リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

夏時間終了

2016-04-06 22:30:31 | NZにて
ハロー!

ここNZでは先週の土曜日で夏時間は終わり本来の時間に戻りました。そのため時計の針を1時間戻しました。
この日から日本との時差は3時間になりました。
最近はとても便利になりテレビとパソコンは自動でマイナス1時間になりました。それに合わせて腕時計や目覚まし時計をセットしました。
日本は一時期夏時間を採用したことがあったでしょうか? そんな話が持ち上がっただけでした?

世界では夏時間を採用している国は沢山ありますが国によってその開始日は異なっています。
NZでは毎年9月の最終日曜日に始まり4月の最初の土曜日に終了します。
日本では日の出、日の入りの時間が夏と冬でそれほど大きく変化するというわけではないのであまり効果はないのかもしれませんが緯度の高いところはかなりの違いがあるので夏時間を採用した方が良いことが沢山あります。夏は夜10時・11時頃まで明るいし朝も場所によっては3時頃夜が明けるところもあります。白夜の所もありますね。
早く仕事を始めて早く終わりその後スポーツや娯楽を楽しむのです。
例えば午前9時(本当は8時)~午後5時(本当は4時)まで仕事をしてもその後5~6時間はまだ明るくいろんな事ができるのです。時間を有効に使えるのです。

またあまり知られてはいませんがスワヒリ時間というのもあります。
こちらは主にアフリカの東部の赤道に近いところです。緯度が低いため一年中ほぼ同じ時間に日の出を迎えます。夜が明けて太陽が昇る頃の午前7時を1時と言うのです。そこから一日が始まるという考え方です。


ちょうど今から40年前(1976年4月)私たちはタンザニアに住むことになりました。
お手伝いさん(名前はマリア)を雇ったのですがスワヒリ語しかできません。契約の時はスワヒリ語のできる人に入ってもらっていろいろ説明をしていただきました。
朝8時から午後3時ころまでという内容でした。翌日時間通りに来てくれました。帰る時私は覚えたてのスワヒリ語で「明日8時に来てください」と言うと「わかりました」と言ったのです。しかしその時間には来ませんでした。夫が2時頃帰ってくると(タンザニアでは午前8時~午後2時までのランチなしが通常勤務)マリアは玄関の前にいました。そして直ぐに掃除や洗濯などを始めています。翌日も8時に来るように言ったのですがやはり来ません。でも夫が帰る頃には玄関に居るのです。私も時々玄関を開けて確認するのですが来るのは午後2時頃なのです。時間にルーズなことにストレスがたまり3日後契約の時に来てもらった人に話をしたところこのスワヒリ時間を教えていただきました。

私が直接話をしなければ予定通り8時に来ていたのでしょうが私がスワヒリ語で8時と言ったのでマリアは午後2時に来たというわけでした。午前7時が1時なので私は2時に来てと言わなければいけなかったのです。

これからケニアやタンザニアなどに出かける方はこの時間間隔をちょっと頭に入れておくと良いかもしれません。