ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

富山県氷見市の「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」に行ってきました

2014年12月03日 | 旅行
 富山県氷見市の氷見漁港近くにある「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」に行ってみました。

 氷見漁港は富山湾で獲れる豊富な魚貝類を水揚げする漁港として栄えています。11月下旬からは、有名な“寒ブリ”が獲れる時期です。

 その氷見漁港の近くに設けられた「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」は、新鮮な魚貝類、その干物やかまぼこなどの水産加工品を売る店舗が並び、その場でさばかれた新鮮な魚貝類を提供するレストランなどの店舗が並んでいます。



 一廓には、獲れたての魚貝類を販売する魚屋が数軒並んでいます。富山県といえども、獲れたての魚貝類を自分でさばく方は少ないようで、賑わっている水産加工品の店舗の奥にあり、訪れる人はやや少なめです。



 「氷見の寒ブリ」というブランドのブリが数匹並べられています。一匹当たり2万1000円と3万1200円と、なかなかいい値札だがついています。



 氷見の寒ブリは、脂が一番のった時期(11月から3月)に水揚げされる中から、一定の基準を満たすものに許されるブランド名だそうです。
 
 「氷見の寒ブリ」は高価なので、半身のものも売られています(画像の左側)。



 ブリは“出世魚”と呼ばれ、育つに従って、コズクラ、フクラギ、ガンド、コブリ、オオブリと名前が変わっていきます(地方ごとに少しずつ名前が違うようです)。関東地方ではモジャコ(稚魚)、ワカシ(35センチメートル以下)、イナダ(35から60センチメートル)、ワラサ(60から80センチメートル)、ブリ(80センチメートル以上)と名前が“出世”します。

 実は、富山県の方はブリの子供のフクラギが好きだそうです。



 フクラギはブリに比べて、油のノリがほどほどで食べやすいとのことです。価格も手ごろです。

 ブリになる手前のガンドの隣には、ヒラマサが並べてあります。



 魚の形で見るのは久しぶりです(刺身になった姿しか知りませんでした)。

 高級魚として人気の高いノドグロはやはり高価です。



 ノドグロに比べて、マダイは手ごろな価格です。



 氷見漁港近くにある「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」は人気の観光スポットです。土曜日・日曜日・祭日は、200台以上駐車できる駐車場がいっぱいになるほど、賑わいます。観光バスも次々とやってきます。

 可能であれば、土曜・日曜日以外に訪れることをお薦めします。