僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

真夜中の霊

2017年03月04日 | 介護

 

 

 

 

皆寝静まった夜更け

 

何かの気配を感じてふと目を開けると

足下に白っぽい何かがいる

 

混濁した意識が澄んでくると、

そこに白髪の老婆がたたずんでいる

 

マイムが目を覚ましたのに気づいたのか

ベッドに座り、マイムを2度叩いた

そして椅子にかけてあった上着を指さし

「あの人は何にもしてないみたいだけどいいの?」と聞く

 

背中に冷たいものが流れるのを感じたが

険しい声は厳禁だとかろうじて思いとどまり

「大丈夫だいじょうぶ、いいんだよ」と返す

 

 

そうなのかい、そんじゃじゃましたね、、

と礼をして自室に戻っていくのだ

 

あっちゃーっ

レビー小体病も始まってしまったのかい

幻覚は勘弁して欲しい

特に真夜中はお願いします。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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