~12年総括シリーズ Vol.7~
総括の第七弾は、映画に限定した「映画俳優」。
映画作品の総括は来月だけれど、この俳優ランキングだけで日本映画の好調が分かるかと。
とくに1~4位の彼・彼女たちは上半期も下半期も大活躍、印象に残るものが一本でないところが強みで、
さらにいえば、たとえ「うち一本」が駄作だったとしても、魅力そのものは失われない、キャリアの障害にはなっていない・・・そこが素晴らしいねと。
笑顔で笑う、怒りの表情で怒る、哀しそうに泣く。
じつはヒトって、そんなに分かり易くないよ―彼ら彼女らの演技を見ていると、そんな風にも感じられる。
大仰な演技ではなく、COOLな激情といったらいいか、これが現代の映画ファンが求めるもので、この4人の演技はそれに応えたものである、、、自分は、そんな風に解釈した。
(1)安藤サクラ
『かぞくのくに』『愛と誠』『その夜の侍』
抜群の存在感。
出演作に、ハズレなし。とくに『かぞくのくに』は、本年度を代表する一本。
(2)橋本愛…トップ画像
『桐島、部活やめるってよ』『BUNGO ~ささやかな欲望~ 告白する紳士たち 「鮨」』『ツナグ』
『告白』(2010)のときは「それほど・・・」だったけれど、いまは「いちいち」気になる。
『貞子3D』はクソみたいな映画だったが、それは彼女の所為ではない。
(3)染谷将太
『ヒミズ』『生きてるものはいないのか』『悪の教典』
拗ねた感じがグー。
久し振りに、映画向きの俳優の誕生か。
(4)二階堂ふみ
『ヒミズ』『王様とボク』『悪の教典』
デビュー直後の宮崎あおいを髣髴とさせる。
『ヒミズ』で恋しちゃった男子は多いことだろう。自分も、そうだ。
(5)ルーニー・マーラ
『ドラゴン・タトゥーの女』
若き天才がFBを創設するきっかけを作った「地味めの女子」が大変身、これはうれしい驚きだった。
(6)クロエ・グレース・モレッツ
『ダーク・シャドウ』『ヒューゴ』『HICK ルリ13歳の旅』
前年に変わらぬ好調ぶり。
さて来年早々、リメイク版『キャリー』がやってくる。
楽しみ、楽しみ。
(7)伊藤英明
『悪の教典』『BRAVE HEARTS 海猿』
ひとを救う正義感が、数ヵ月後には殺戮教師に。
いかにも映画的で、面白い。
(8)ダニエル・クレイグ
『ドラゴン・タトゥーの女』『007 スカイフォール』
単純に格好いい。
意外や意外、ボンド役もはまっている。
(9)ミシェル・ウィリアムズ
『マリリン 7日間の恋』
世紀の女優に、ちゃんと化けた。
自分がアカデミー協会員であったら、オスカーはこのひとに投票していた。
(10)妻夫木聡
『黄金を抱いて翔べ』『愛と誠』
映画に熱心というだけで、応援したくなる。
最初は野心だけだったような気もするが、最近、巧くなった。
(次点)新井浩文
『その夜の侍』『ヘルタースケルター』『ヒミズ』『アウトレイジ ビヨンド』
映画へのこだわりという点では、妻ブッキーに負けてない。
脚本以上に監督で出演を決めるというあたりが、とても好き。
※安藤サクラ、CMでも「よさ」が出ている
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『6往復目で、やっとハイになる』
総括の第七弾は、映画に限定した「映画俳優」。
映画作品の総括は来月だけれど、この俳優ランキングだけで日本映画の好調が分かるかと。
とくに1~4位の彼・彼女たちは上半期も下半期も大活躍、印象に残るものが一本でないところが強みで、
さらにいえば、たとえ「うち一本」が駄作だったとしても、魅力そのものは失われない、キャリアの障害にはなっていない・・・そこが素晴らしいねと。
笑顔で笑う、怒りの表情で怒る、哀しそうに泣く。
じつはヒトって、そんなに分かり易くないよ―彼ら彼女らの演技を見ていると、そんな風にも感じられる。
大仰な演技ではなく、COOLな激情といったらいいか、これが現代の映画ファンが求めるもので、この4人の演技はそれに応えたものである、、、自分は、そんな風に解釈した。
(1)安藤サクラ
『かぞくのくに』『愛と誠』『その夜の侍』
抜群の存在感。
出演作に、ハズレなし。とくに『かぞくのくに』は、本年度を代表する一本。
(2)橋本愛…トップ画像
『桐島、部活やめるってよ』『BUNGO ~ささやかな欲望~ 告白する紳士たち 「鮨」』『ツナグ』
『告白』(2010)のときは「それほど・・・」だったけれど、いまは「いちいち」気になる。
『貞子3D』はクソみたいな映画だったが、それは彼女の所為ではない。
(3)染谷将太
『ヒミズ』『生きてるものはいないのか』『悪の教典』
拗ねた感じがグー。
久し振りに、映画向きの俳優の誕生か。
(4)二階堂ふみ
『ヒミズ』『王様とボク』『悪の教典』
デビュー直後の宮崎あおいを髣髴とさせる。
『ヒミズ』で恋しちゃった男子は多いことだろう。自分も、そうだ。
(5)ルーニー・マーラ
『ドラゴン・タトゥーの女』
若き天才がFBを創設するきっかけを作った「地味めの女子」が大変身、これはうれしい驚きだった。
(6)クロエ・グレース・モレッツ
『ダーク・シャドウ』『ヒューゴ』『HICK ルリ13歳の旅』
前年に変わらぬ好調ぶり。
さて来年早々、リメイク版『キャリー』がやってくる。
楽しみ、楽しみ。
(7)伊藤英明
『悪の教典』『BRAVE HEARTS 海猿』
ひとを救う正義感が、数ヵ月後には殺戮教師に。
いかにも映画的で、面白い。
(8)ダニエル・クレイグ
『ドラゴン・タトゥーの女』『007 スカイフォール』
単純に格好いい。
意外や意外、ボンド役もはまっている。
(9)ミシェル・ウィリアムズ
『マリリン 7日間の恋』
世紀の女優に、ちゃんと化けた。
自分がアカデミー協会員であったら、オスカーはこのひとに投票していた。
(10)妻夫木聡
『黄金を抱いて翔べ』『愛と誠』
映画に熱心というだけで、応援したくなる。
最初は野心だけだったような気もするが、最近、巧くなった。
(次点)新井浩文
『その夜の侍』『ヘルタースケルター』『ヒミズ』『アウトレイジ ビヨンド』
映画へのこだわりという点では、妻ブッキーに負けてない。
脚本以上に監督で出演を決めるというあたりが、とても好き。
※安藤サクラ、CMでも「よさ」が出ている
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『6往復目で、やっとハイになる』
「貞子3D」原作は逆に 叫ぶホラー映画には仕立てにくく 映画と原作は 共通要素があるーだけの別物になってました
当たればシリーズ化したい含みある終わり方でしたね
来年同じ書き込みしないようにしたいです。