ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県北本市の北本自然公園では、オオヨシキリが草むらの中で鳴いています

2013年05月25日 | 季節の移ろい
 埼玉県北本市の北本自然公園は現在、夏鳥を観察する野鳥観察愛好家などが散策しています。

 北本自然公園は埼玉県の川沿いの湿地や斜面林などがナショナルトラストなどによって保存されている里山の公園です。夏には自然に繁殖しているゲンジボタルが飛ぶそうです。

 北本自然公園の入り口近くの自然学習センターの裏側に、「高尾の池」と呼ばれる浅めの池があります。この池には、“八つ橋”という木道のような橋が架かっています。

 八つ橋の上から池の端をのぞくと、コウホネの黄色い花がいくつか咲いています。



 コウホネの葉の上などに、トンボが数羽、留まったり、飛び上がったりしています。





 見た感じは、“シオカラトンボ”のようにみえました。もう少し、小型のトンボもいます。

 コウホネの他に、アサザの葉も池の端に出ています。アサザの花は蕾の状態でまだ開花していません。

 池の端にヨシ(アシ)などの草むらがあり、その中に低木が数本生えています。この草むらの中から、オオヨシキリのけたたましい鳴き声が聞こえます。





 このオオヨシキリは、鳴きながら少しずつ移動しています。このため、時々、姿が見える場所に出てきます。オオヨシキリという野鳥の鳴き声を知らない方が聞くと、カエルが鳴いているように感じそうな鳴き声です。

 別の大きな池の端の湿地では、黄色い花のハナショウブの群生がきれいです。



 野鳥観察愛好家にとって“聖地”と考えられている北本自然公園も、夏に向かって、日に日に自然の移ろいが進んでいきます。