リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

チェコのX’mas

2008-12-23 14:47:39 | チェコ共和国
ドブリーデン

月日の経つのは早いものでチェコに来て12月18日で丸2年が過ぎました。
そして3度目のXmasを迎えようとしています。
昨年はちょうどこの時期大病をし、写真を撮っていたもののUPすることが出来ずみんなをがっかりさせてしまいました。
今年こそはと楽しみにしている人たちのために遅ればせながらUPすることにしました。

Xmasと言えば日本ではXmasケーキ、フランスではブッシュ・ド・ノエル、アメリカでは七面鳥というのが一般的ですがチェコでは「鯉」なのです。
チェコのXmasは今まで私達が知っているXmasとは全く違っていました。

Xmasイヴには伝統的な鯉料理(鯉のスープに鯉のフライ)とポテトサラダを食べるそうです。
そして食後にクリスマスツリーの下に置いている沢山のプレゼントをもらうのだそうです。
子供達はプレゼントは幼児キリストが運んでくると信じているそうです。
最近はテレビのコマーシャルでサンタクロースを見かけることはありますが街でサンタさんの姿を目にしたことはありません。

鯉と同じように忘れていけないものがクッキーです。
Xmasにはお母さんが数種類の手作りのクッキーを作るのも伝統なのだそうです。
この時期はあちこちでどんなクッキーを作ったとか何種類作ったと言うのがもっぱらの話題だそうです。
ギフト用に箱詰めされたクッキーもあちこちで売られています。


街のあちこちで見られる臨時の鯉売りのお店。
この交差点の近くでは4軒のお店が出ています。


3年前はまだ木製の桶(直径2mくらい)が多かったのですが今年目にしたのはプラスチック製の桶ばかりでした。


鯉はその場でさばいてくれます。


旧市街広場のXmasマーケット。


4時を過ぎると辺りはもう真っ暗です。
この日は3週間前だったためか人もそんなに多くはなかったのですが日ごとに混雑が増し20日に行ったときはものすごい人で歩くのも人を掻き分けながら歩きました。
ホットワインは全てのお店で3週間前より25円くらい値上げされていました。


今年のツリーは高さ22m。
数年前に強風で倒れたことがあるそうで今はマンホールの蓋を開けてその中に収めています。旧市街のツリーは特別のようで山から木を選んでここに設定するまでをニュースでも取り上げていました。

今年のツリーは少し凝っていて白く点滅していると思ったら急に明かりが消えたので故障かな?と思ったらそうではなく白い光が上から下に流れるように灯るのです。そして下の方から少しずつ点灯していき、雪が降って積もっているような演出なのです。
とても素敵でしばし眺めていました。


我が家のクリスマスツリー。
手前は昨年Xmasマーケットで買ったものです。


テーブルクロスとお菓子の家とツリー型のバスケットに入ったドライフルーツ。
昨年はいろんな場所のXmasマーケットに出かけて行きそれぞれ別の場所で買ったものです。
今年は飲んだり食べたりです。