地球から38万㎞離れている月は、秒速約1㎞で公転している
そして太陽から1億5千万㎞離れている地球は、秒速約30㎞で公転している
ものすごい速度で月と太陽の間に割り込んで
影で包んでいくのが月蝕だ
数字で見ただけではそのスケールにほとんどついて行けないけど
遙か彼方に影が写る?のを見せられると
少しだけ宇宙を身近に感じることができる
最初は薄雲がかかって見ることはできなかったけど
ぼんやりと見えるそれは、只の三日月
しばらくしてから見に行ってみると
雲の間からはっきりと姿を見せていた
やがて、地球の影は離れていき
いつもの明るい月影があたりに降り注いでいるのだ
あの星に人間が初めて降り立った時の驚きを思い出した。。