リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

大統領選挙

2013-06-26 01:43:19 | モンゴル国
サェンバイノー!

お久しぶりですがお元気にお過ごしでしょうか?
私はこのところ忙しい毎日を過ごしています。

でも今日(26日)は臨時の休日になったのでのんびり過ごすつもりです。
それは大統領選挙の投票日だからです。

ご存知のように途上国では選挙が終わるとやれ不正があったとかなかったとかで騒ぎが起こりデモや抗議集会などから民衆が暴徒化し混乱が起きます。
当地でも同じだとかで数週間前32カ国から300人の国際選挙監視委員が入っています。

今回の大統領選挙は選挙の民主化、法的な新環境、自動投票システム導入などで外国からも感心を寄せられているそうです。

民主化や自動投票システム導入などは理解できましたが法的な新環境とはどういうことかと思っていましたがわかりました。
昨日、今日、明日の3日間はお酒の販売やレストランでの提供はできないことになったそうです。
途上国においては選挙のときこれが一番大事かもしれないと思いました。

当地の大統領選挙なのであまり感心は無かったのですが老いも若きもみんな関心を持っていて私にあれこれ話てくれるので私まで誰が当選するのか気になっています。

①現職の大統領、②元モンゴル相撲の横綱(元議員)、③公示直前に立候補した女性(現保健大臣)の3人です。

公約ではどこも同じようなことだなと思いましたが一つユニークなのは③の候補者です。
大学生の学習プログラムを改良して減らし暖かい時期(4月~10月)には建設作業に従事させ、寒い時期(11月~3月)に勉強するというものです。
4月下旬から5月は砂嵐、6月~9月は夏休みで田舎に行って祖父母の手伝い(農牧)をするという習慣があるので受け入れられるかどうかです。
しかし最近の男子大学生は夏休みに建設現場でアルバイトをし家計の足しにする人が多くなったとも。
聞くところによると時給25,000トゥグルグ(約1,700円)の高級アルバイトだそうです。

私の予想では②に期待する人も多いけどやはり現職の①が勝つのではと思います。