サンシュユの実が少し余ったので
どうしようかと迷った末
捨てるのももったいないので
別の瓶に漬け込むことにした。

ちょうど先週
北海道土産にいただいた乾燥クリオネが一袋あったので
それを入れてみた。

北海道の網走以北ではこれをフライパンで煎って酒のつまみにするという
クリオネは流氷とともにやってくるのだが
本当の名前は ハダカカメガイ と言い
何かの妖精ではない。

焼酎を注ぐと
ゆらゆらと泳ぎ出す
乾燥した体内にアルコールが染み渡ると
急に生き生きとしてくるのだ
まるで誰かさんのようではないか。
って、本気にしちゃだめですよ。
これはカレーやガラムマサラなんかに配合されている
香りのきっついスパイス(クローブ=ちょうじ)なりよ。。
