リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

ファーマーズ・マーケット

2016-05-11 17:23:15 | NZにて
ハロー!

5月1日(日)オークランドから約40㎞南東のClevedon(クリーブドン又はクレブドン)という所に行ってきました。
ここは毎週日曜日にファーマーズ・マーケットが開かれるということで夫の同僚やその友人たち計10人(含む子供2人)と一緒です。
高速1号線を10分も走れば左右は牧場というのどかな風景です。秋とは言っても草はきれいな緑色、樹々もほとんど緑です。所々でなぜか1本だけ木の全体が真黄色という木を見かけそこでだけ秋を感じました。晴天の秋(残暑?)の空でとても気持ちの良い日でした。

このマーケットは近隣の農家がその日の朝収穫した野菜や果物を並べます。手作りのジャムやパンなども販売されています。手作りのバターやチーズ、肉や魚の燻製もあります。数件のパン屋さんの中でメロンパンやクリームパン、あんぱん、美味しそうなバターロールもあり買ってきました。後で分かったのですがここのパンは日本人が作っていてとても好評だということです。それを聞いてまた改めて別のパンも買いに行きました。街中のパン屋さんにもあんぱんやメロンパンを売ってるお店もありますがちょっと違うんですよね。作っているのは韓国や中国の人だそうです。この日買ってきたパンは日本で食べる私好みのパンでとても美味しかったです。

事前に雑誌で調べて行ったのでここで特にお勧めというホワイトベイト(White bait)というのも食べてきました。ホワイトベイトと言うのはシラスのことです。見た目はクレープ状の生地にシラスを入れてお好み焼きの大きさに焼き半分に折ります。それをバターを塗った食パンの上に乗せ塩・胡椒を振っていただくのです。好みによってケッチャップを付ける人もいます。1つ8NZ$(約440円)です。
パンはなくてもいいんだけどな~と思っていたら何と私の前に並んでいた男の子がパンはいらないと注文しているのです。それもありなんだと私もパンはいらないと注文しました。注文を受けてから焼き始めます。熱々でとても美味しかったです。パンがあってもなくても値段は同じでした。

自分でも作ってみたいと思って調べてみたら超簡単でした。分量などは書いてありませんでしたが小麦粉に卵を溶いて水(又は水牛ミルク)を入れシラスを入れて混ぜて焼く。これだけです。え~っ! これだけですか~? そんなに簡単なのに超美味しかったんですよ。(空腹だったわけではありません)
作ってみたいけれど生のシラスが手に入りません。この辺りでは今の時期だけシラスが少しだけ捕れるそうです。時々来るという友人はホワイトベイトは初めて見たと言っていました。ウニやムール貝バージョンもあるそうです。砂糖が入っていないので夫も美味しいと言って食べていました。

他にはイチジクも買って帰りました。この辺りのイチジクは皮が薄く皮ごと食べられると書かれていましたが見た目にきれいではなかったので手で皮を剥いて食べました。甘くてとても美味しかったです。子供の頃木になっているのを採ってよく食べていたな~と懐かしく思い出しました。

マーケットで囲まれた広場にはテーブルや椅子があり芝生にシートを広げてみんなピクニック気分です。隅の方でバイオリンとギターの演奏もしていました。

夫曰く「チェコだったらこんな所では必ずビールやワインがあるよね。ここは全くアルコールはないんだね」と残念そうでした。

一緒に行った友人の友人は一人はハワイからもう一人はトンガから遊びに来ていた人でした。彼女たちからそこでの生活についてあれこれ聞けてガールズトークでも盛り上がりました。
本当に楽しい1日でした。