リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

東日本大震災

2011-04-05 00:44:43 | その他
サェンバェノー!

2~3日前から最高気温がプラスになり昼間はとても暖かく感じられます。
道行く人も厚手の防寒着から薄手のコートになりました。

今回の「東日本大震災」では世界中に地震大国日本のことが大々的に報道されています。
それと同時に日本人の素晴らしさも報じられています。
日本人としてはごく当たり前のこと、一般的な日本人だと思いますが他国ではそうではないから驚かれるのだと思います。
取材に来た各国のメディアの人が口々に伝えているのです。
日本人はみんな礼儀正しくマナーもすばらしいと言うことは以前から知ってはいたがこんな混乱の時でさえきちんとしていると。

家に帰れない人たちが駅やビルの階段に座って携帯で情報を得たりしているけれど通行人の邪魔にならないように皆左右の壁側に座っていていること。

タクシーやコンビニで長い行列ができていてもみんなきちんと並んで順番を待っていること。

避難所で朝からおにぎり1個だけ食べたと言う人に「大変ですね」と声をかけると「自分は命があるだけでもありがたい。亡くなった人やその家族はもっと大変です」と感謝の気持ちを誰もが持っていること。

開業医のドクターが病院ごと全部流されてしまい患者さんに何もしてあげられないと涙を流していること。

不眠、不休で治療や看護、物資調達や捜索などをしている人たちも皆自分は仕事をしているだけ、被災者の方たちはすべてをあっという間になくしてしまったのでその人たちのことを思うと疲れたとか休みたいなんて思わないと言っていること。

誰にでも親切。
東京に駐在しているあるメディア関係者がたまたま休暇を利用して友人5人と仙台に遊びに行きちょうど海岸を散歩しているときこの地震にあったそうです。
地震だけでもかなり恐かったのにその後のサイレンがとても恐くて(津波警報とは知らなかった)右往左往していると近くにいた年配の人がトラックに乗れと言って荷台に上がって手を差し伸べてくれたそうです。
そして高台まで連れて行ってくれその後5分もしないうちにツナミが来たそうです。彼が居なかったら今頃私たちは・・・と涙ぐんでいました。

また歩いて帰っているとき疲れはてて立ち止まってしまったらペットボトルを1本くれた。お金を払うと言ったのに「いらない、暗いから気をつけて帰ってください」と言われた。

足に豆ができて痛くてしゃがみこんでいたら年配の女性がバンドエイドを差し出してくれた。
などと言っていました。

そして何よりも略奪がおきないと言うことが信じられないくらいの驚きだったようです。
どこの国でもこんな混乱状態のときは我先に店に飛び込んであらゆる商品を持ち帰り、奪い合いをし争いになる。
しかし日本では少ない食べ物を分け合って、しかも小さな子やお年寄りを優先に食べさせる。

救援物資をもらうときも皆きちんと並んでもらっている。こんな光景は今まで見たことがないと言う人もいました。


日本人は本当にすばらしい国民だ。どんな教育をしているのか。なぜこんなに礼儀正しいのかと座談会形式で話しているチャンネルもありました。
某国の人は日本のように礼儀正しく、マナーをわきまえてと教育をしても自国民では100年経っても同じようにはならないでしょうと言っている人もいましたよ。