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にっぽん女優列伝(269)堀北真希

2021-07-10 01:25:51 | コラム
88年10月6日生まれ・32歳。
東京出身。

週刊誌とかでイヤだなぁと思うのは、引退した元芸能人の私生活を撮ろうとする動き。

過去のアレヤコレヤを探るのは、まだ分かるんですよ。
でも「その後」を探るのは、無粋に過ぎやしませんか。一般人ですよ、もう。

たぶん原節子だって、神隠しに遭ったわけではないので撮ろうと思えば撮ることが出来たはずなんです。
それでも「その後」の写真がないというのは、それが無粋と理解されていたからではないかしら。

主婦している堀北真希(ほりきた・まき)さんを撮ったからって、それがなんだというのでしょう。

自分にだって卑しくて下品な面がある、いやそればっかりといっていいでしょう。
しかしですね、それが粋じゃないってことくらいは分かりますよ。

『コミック雑誌なんかいらない!』(86)の内田裕也のほうが、まだなんとなくマトモに見えます!

そんな堀北さんですが、キャリア後期において「いよいよ」と思える傑作映画に出演しているので、「これからなのにな~、じつにもったいない」と思ったことはたしかでしたね。

その映画が、こちらです…吉田監督、ハズレなし。俳優さんたち、吉田さんに逆ラブコールするべきだよ!!


<経歴>

旦那は俳優の山本耕史、「交際0日婚」などと報じられました。


妹はファッションモデルのNANAMI。


よいですね~、でもやっぱりお姉ちゃんのほうが好きかな。



中学生のころにスカウトされ芸能界入りを果たす。

映画俳優デビュー作は、2003年の『COSMIC RESCUE』。

『Seventh Anniversary』(2003)、『渋谷怪談』(2004)とその続編『渋谷怪談2』(2004)、
『HIRAKATA』(2004)、『怪談新耳袋劇場版 視線』(2004)、『学校の階段 ~秋 文化祭編~』(2005)、『逆境ナイン』(2005)、『HINOKIO』(2005)、『深紅』(2005)。

2005年―『ALWAYS 三丁目の夕日』に出演。
青森から集団就職で上京する女学生・星野六子役が好評を得て、続編の『続・三丁目の夕日』(2007)、『三丁目の夕日'64』(2012)へとつづく。

じつは好きになれない作品なのですが、堀北さんはよかったです。
(というか、俳優陣は悪くなかったんです)

『春の居場所』(2006)、『トリック劇場版2』(2006)、『着信アリFinal』(2006)、『アルゼンチンババア』(2007)、『恋する日曜日 私。恋した』(2007)、『東京少年』(2008)、『クロサギ』(2008)。

『誰かが私にキスをした』(2010)、『大奥』(2010)、
演技よくなったな~と思えた『白夜行』(2011)、『これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫』(2011)。

2012年にはNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』でヒロインを好演、若手女優トップ集団のひとりに。

『県庁おもてなし課』(2013)、『劇場版 ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL』(2013)、
そしてキャリア最高作といえる『麦子さんと』(2013)、『蜩ノ記』(2014)。

2017年、引退を発表。

きらきらした彼女は、きちんと映像作品に残されています。

もう、放っておいてあげてくださいな。。。


次回のにっぽん女優列伝は、本上まなみさんから。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『調整はムズイが、まぁ快適。』
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1 コメント

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私生活 そうっとしておいてあげればいいのに (夢見)
2021-07-10 09:08:22
女性週刊誌は美容院での待ち時間に置いてあるものを流し読みするくらい

中には良記事もあるのかもしれませんが
とんと買わなくなりました
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