公園が見下ろせるサンルームで
自動販売機からいつもの缶コーヒーを取りだした時
マイムさん、と声をかけられた
「あぁ清水さん、休憩タイム?ここはお日さまが暖かくていいね」
「本当に、暖房もいらないですね」
「ここは誰もいないし、静かで落ち着くよ」
「マイムさん、まだしばらくここにいます?」
「うん、忙しくないし…」
「ちょっと待ってて下さいね、すぐ来ますから」
そう言って清水さんは小走りに去って行った
缶コーヒーを2口ほど飲んだところで
息を切らせながら戻ってきた
「なに慌てて、どうしたの?」
「あ、あの、これ」
そう言って小さな包みを差し出した
「えっなに?」
「今日なら言えると思って…」
戸惑うマイムに包みを押しつけて小走りに去って行く
階段の前で振り向き
「それ、義理じゃないですから~」
その一言と包みを見比べた時、彼女はもう見えなくなっていた
そんな妄想をいだきながら作ります
ひと袋でクレープは9枚焼けた
100均で買ったふるいを型に切り抜く
スライスとちおとめを並べてクリームを挟んでいく
最後にビターなココアパウダーを振りかけて
一応チョコレート風味ってことに…
ミルクレープになっている
めっちゃ食べにくかったけど
妄想の続きをふくらませながら
美味しい時間を過ごしたのでした。。
それにしてもマイムさん、文章上手すぎます。
ちなみにケイさんからは明治ミルクチョコ推定100円を貰いました。(^^;
何てったって妄想は得意分野ですから…
リアルライフが充実してないので、その分
あんな事やそんなことも妄想しちゃったりしてます。
ゴディバやジャンポールでなくても
もらえるっつーのは幸せなことです。