公式リザルト38:17 全体21位/男子F2位/夏油カップ12位
0400起床(女房実家
軽く朝食を食べて、0530に出発。若柳金成から東北道を使い北上金ヶ崎まで。0620には第2駐車場着。今日も空模様は曇天で、今にも雨が降りだしそう。そして山からの吹き下ろしの風が強い。
バタバタとトイレしたり、1分走でアップしたりしていたらFクラスの最後尾に位置。110人ちょい居るらしく、先頭が遠いな。スタートライン近くに簡易トイレがあったのでスタート直前に小を出したくなり再びバタバタ。
0738頃スタート。最後尾なのでスタート号砲から5秒くらいは渋滞で進まない。最初の丘で抜いていき集団の前方らへんまでアゲて、林間を抜ける頃には先頭集団へ位置。林間抜けた途端に前方からの風が強くて、3km過ぎたあたりで中切れが起きてきた。先頭では上様が牽いているのが見えたのでジャンプする。4km過ぎ樋口さんがアガってきて合流、4名ほどで先頭集団をローテしていくが上手く回らない。6km地点で一本牽き状態になり、風も強いしきっと皆ツラいんだな、協調できないのなら後ろに付かせないで離せるだけ離そうと思いながら、先頭で7km地点の水神温泉の丘越えへ突入。
ここらへんで藤田晃三さんがアガってきて「トンネルまでは一緒に行くけどそこからは好きにしてー」とペースが活性化する。丘を越えてからのダウンヒルはローテ成り立たず再び一本牽き状態、単騎逃げに近い状態だけど待つのも嫌だったので、瀬見温泉のとこのドンドコ太鼓に手を振りつつトンネルまでの登板へ突入。この時点でFクラスは5名ほどか。トンネル前1kmくらいでススーとアガってきて「いつもブログ見てます」と突然声を掛けられた。山形のSさんだ、昨年の鳥海ヒルクラ年代別で1位の人じゃん。どうやら僕の40歳年代別初戦を阻止に来た模様である(たぶん違うw)。かなり軽そうな身体とクルクル廻すペダリングを横目で見ながら並走。今日はこの人だなー、と覚悟した瞬間である。トンネル抜けてダムのダウンヒルはSさんと2人でローテション、後続3人。結局ここも終盤は我慢できずに一本牽き状態で飛び出してスキー場への登板、残り5kmへ突入。いまいちドカンと掛からないが、早掛けアタックの積もりで踏んでいく。ここでやっとスチールカメラマンにピースできたけど、鼻水とヨダレが出ていたかもしれない。
残り4kmすぎたらへんで前方に別クラスのダーイシさんが見えたので、目標にしてペースを維持するも、ツ、ツライ、後続を切り離せない。Sさんが前に出てきて「嫌な展開だねぇ」と言葉を交わす。僕はずっと思っていた、みんな付いてくんなよなぁ、って。Sさん先頭で少しペースが上がる。これで3人に絞られた。
残り2km、いよいよSさんと2人になる。残り1kmのスキー場駐車場区間へはSさん先行で入っていき、1段目で少し離されるも諦めずに一度平坦になる所でなんとか追い付いつく。しかし前に出ることはもう出来ない、ゴールへの2段目の登りで再びジワジワ離される。ギヤを上げてダンシングするもスプリント仕掛ける脚がない...すぐそこなんだけど全く近づかない...。女房の応援の声が聞こえるが、視線はSさんがゴールラインへ吸い込まれていくのを見ている、チラッと後方を確認して2位か...僕のレースは終わった。
5秒差。近くて、とても遠かった。
(Photo by 樋口氏)
昨日ITTと同じ2位ですが、ヒルクライムは完敗です。
ゴール後には雨が降りはじめ濡れた体を風で冷やされつつ、寒さで震えながら美味しい良く冷えたスイカを沢山いただきました。kk隊長にはあまりに不憫に見えたのか、ウィンドブレーカーを貸していただき万死に一生を得ました。ありがとうございます。レースの名簿やリザルトでよく見掛ける沢山の東北の方々ともっと会話をしたかったのですが、人見知りであまり自分からは声を掛けれずに終わり残念。鳥海ヒルクライムへの課題ですね。
ちょいと意見というか違和感を感じたこと。夏油の表彰式、所属しているクラブ名やチーム名を読み上げないのは駄目じゃないか?と思った。年代別クラスは省いたとしても、総合の夏油カップとエキスパートクラスの表彰者はクラブチーム名も発表しないと。ジャージの意味を軽視し過ぎだろ。きっと背負っている何かがあるはずだ。
夏油ヒルクライム年代別Fで負けた1位のSさんは昨年の鳥海ヒルクライム年代別で1位。3位のTさんも良いリザルトを残している模様。これは前哨戦だったのかもしれない。今年の鳥海ヒルクライム年代別は熱い夏になりそうだ。なんだかオラ、ワクワクすっぞ!。
ジフニータさんの車載映像を拝借。
上位5名のレース展開がわかり易い映像です。
こちらはチーム員の樋口さんの車載映像。前半の展開がわかり易い映像です。
そうそう、夏油温泉郷といえばカレー胡瓜ライス。
表彰後はもけけさん、マツモさん、フジさん、樋口さん達と一緒に温泉浸かってから帰路へ。
フジさんの夏油カップ賞品のヘルメット、Sサイズの為ジャストフィットした下の倅がゲット。嬉しくて鳥海バイシクルクラシックの小学生TT(MTB)に向け気合が入った模様です。
ありがとうございます。