僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

生物と無生物の間

2012年02月28日 | 何でも掲示板


コイツがインフルエンザウイルスだ



でも、
や~なばい菌だ、このやろう
という言い方はちょっと違うので注意が必要だ

ウイルスはばい菌ではない
つうか ばい菌 というのも正しくはないかも
人間にとって良くないことをする 細菌 をまとめて ばい菌 と呼ぶからだ


ウイルスは何故ばい菌(細菌)ではないのかというと
コイツ自体が生きものではないからだ

 ということは 細菌は生きものなんだ
 顕微鏡でよ~く見ると
 積極的に動き回っているのが見えるはずだ
 ばいきんだもの byみつを
 分裂を繰り返して増殖していく

 ばい菌とは呼ばない細菌には
 乳酸菌や納豆菌があげられる
 もやしもんワールドだ

ウイルスはふつうの顕微鏡では見えない
細菌より桁違いに小さいからだ(体が小さいからだ!?)
電子顕微鏡でないと姿を見ることができない
借金の天才、大した結果も出していないのにお札にまでなっている
あの人が研究した黄熱病の病原体もウイルス

 病原体というのは病気の元になるものという意味なので
 ウイルスでも細菌でも何か別の物でもよい
 アンドロメダ病原体という傑作映画を観た人は手を挙げて~!?

生きものじゃないからアメーバみたいに分裂もしない
どうするかというと
生きものの細胞に潜り込んで
その細胞に自分のコピーを作らせるのだ
エイリアンよりタチが悪い!!
じゃんじゃか作らせて細胞がいっぱいになると
破裂して複製ウイルスをぶちまけるのだ


細菌は生きものだから殺すことができる
抗生物質がそれだ
ウイルスは殺せない、壊せない

今回吸い込んだイナビルも
インフルエンザウイルスを殺す薬ではない
何とか増えないように、コピーを作る機能を阻害するだけの薬なのだ

頑張れイナビル!

動きが取れなくなったインフルのヤツを
体の免疫機能が掃除してくれるのもじっと待つマイムなのだ。



















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする