僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

わらじを編む

2019年08月27日 | 作ってみた




弓道場のゴミ箱にに切れた弦が捨ててあった

周りを見回すと、誰もいない…

「捨ててあるって事はもういらない、ってことですよね」
と小さな声でささやいてから拾って帰った(くすねたのではない)

よし、これで「わらじ」を作ろう!

ここで言う「わらじ」とは、いわゆる「草鞋」ではなく
「まぐすね」と言って、弓の弦をこすって強くする物です
捨ててあったのは高級品(麻弦)マイムのは合成弦(普及品)

どちらも細い繊維が何十本も撚ってある


合成繊維はテクノーラとかザイロン、ケブラー、アラミド繊維などが使われている
それはそれは強靱なもので、しかも古来からある麻弦より格段に安い

撚り合わせて松ヤニと脂で堅く固めてあるので

編む前にペンチではさみながら柔らかくして

 

2重巻きの芯を作ったら編んでいく
単純作業だが足に履く草履より小さいので結構指が痛い

もう少しのところで麻弦がなくなってしまった
仕方がないので合成弦を継ぎ足す


やっと完成した

以前作った物は自分の弦一本分だけだったので
ちっちゃいね


これに「くすね」という脂をちょっと付けてこすりまくるのだ。。

















コメント
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