらロットンと新たなバンド結成の計画を進めるが、そこにヨコヤリを入れたのが恋人のナンシー・スパンゲンだった。
78年10月13日、ナンシーの死体が発見される。
凶器はナイフ、それがシドのものであることから殺人容疑で逮捕されるものの疑惑は疑惑のまま。
翌年の2月2日、シドはオーバードーズで返らぬひととなる。
いくらなんでも、生き急ぎ過ぎでしょう。
でも、繰り返すけどシドを10代で知ってしまったら(すべてのものとはいわないが)感化される。
映画『シド・アンド・ナンシー』(86)は、この恋人の関係を主軸に置いてシドの短い生涯をパンキッシュに描く。
監督は「この手の映画」に強いアレックス・コックス。
そしてシドを演じたのが、本作から注目されたといっていいゲイリー・オールドマン。
滑稽で、だけれどいとおしく、
ただ真似出来ないな、、、令和のアンチャンネーチャンには、そんな風にしてこの映画に触れてほしいかも。。。
あすのしりとりは・・・
しどびしゃ「す」→「す」ーざんさらんどん。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(518)』
それが受け継がれて? いないのは倫理的?? にもよいとは思うけれど、
一時期、ミュージシャンの27歳絶命説っていうのがありましたよね。
通称「27クラブ」―ブライアン・ジョーンズ(69年7月3日溺死)もジミ・ヘンドリックス(70年9月18日窒息死)もジャニス・ジョプリン(70年10月4日オーバードーズ)もジム・モリソン(71年7月3日心臓発作)も、そして自分の世代でいうとカート・コバーン(94年4月5日自死)も。
さらにいえば、この説が忘れられた?ころに、エイミー・ワインハウスが2011年7月23日にアルコール依存症を直接的原因とする死を遂げる。
年齢で「こっちのほうが、、、」というのも妙な話…であることを承知でいえば、シドはもっと若く21歳で旅立っている。
活動期間は3年にも満たないが、その波乱の人生は強烈なインパクトを残し、10代でこのひとを知ってしまうと、令和を生きる中高生だって感化されるところがあると思う。
自分がシドの存在を知ったのは高校1年時。
ときはバンドブーム、クラスメイトの多くは休み時間中にギターを練習していて、そのなかのひとりの大槻くんが突然話しかけてきた。
「まっき~、『シド・アンド・ナンシー』って映画は観た?」
「ううん、聞いたこともない」
「マジかよ、映画の世界を目指してるんだろ。すぐに観なよ」
「どんな映画?」
「とにかく、かっけーんだよ。とりあえず観てみて」
「わかった」
「俺、あんなミュージシャンになりたいんだ」
大槻くんは、映画に明るいというわけではなかった。
いやむしろ、知らない・興味ないタイプだろう。
そんな彼が好きだっていう映画って?
すぐにレンタルビデオ店で借りて、その晩に鑑賞したのだった。。。
パンクバンド『セックス・ピストルズ』の(2代目)ベーシスト。
しかしバンド間の仲はひじょうに悪く、諍いは絶えない。
加えてシドはドラッグ中毒によりライブでは立って演奏すら出来ないこともあった。
ボーカルのロットンがピストルズを脱退するとシドもそれにつづき、ソロ活動をおこないながらロットンと新たなバンド結成の計画を進めるが、そこにヨコヤリを入れたのが恋人のナンシー・スパンゲンだった。
78年10月13日、ナンシーの死体が発見される。
凶器はナイフ、それがシドのものであることから殺人容疑で逮捕されるものの疑惑は疑惑のまま。
翌年の2月2日、シドはオーバードーズで返らぬひととなる。
いくらなんでも、生き急ぎ過ぎでしょう。
でも、繰り返すけどシドを10代で知ってしまったら(すべてのものとはいわないが)感化される。
映画『シド・アンド・ナンシー』(86)は、この恋人の関係を主軸に置いてシドの短い生涯をパンキッシュに描く。
監督は「この手の映画」に強いアレックス・コックス。
そしてシドを演じたのが、本作から注目されたといっていいゲイリー・オールドマン。
滑稽で、だけれどいとおしく、
ただ真似出来ないな、、、令和のアンチャンネーチャンには、そんな風にしてこの映画に触れてほしいかも。。。
あすのしりとりは・・・
しどびしゃ「す」→「す」ーざんさらんどん。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(518)』
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます