ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

オーストリアのウィーン市で、名物料理の「ターフェル・シュピッツ」をいただきました

2014年04月17日 | グルメ
 オーストリアのウィーン市で、オーストラリア料理の「ターフェル・シュピッツ」をいただきました

 ウィーン市の有名レストランのプラフッタ(Plachutta)で、伝統料理の「ターフェル・シュピッツ」をいただきました。「ターフェル・シュピッツ」は簡単にいえば、牛肉を数時間煮込んだポトフのような煮込み料理です。

 かなり熱い「ターフェル・シュピッツ」の鍋がテーブルに置かれました。実は、初体験なので食べ方が分からず、どうするのか迷っていると、店員の方がスープ皿に一人分ずつスープ分を分けてくれました。

 根野菜などを煮込んだもので、とても美味しいコンソメです。



 スープはかなり熱いので、冷ましながらすこしずついただきました。後で知ったのですが、このスープに入れる野菜などの具材を別注文して、加えることもできるそうです。

 スープ分を分け与えた後の「ターフェル・シュピッツ」の鍋です。



 コンソメの残りと、ビーフ2枚が残っています。牛の骨も入っています。鍋の下にあるのは、高温の金属板です(ヒーターなのか畜熱材なのか分かりません)。

 スープをほぼ飲み終わると、店員が「ターフェル・シュピッツ」の鍋から、2枚のビーフを取り出して、皿に置いてくれます。

 ビーフを半分ぐらい食べたところです。数時間煮込んだものですが、肉は軟らかく、うまみもかなりあります。この辺が、この料理のポイントのようです。



 煮たロースト・ビーフのような感じです。このビーフはウシのお尻の部分の肉だそうです。これに、おろした西洋ワサビとすったリンゴをあえたソーズなどを絡ませていただきます。突き合わせに、ポテトのいためたもの(?)などを一緒にいただきます。

 この「ターフェル・シュピッツ」に加えて、2品の料理をいただきました。個人的には、今回ウィーン市で食べた料理で、一番美味しかったです。もちろん、料理の値段もそれなりにします。

 メインディシュを食べ終わると、デザートメニューを渡されます。

 エスプレッソと小さなデザートを組み合わせた「コンビ」です。



 カボチャの種をすり下ろしたソーズが入っているアイスクリームです。アイスクリームはたっぷりあります。



 デザート類も、なかなかいい値段です。

 この有名レストランのプラフッタの料理はとても美味しいですが、それ相応の値段もします。

 レストランのプラフッタは中はかなり広いお店でした。予約したお客が次々と入ってきて、席に案内されていきます。観光客も多いので、ディナー時は予約しないと入れないことがあるそうです。

 レストランのプラフッタは市街地の西側にある市立公園(Stantpark)の近くに位置します。

 1862年に開園した市立公園はイギリス風公園です。公園内に有名な金色のシュトラウス2世の銅像があります。



 このほかに、ブルックナーの銅像もあります。市民の方々が草原でのんびりとくつろいでいました。