リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

mixiで探されていました

2007-10-26 03:49:40 | チェコ共和国
こんにちは!

私が帰国する約2週間前に娘夫婦がモロッコから休暇帰国して息子のアパートに居候していました。そのため偶然にも3日半を娘とも過ごすことができました。

チェコの話で盛り上がっていたとき1人の道に迷った日本人の若い娘さんの話になりました。
日も暮れあたりは薄暗くなり始めたころでした。
カレル橋の近くのトラムの駅での出来事です。

その娘さんは私たちに声をかけようかどうしようかかなり迷ったようでそのときの様子をジェスチャーを交えながら息子が説明をしていました。(私は背中側だったため娘さんの様子は解らなかったのですが)

すると突然娘が「その話、知ってる! 誰かが探していたよ! お礼を言いたいとかだっだと思うけど・・・」 と言ってパソコンを開き、その「探しています。・・・」というところを開きました。

「プラハ、カレル橋の近くのトラム乗り場で道に迷っている私を助けてくれた日本人の家族の方を探しています。ケンタッキーまで送ってくださり・・・・・。携帯電話の電源も切れてしまい、日も暮れ、また初めての一人行動だったため本当に不安で怖くてしょうがないとき助けていただき・・・・・。あの時パニック直後の安堵感できちんとお礼を言うことができませんでした。・・・・・」
などと書かれていました。

全く同じです。しかし良くあることかもしれないので途中で交わした会話のキーワードなどを娘が入れてみたら「間違いありません」との事で丁寧なお礼のメッセージが書かれていました。
その後直接私のところにもお礼のメッセージが届き、それほど大したことはしていないのになんだか快い気持ちになりました。

娘さんは友人の家族がプラハ駐在となったので一人で遊びに来た、週末はご主人が車で案内をしてくれるそうだが、友人は赤ちゃんがいてあまり自由に出かけられないので平日は一人で観光をする、ということで初めて一人で出かけたそうです。

道に迷ったのでそのことを伝えただけで電話は切れて繋がらなくなり友人家族も心配して真っ青になっていたそうです。
ケンタッキーまで送ったときはもう真っ暗でした。

当たり前のことをしただけでしたが私たちもその後の彼女のことが気になっていたので連絡が取れて良かったと思っています。
彼女はその後プラハでの多くの楽しい思い出を作って帰ることが出来たそうで私たちも嬉しく思いました。

それにしても彼女のとても丁寧な心のこもったお礼のメッセージには感心しました。若いのにこんなに人を快くさせる文章が書けるなんて!

彼女は友人宅の住所や電話番号をメモしていなかったので代わりに電話をかけてあげることも出来ませんでした。
連絡先はちゃんとメモして持っておくよう注意もしておきました。
皆さんも海外旅行をするときは必ずそうしてくださいね。