リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

NZのマヌカハニー

2017-03-29 14:03:43 | NZにて
ハロー!

突然ですが「マヌカハニー」って聞いたことはありますか?
ハニーだから蜂蜜でしょう? はい、その通りです。

マヌカハニーには抗菌作用や抗炎症作用があるということでテレビでも紹介され(学会でも認められ)今や世界中で人気の蜂蜜だそうです。
特にNZのマヌカハニーには他では認められない特別な抗菌・抗炎症作用があるということで研究が進められています。

1998年ワイカト大学のピータ・ーモラン博士がマヌカハニーの抗菌作用を発見し評価するシステムを作りました。
UMFです。UMF5+、10+、15+ などで表され、数値が高いほど抗菌作用が強いということです。
UMFとはユニーク・マヌカ・ファクトリーの略で蜂蜜協会の会員でしか使用できません。
ユニークという文字が付いているのはそれぞれの会社や養蜂家が独自に開発したシステムでこのレベルを決めているそうです。

その後2008年にドイツのトーマス・ヘレン教授が優れた抗菌作用があるNZのマヌカハニーから一般的に売られている蜂蜜の成分を除去したものが食品メチルグリオキサールという高抗菌作用がある物質であることを発見しました。

NZでも場所によってその成分は異なるそうです。そこでその効用を表す基準を作りました。
MGOです。MGOとはメチルグリオキサールの略でMGO50+、100+、250+などで表され550+が最高値です。
これは1㎏の中にメチルグリオキサールがどのくらいの量(mg)入っているかを表します。


マヌカハニーと言ってもピンからキリまであってどれを買ったら良いのかわかりません。
近くのスーパーで同じ量入っている物でも安いものは1,000円~8,000位の物まであります。後で分かったのですが抗菌作用の高い物は売られていませんでした。

マヌカハニーの専門の知識がある人にいろいろ聞いてみました。
NZのマヌカハニーは数ある蜂蜜の中でも特に抗菌作用があり数年前科学的にも証明され権威ある学会で認められた物だそうです。
そこでUMFやMGOの話を聞きパンフレットをいただきました。パンフレットは英語ですが話は日本人から聞きましたので信用性は高いと思って結構です(笑)


最近このマヌカハニーの盗難被害があちこちで起こっています。養蜂場の箱ごと盗まれるケースも多発しているそうです。
また世界中で偽物もたくさん売られているとのことです。
近年NZ政府が世界の主な国で売られているNZ産マヌカハニーを調べてみたら何と年間で採れるNZのマヌカハニーの6.25倍の量のマヌカハニーが売られていたそうです。
NZ産のマヌカハニーとして売られている物の70%、80%が偽物の国もあったそうです。ニュースでは国名も書かれていました。

お土産で抗菌作用の高いマヌカハニーを買うときは店頭に空の容器で売っているお店で買うことをお勧めします。本物はレジの近くの目に見えないところに置かれています。
数年前まではそれ程高額ではなかった物らしいのですが今ではかなり高額です。友人、知人に気軽に買って行けるものではありません。

長くなりましたので続きは後日に。