ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

佐久荒船高原は夏の気配が次第に強まっています

2011年07月12日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原でも、夏景色の気配が強くなっています。標高1100メートルの高さがある佐久荒船高原は、盛夏になると、日中はかなり日差しが厳しくなります。一方、朝晩は涼しいです。特に、長野県と群馬県の県境の内山峠に向かって、朝方に霧が上ってきます。これが涼しさをもたらします。

 関東甲信越地方などが梅雨明けした先週末から、日中は日差しが強くなりました。森陰の植物も夏に主役を務めるものが増えています。

 山道の日当たりのいい場所では、ホタルブクロの赤紫色が目立ちます。



 この赤紫色の濃いものと薄いものがあります。明け方の露に濡れた風情がいいのです。

 山道の両側では、白色の小さな花を咲かせるノコギリソウが増えています。



 山道の両側に一列に並ぶなど、かなりの数が成長しています。この白い小さな花の塊に、夏場の昆虫が群がっています。蜜が多いのでしょうか。

 盛夏を過ぎたあたりから、ピンク色の花が美しいシモツケ(下野)も日当たりのいい場所では花を咲かせ始めました。



 シモツケは夏場の長期間、荒船高原を彩ってくれる野草です。遠目にもきれいな花です。

 森陰で咲くユリ科のウバユリも蕾を膨らませ始めました。



 7月下旬になると、ウバユリは森陰のあちこちで咲き誇ります。ヤマユリと異なって、すぐ側で咲いてくれるユリ科の花です。ウバユリが咲くと、佐久荒船高原は夏本番です。