サェンバェノー?
毎年7月11日~13日まで国家記念日(独立記念と革命記念)で祝日です。今年は14日の日曜日に繋がって4連休となりました。
この連休はお正月と同じく会社も市場もお店やレストランなどもお休みになります。
このときは政府主催のモンゴル最大のナーダム(お祭り)が中央スタジアムで開催されテレビやラジオで放送されます。
伝統的な衣装を着た騎馬隊(儀仗兵)が9本の纏(まとい)を先頭に入場します。
伝統的な歌やダンス、馬頭琴演奏などと続きます。
オリンピックの開会式のような雰囲気で言葉は分からないのに気分はハイになります。私はモンゴルに来て始めての夏2010年にこの開会式を中央スタジアムで見ました。
モンゴルでは相撲・競馬・弓射を「3種の競技」といってこのナーダムのときは老若男女が熱くなります。昔は男の人だけだったそうですが今は相撲以外は女性も競技に参加しています。
相撲は全国から勝ち残った512人がモンゴル1を競って戦います。横綱や大関などのように称号があり横綱になるとモンゴル人なら誰でもその人の名前を知っているというほどのチョウ有名人なのだそうです。
白鵬のお父さんは横綱だそうです。(一度得た称号は下がることはなく一生その称号を得ているそうです)街で白鵬のお父さんを見かけると一緒に歩いている人が「あの人は白鵬のお父さんですよ。モンゴルの横綱です。」と必ず教えてくれます。
そのくらい名誉のある称号だそうです。
日本の大相撲との大きな違いは土俵がないこと、手のひらをついても負けにならないことです。
試合は握手で始まり勝った人は両手を大きく羽のように広げて「鷹の舞」をするのです。
土俵が無いため試合は延々と続くこともあるので最近は20分経っても決着が付かないときは四つに組んで再スタートするようにルールが変えられたそうです。
弓射の的はモンゴル独特です。皮製の直径8cm、高さ8cmくらいの円筒形のソルというものを壁のように積み重ね男性は75m離れた場所から20矢射て命中した数で競います。女性は65m、17才以下は男子年齢X4m、女子3mで競います。他にも違うルールで競技をし優勝者には「メルケン」という称号が与えられます。
テレビでこの競技を見ていると複数の審判が的の直ぐ近くに立っていて命中すると「オーハイ」と言って知らせますがあまりにも的に近くて危険なように思いますがこちらの人は何も気にしていません。
もう一つは競馬です。私はこれが大好きです。
競馬と言ってもこれまた普通の競馬ではありません。
ここはモンゴル、大草原の国です。数千メートルを走るのとは違います。
馬の年齢によって距離は違います。2才馬15km、3才馬20km、4才馬25km、5才馬28km、6才馬以上30kmです。
そして騎手は6才以上12才以下の子供です。女の子もいます。まだ幼稚園児ではないの?と思うような小さくてあどけない顔の可愛い騎手もいます。
この競馬については長くなるので次回に続くとしておきます。
酷暑の日本、どうぞお体ご自愛ください。
毎年7月11日~13日まで国家記念日(独立記念と革命記念)で祝日です。今年は14日の日曜日に繋がって4連休となりました。
この連休はお正月と同じく会社も市場もお店やレストランなどもお休みになります。
このときは政府主催のモンゴル最大のナーダム(お祭り)が中央スタジアムで開催されテレビやラジオで放送されます。
伝統的な衣装を着た騎馬隊(儀仗兵)が9本の纏(まとい)を先頭に入場します。
伝統的な歌やダンス、馬頭琴演奏などと続きます。
オリンピックの開会式のような雰囲気で言葉は分からないのに気分はハイになります。私はモンゴルに来て始めての夏2010年にこの開会式を中央スタジアムで見ました。
モンゴルでは相撲・競馬・弓射を「3種の競技」といってこのナーダムのときは老若男女が熱くなります。昔は男の人だけだったそうですが今は相撲以外は女性も競技に参加しています。
相撲は全国から勝ち残った512人がモンゴル1を競って戦います。横綱や大関などのように称号があり横綱になるとモンゴル人なら誰でもその人の名前を知っているというほどのチョウ有名人なのだそうです。
白鵬のお父さんは横綱だそうです。(一度得た称号は下がることはなく一生その称号を得ているそうです)街で白鵬のお父さんを見かけると一緒に歩いている人が「あの人は白鵬のお父さんですよ。モンゴルの横綱です。」と必ず教えてくれます。
そのくらい名誉のある称号だそうです。
日本の大相撲との大きな違いは土俵がないこと、手のひらをついても負けにならないことです。
試合は握手で始まり勝った人は両手を大きく羽のように広げて「鷹の舞」をするのです。
土俵が無いため試合は延々と続くこともあるので最近は20分経っても決着が付かないときは四つに組んで再スタートするようにルールが変えられたそうです。
弓射の的はモンゴル独特です。皮製の直径8cm、高さ8cmくらいの円筒形のソルというものを壁のように積み重ね男性は75m離れた場所から20矢射て命中した数で競います。女性は65m、17才以下は男子年齢X4m、女子3mで競います。他にも違うルールで競技をし優勝者には「メルケン」という称号が与えられます。
テレビでこの競技を見ていると複数の審判が的の直ぐ近くに立っていて命中すると「オーハイ」と言って知らせますがあまりにも的に近くて危険なように思いますがこちらの人は何も気にしていません。
もう一つは競馬です。私はこれが大好きです。
競馬と言ってもこれまた普通の競馬ではありません。
ここはモンゴル、大草原の国です。数千メートルを走るのとは違います。
馬の年齢によって距離は違います。2才馬15km、3才馬20km、4才馬25km、5才馬28km、6才馬以上30kmです。
そして騎手は6才以上12才以下の子供です。女の子もいます。まだ幼稚園児ではないの?と思うような小さくてあどけない顔の可愛い騎手もいます。
この競馬については長くなるので次回に続くとしておきます。
酷暑の日本、どうぞお体ご自愛ください。
このところかなり忙しくしていて毎日楽しく暮らしています。
モンゴル競馬のこと途中まで書きかけなのですがまだUPできません。もう少しお待ち下さい。
9月15日から暖房が入りましたがモンゴル訪問はまだ間に合いますよ。
そろそろ本帰国と思いながら1年経ってしまいました。一緒にランチできるのもそう遠い日ではないと思います。
お元気にしておられますか?
気がつけば9月 十五夜も過ぎてお彼岸です
コメントが遅くなりましたがナーダムのお話
楽しく読ませていただきました
相撲 競馬 弓道
土俵のない相撲はモンゴルの大地を感じますし
競馬の騎手が子供・・・って
雄大な土地に、子供が馬に乗る環境が整っているのかしら?
いつか お会いしたときいろいろ聞かせてください
長い海外赴任生活でしたね
リョウさんを訪ねることが出来ないままの私でした
年内には帰国になるのでしょうか
ご一緒出来る日を
お待ちしています
こちらに旅行される機会があったら紹介しましょう。
そして実際にしてみる事も出来るんですよ。
モンゴルの「3種の競技」は 勢いがあって盛り上がるんだろうなと予想できます。
とても楽しそうです。
ナーダムは今年4回目です。2010年からですから。
言葉が少し分かるようになるとまた興奮の度合いが違ってくるのがわかりより楽しいです。
どの国に居てもお祭りはいいですね。
昨日テレビで阿波踊りを見ました。日本に帰ったら是非生で見たいと強く思いましたよ。来年は是非・・・。
リョウさん、3年目のナーダムですね。
楽しそうな雰囲気が伝わってきました。
せっかくの4連休、どこかに行くのも良いですが、お祭りを十分に味わうのも良いですよね!
子ども競馬、とても興味ありです。
アップ、楽しみにしてまーす。