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特集展 「家康・吉宗・家達  転換期の徳川家」

2008年03月05日 19時45分26秒 | 【歴史展・博物展・美術展】
つづいて6階にある常設展示室へ特集展「家康・吉宗・家達 転換期の徳川家」を見に行きました。
1993(平成5)年の開館以来、江戸東京博物館では、徳川宗家の協力のもと、徳川家所蔵の資料を調査、テーマを持たせた展示・公開をしています。

特に印象に残ったのは、「目安箱」とその鍵。身分が高いにもかかわらず、市民の声に耳を傾ける将軍(第8代将軍徳川吉宗)なんてすご~い。と子供心にも尊敬した、あの「目安箱」の本物を真近に見れて嬉しかったです。その鍵が徳川家に伝来していたのも、将軍が直に管理していたからこそ、とのこと。

そして、屋根に鉄砲の玉による穴が1つ開いた家康の駕籠。中に家康がいて助かったのだとしたら、相当な強運の持ち主…以前、家康の死因は、実は銃による暗殺だった、という仮説が歴史バラエティ番組で紹介されていたのを思い出しました(鯛の天ぷらの食べすぎが死因なんてちょっとね~)。

今回の展示でとりわけ焦点を当てているのが、第16代宗家の家達(いえさと)。実は、この人物の名前を知ったのは今日が初めてでした。大政奉還を果たした第15代将軍徳川慶喜後の徳川家がどうなったのか…も。つねづね曾祖母が徳川家のお屋敷に奉公していたと聞いていたので、とても興味深く見ました

篤姫は、大政奉還後の徳川家の存続にも尽力したのだそうです。第13代将軍家定の継室としてたった1年余りで夫が急死。なのに、その後も婚家のために生きた篤姫の「女の道」は、それこそ「引き返すことのない一本道」だったのですね
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天璋院篤姫展(てんしょういんあつひめてん)へ

2008年03月05日 19時35分55秒 | 【歴史展・博物展・美術展】
自宅から自転車で15分ほどのところにある「江戸東京博物館」へ「天璋院篤姫展」を見に行きました。毎週楽しみに見ているNHK大河ドラマ『篤姫』に連動した特別展です。午前9:30~の開館で10時に到着、入室時はそうでもなかった1階の展示室は、時間が経つにつれ、みるみる人が増えていきました。さすが視聴率25.3%(3月2日)、すごい人気です
 http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/m20080302034.html

平日の日中ということもあって、60代~の女性グループ多数。

3階のチケット売場で常設展も見れる共通観覧券(1,440円)を購入して、エスカレーターに向かっている時、近くにいたガードマンさんが、「篤姫展から先に行ったほうがいいよ!」と声をかけてくれ、「混む?毎日そうなの?」と聞くと彼は強くうなづいていましたが、その通りの状況に…。休日はかなり混雑しそうです。春休みの前に来て正解だったかも~。「天璋院篤姫展」は4月6日(日)までです。


写真は篤姫展のパンフレット。
「女の道は、前へ進むしかない、引き返すのは恥でございます。」小説「天璋院篤姫」(宮尾登美子)より
大河ドラマでは、今和泉家時代の養育係・菊本が「女の道は一本道でございます…」と篤姫になる前の於一(おかつ)に諭していたあのセリフ。

篤姫展の出口付近の売店には鹿児島への観光パンフレット、全種類いただいて来ました~ん~行きたや~。桜島はその後どうなんだろう…初めて鹿児島に行くからには、篤姫にまつわる史跡はもちろんのこと、桜島にも行ってみたいし、鹿児島ならではのおいしいものも楽しんで来たいです~

「江戸東京博物館」を出たところで時計を見ると13:56。う~ん。長居しました。篤姫展は資料がとても多くて1時間半ぐらいいたかな。書簡など“読む”資料も多数、さすがに疲れてしまい、常設展示場では徳川家の「特別展」をじっくり見たのみ。いつでも見られるものはまた今度~。「江戸東京博物館」をマジ見するならたっぷり1日必要ですね。
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