手ぬぐいを枕にしたピカピカの包丁は
お誕生日を迎えた自分へのプレゼントです
以前からずっとずっと欲しかったのですが
なかなか踏ん切りが付きませんでした
誰もお祝いしてくれなくなった自分に
たまには欲しいものを買おうと
思いきったのです
ってまぁそんなに大げさなことではないのですが
一応鋼の(錆びる)包丁が届きました
今までお魚捌きに使っていたのは
ステンレスの牛刀と小出刃
でもしょっちゅうパキパキに研いでいたから
しっかり切れます
包丁のブレードには、錆びる鋼系と錆びない系があって
日本の安来鋼には青紙、白紙、黄紙、SK鋼、粉末ハイス鋼など
ステンレス系には、安来銀紙、武生V金10号、SUS系、モリブデン系などがあります
今まで使ってたものはSUS系8Aステンレス
今回は出刃が青紙、柳刃が白紙です
めっちゃきれるらしいので
これから早速試し切りをしようと思ってます
ちなみに、魚以外のものを切るのに使ってる
三徳包丁はステンレスのV金10号の本割込です
本割込というのは、柔らかい地金の真ん中に堅い鋼を挟み込んで鍛造したものです
最近は複合材と言って初めから貼り合わせた金属を
型で打ち抜いて焼き入れしただけのものが大半で
昔ながらの熱した金属を叩いて作る刃物がなくなってきているらしいです
本当にプロ用で一本数十万円するようなものは使えませんが
ひとつひとつ鍛造したものは
やっぱ愛着が湧きますね。。 → 西田刃物工房の動画