リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

「チャンス」

2010-07-17 03:48:21 | その他
サェンバェノー!

来る8月28日(土)夜9時~ NHKで「チャンス」(全6回)というドラマが放映される予定だそうです。
そのドラマの撮影のため「藤原紀香」さんはやってきました。
7日の観光は前回UPしたのでその続きです。

昼食は「王様のゲル」の中でモンゴル料理でした。
”13世紀村”の入場料金の中にはランチの料金も含まれているので私は少し楽しみでもありました。モンゴル料理だろうとは予想していましたが選択の余地のない、いわゆるセットランチでした。皆これしか食べる物はありません。

紀香さんたちの口に合うものはあるだろうかと少々心配になってきました。
モンゴル料理の中で羊以外に美味しい物は何かと聞かれ返事に困っていたのです。
「私たちはあの羊独特の臭いがダメなんです。羊ちゃんは見ているだけでいいんです」と。

先ずはお茶(スーテーツァィ) こちらの人が毎日欠かさず飲む一般的なお茶(ミルクティー)です。各家庭によって味は違いますがここは薄い塩味でミルクも控えめでした。私が一番最初に飲んだスーテーツァィは日本で言うロイヤルミルクティーと同じでした。

次はサラダ。一行はすでにモンゴルの洗礼を受けたらしく原因はサラダだろうと言うことで撮影に影響するのでサラダは食べないように言われているそうです。

次は韓国料理のチジミのようなものでこれは皆美味しいと言って食べましたが1・2切れだけです。

一行は隣のテーブルに運ばれたうどんのような物に期待を膨らませています。「わぁ~ おいしそう~」と。でもこのスープは羊の出汁でこれもダメです。

次は見た目は揚げパンのようなもの(ホーショル)ですが中は肉です。3人は1口食べて「おいしい~!」と満面の笑顔でした。モンゴル人の3人もホッとしたようで笑みがこぼれています。私はまだこれを食べたことがありません。
うどんを食べ終わってこのホーショルを口にしました。カリッと揚がったパイ生地、「う~ん!本当に美味しいですね~」と言いながら3人を見るとホーショルは1口食べただけでお皿に乗っていました。「油がちょっと多くてね~」と言っていましたが中の肉はしっかり羊でした。満面の笑顔はパイ生地だったようです。

食事の最中に民族衣装を着た人が馬頭琴と琴の演奏をしてくれました。馬頭琴は日本にいるときから興味があったので寒くなったら習いに行きたいなと思っています。

3人は飲み物も食べ物も全部ダメでした。期待をしていただけにさぞガッカリしたことでしょう。私は反対に全て美味しくいただきました。
草原の中、しかも13世紀を再現しているテーマパークなので周りにはお店などは何もありません。これから行かれる方で羊がダメな方は何か食べ物を持参した方が良いかと思います。

その後「遊牧民の家」に行って馬やらくだに乗って記念写真を撮り”13世紀村”を後にしました。

ウランバートルでカシミアの工場直営のお店に行って買い物をし夜は韓国料理レストランで夕食をご馳走になりました。
美味しい韓国料理レストランを教えてと言われたのですが当地では韓国料理レストランが数え切れないくらい沢山あります。知り合いの韓国人たちが1番美味しいと言うレストランに案内しました。

翌日から撮影が始まったのですがロケ地は南のゴビ砂漠に近いところ、前日までの快晴がうそのように大嵐だったそうです。