僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

ハートマン外伝

2007年09月14日 | SF小説ハートマン
当然のことだが
地球から離れるほど空気は希薄になる

だがスペースシャトルが飛んでいる空間は
まだまだ真空とは言えない
実際地上の数億分の1しか空気は存在しないが
星間と比較するとその濃度は明らかに濃い

本当の宇宙と言える銀河間にも
1立方センチに1個か2個の原子が存在している

その原子を利用して宇宙旅行をしようと
開発されたのが
水素イオンエンジンだ

画像は直径約2キロメートルに展開されたアンテナで
水素原子を集めながら宇宙空間を飛ぶスペースシップである

宇宙(ひろし)が操るスペースギアほどのスピードも
機動性もないが
数年かかる星間移動には
消費エネルギーが基本的に必要ないこのシステムが向いている

コメント
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