mamataro's eyes

浅草暮らしの日々や雑感をアップして18年目。姉妹ブログ「mamataroおでかけ日記」もよろしく☺

お帰り~。(TOT)

2008年03月21日 23時15分05秒 | φ(.. )じゆうちょう(未分類)
今日の午後、路上でお財布を落としました

自転車で自宅を出て、今までになく怖いくらい、信号が青・青・青・青…だったので、これはラッキデー に違いないと直感、目の前にあったみずほ銀行の宝くじ売場でロト6のQPを買おうとして、入れたはずの左ポケットにお財布がないことに気づいたのです。しかも申し込み用紙を発券機に通してもらった後で。この迷惑モノ…。なのに販売員のおねえさんは、「すぐ戻ってお財布捜してくださいね」と優しく声をかけてくれました。ううっ

しかし、どこで落としたんだろう、まったく心当たりなし…

とりあえず来た道を引き返して探したけれど、見つからず…。浅草は本当にさまざまな人の行き交うまち。見つかるわけない、という絶望的な気持だったので、9割がた諦めてはいたものの、じわじわとマズいことが頭に浮かんできました…。

とんだラッキーデー。信号、青・青・青・青…は、いったい何を暗示してたのだろう。割り切れず、ますます頭がモヤッとしてきました

帰宅後、すぐさまカード会社5社に順次電話をして、カードをストップ。幸いにもどのカードもまだ使われた形跡がなかったので、ひと安心
なんとなく見つかりそうな予感(ひょっとして、誰かが交番に届けてくれた)もしたけど、ここで楽天的な気持になるのはまだ早い。

カードはストップすると、たとえ見つかっても二度と使えなくなるのだと初めて知りました。よって、全部再発行です。面倒くちゃ~い

そして、最寄の交番に紛失届を出しに行きました

おまわりさんの指示に従って、提出書類に紛失日時や場所、お財布に入っていた金額、カード名などを記入。現金もそうですが、運転免許証、健康保険証、銀行のキャッシュカードのことを考えると、ますます気分が滅入ってきました

ところが…、すべてを書き終えると、おまわりさんがどこかへ電話をかけ、「返しちゃっていいのね。本人いま来てる。」などとしゃべり出したのです。あら…

…あるんだ、ここに 
おまわりさんが奥から出してきたビニール袋に、書類と一緒に「保管」されていた財布が…、目の前で揺れていました。

わたしのお財布…。わぁ~ん

さっそく中を検めると、すべて落とす前のままに、いえ、覚えていた以上にいろいろなモノが入ってました。あの、去年取得したお宝、「鎌倉検定3級」の認定カードまで入れてたのですバカ~

そもそも、このお財布自体、妹の挙式旅行に同行した際、母とベルサイユ宮殿の帰りに立寄ったDFSで購入した想い出の品だったのです…。

よかった、見つかって…

拾ってくださったのは、同じ浅草に住む、お子さま連れのお母さまでした。
おまわりさんから「いい人に拾ってもらって、本当によかったねぇ」といわれました。まったくおっしゃる通りです

しかし、お財布が届いているのに紛失届への記入を指示している時の、おまわりさんのポーカーフェイスって…。それにも驚いてしまいました

最後に、拾ってくださったかたの連絡先と謝礼についてを聞き、確かにお礼を致します、の書面に署名などをして帰宅。さっそくお電話すると、見つけてくれたのはお子さまだったそうです。またっ。来週、お礼をお渡しすることになりました。本当にありがとうございました

お財布があった時よりむしろ、時間が経つほどに喜びが湧き上がってきました。もしこのお財布がなくなっていたら…、今頃どんな気持だったことか…。安堵の疲れとともに、何か、長く忘れていた、とても大切なものを思い出したような…。

                  ♪ ♪ ♪

実は、お財布を落としたのは2回目でした。いまから約20年前、JR中央線の車中、椅子の上に落ちていたのを拾って届けてくださった方がいたのです。あのときもどこで落ちたのかまったく見当がつきませんでした。鈍感…

紛失届を出したとき、「世の中捨てたもんじゃないよ。誰かが拾って届けてくれるかもしれないから」といってくれた国分寺駅前のおまわりさんの言葉を今でも覚えてます。

もう二度とこんなこと(3回目)がないように、気をつけなければ…。おおいに反省

そして、15年ほど前だったか、今度は逆に、路上でヴィトンのお財布を拾って交番に届けた際、落とされた方が「大切な人からのプレゼントだったので、中身よりお財布自体が見つかったことが嬉しい。」と、とても喜んでいらした姿を思い出し、身をもって共感しました

今日は忘れられない1日になりそうです。



後日談
3月24日(月)午後、お財布を交番に届けてくださったかたとお会いしました。小さな男の子を2人連れていらした、とても優しい雰囲気の素敵なお母さまでした。こんなかたに拾っていただけて光栄だと思いました。拾ってくれた4歳くらいのお子さまは、元気で色白のとっても可愛い男の子で。つい、自然に「いいこいいこ」してしまいました。お母さまからお子さまが拾ってくれた状況をお聞きして、胸がいっぱいになりました








































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