maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 



一つ思った・・・

日本人は長寿の国、健康の国だと思う人は多い。
実際にそうだと思う。

けれど、行き過ぎて、健康でなければならないとか、
病気になってはいけないとか、
常にそういう意識をどこかに持っていそう。
人生の価値観が、健康第一みたい。ある意味、宗教に近い。
お金が第一なのは、日本人的でないと言われ、嫌われたりするけれど、
健康ならそんな事はないので、分かる気もする。

でも、なんで健康第一主義なのかなと。
多くの人が尊敬するような、偉大な功績を残した歴史上の人達は、
健康の為に生きていなかったりする。
まあ、誰しもがそんな志を持てるはずもなく、
そうなると、人間の自然な欲求で、健康というのが出てくるのは当然か・・・
それとも、他に何か思いつくことが無かったからか、テレビの影響か、
結局は個人主義なのかとか、いろいろ考えてもみる。

どのっみち、人間はいつか死ぬ。それを無視して考えないようにして、
先送りしようとしているのが、健康志向なのかもしれない。

でも、健康な人が増えるのは結構なことだけど、
それは肉体的な健康のみの話で、心や、思考、思想、感情、など、
形而上的にしか言えない部分の健康が、より大切だと思う。

古典を読むことは、その助けになる一つだと思う。
自分も、もっと若いうちに、そういう事に気づけていたら、
人生変わっていると思うけれど、今現在にしたって、遅くはないと思っている。

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