リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

偶然の出会い

2007-08-14 17:59:30 | チェコ共和国
ドブリーデン!

息子が8月10日に帰って来てくれました。母が「餞別を送ってあげられなかった」と電話をしてきました。「いいのよ、そんなこと気にしなくて。お盆休みに実家に帰って来ただけなんだから。帰省ラッシュの中の1人よ。」と言って笑いました。
10日~17日まで当地でのんびりと・・・と言う息子の意に反して親の方があちこち連れまわしています。

12日にプラハ城に行きました。とても混雑していたのでいつものコースとは違うコースで周りました。
最初に旧王宮。予想通りすいていました。ここのテラスからは旧市街、新市街、ヴルタヴァ川、カレル橋などが見渡せます。カレル橋は相変わらず大混雑しているようです。

旧王宮を出た所で誰かに声をかけられました。夫の友人のK氏一家でした。
彼は今ヘルシンキ(フィンランド)に夫人と2人で住んでいるそうです。もう2年半滞在しているとの事です。

私は初対面でしたが夫がK氏と話している間、外国人の夫人に英語で声をかけました。すると流暢な日本語で返事が返ってきました。

コロンビア出身の方で英語ができないのでヘルシンキでの生活はとても大変。1年中寒いし苦痛だったけれど10月にはまた転勤で今度は南米のペルーに行くとのことです。
ちょっと危険だけれどスペイン語が通じるので嬉しいと言っていました。

2人の娘さんの長女は今大学生でバンクーバー(カナダ)に、次女はロンドンのハイスクールを6月に卒業して10月からバルセロナ(スペイン)の大学に入るとの事でお金が大変と嘆いていました。

我が家もいろんな意味で大変だと思っていましたが、まだまだ大変な思いをしている人はいるんだなぁー。
私達の子供は2人とも社会人なのでまだいい方なのかも知れない。
何と言っても私達はこの素敵なプラハに住んでいるのだからと改めて思いました。

夫人は日本での生活も大変でしたでしょう。それに私以上に気苦労もされた事と思いますがとても笑顔が素敵で以前から知り合いだったかのような気持ちにさせる素敵な方でした。

目の前には聖ビート大聖堂がそびえていました。ちょっとコースを変えて周ったこの偶然の出会いを神様に感謝