ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県立科町にある名刹の津金寺では、カタクリの花が満開です

2014年04月28日 | 旅行
 長野県北佐久郡立科町にある名刹(めいさつ)の津金寺(つがねじ)の境内は、カタクリなどの山野草の宝庫です。津金寺の境内と裏山全体が“津金寺自然探勝園”になっています。

 
 現在、カタクリは境内の裾野辺りが満開です。





 境内横の斜面の裾野部分で、多数のカタクリが花を咲かせています。



 津金寺の裏山の急斜面にも、カタクリなどの山野草がたくさん咲きます。裏山の斜面は、日当たりの関係で、カタクリは既にほぼ咲き終わっています。

 津金寺全体では、カタクリは約2万株が花をつけるそうです。このためには、日ごろの斜面の薮の整備などが欠かせないそうです。

 カタクリの群落の近くや中には、花びらが白いアズマイチゲ(東一華)もたくさん咲いています。



 白い花びらが風に揺れて、風情を感じさせます。

 裏山の急斜面では、清楚なシロバナエンレイソウは花をつけ始めています。



 津金寺は慧日山修学院(えにちざんしゅうがくいん)という名前を持つ学僧を育成する天台談義所だそうです。基になった開山は大宝2年(702年)とかなり以前です。当時は草深い山里だったことと思います。その後も紆余曲折(うよきょくせつ)があったそうです。

 その観音堂(江戸時代に再建)の屋根の上に、キセキレイが1羽留まって、よくさえずっています。





 境内のソメイヨシノ(染井吉野)の木はちょうど満開です。長野県東部を桜前線が北上しています。