ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県安曇野市豊科の犀川白鳥湖に行った話の続きです

2014年12月28日 | 旅行

 犀川の流れの中にある犀川白鳥湖近くの河川敷きの中に、川から取り残された池があり、カモ類がたくさん泳いでいます。見た目では、カモ類は100羽以上います。カモ類の"楽園"という感じです。



 この池の背後に見えている山々は北アルプスの一部です。晴天ですが、残念ながら山々の山頂付近には雲がかかっています。池を東側から西向きにみています。

 この流れのない穏やかな池には、コハクチョウも10羽程度います。多くは岸辺で休んでいますが、池の中に入ってカモ類と一緒にエサを探しているものもいます。



 カモ類は、ヒドリガモやオナガカモ、キンクロハジロ、スズカモなどが泳いでいます。どれも日本に冬鳥として飛来するカモ類です。そして、比較的身近くで観察できるカモ類です。





 左側の先を泳ぐオナガカモのオスの側を、ヒドリカモのオス(右側)が並走しています。



 キンクロハジロのオスも目立ちます。頭の後頭部の垂れた羽根(冠羽)が目立ちます。



 犀川から独立した池なので流れがないために、水面は穏やかで波もなく、晴天の空が写って青色がきれいです。

 犀川白鳥湖では、多くの方はコハクチョウを見に来ているために、近くにある、この池はあまり観察者が少なく、静かです。

 実は、この近くにオオタカが1羽、来ています。この時は、犀川の対岸の斜面の上側にある木に留まっています。たくさんいるカモ類の中で弱ったものを狙っているそうです。やはり、この世界は弱肉強食です。

 そのオオタカを狙って、野鳥観察愛好家が数人、川岸に並んでいます。バズーカ砲のような望遠レンズを取り付けた一眼レフカメラを三脚に載せて、オオタカの飛翔を待ち構えています。木の枝に留まったオオタカを、時々、双眼鏡で確認し、シャッターチャンスを待っています。

長野県安曇野市にある犀川白鳥湖に、コハクチョウを見に行きました

2014年12月28日 | 旅行
 長野県安曇野市豊科を流れている犀川(さいがわ)の一部に設けられた人造湖の犀川白鳥湖(さいがわはくちょうこ)にコハクチョウを見に行きました。

 安曇野市豊科(旧・南安曇郡豊科町)にある犀川白鳥湖は、コハクチョウが多い年には1000羽近く飛来したこともある有名な白鳥飛来地です。

 今回は午前10時ころと、コハクチョウ観察にはやや遅い時間に、犀川白鳥湖に到着しました。このために、水面に漂っているコハクチョウは合計30羽から40羽程度とわずかしかいませんでした。





 コハクチョウは夕方から朝まで、流れが緩やかな犀川白鳥湖のような所を“ねぐら”として過ごします。そして午前9時ごろになると、近くの田んぼなどの“エサ場”に向けて飛び立ってきます。夕方になると戻って来ます(このコハクチョウが飛びだったり、戻ってくる時間帯が一番観察したい時間帯です)。

 このため、犀川白鳥湖の水面を泳いでいるコハクチョウの群れは時々、3羽や4羽のグループで飛び立ち、エサ場に向かいます。







 数100メートル離れた田んぼに100羽近いコハクチョウが舞い降りています。イネの落ち穂などを探して食べているようです。





 コハクチョウたちが集まる犀川白鳥湖は、犀川の一部に水力発電用の取水ダムを目的に、川をせき止めて造った人造湖(ダム湖)です。

 そのダム湖は、流れが緩やかで、コハクチョウにとって安全な場所だったようで、いつの間にか、多数のコハクチョウなどが越冬のため飛来するようになったそうです。