ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県南佐久郡佐久穂町の八千穂高原への途中には、ヒオウギアヤメが咲いています

2015年06月09日 | 旅行
 長野県南佐久郡佐久穂町の八千穂高原に行った話の続きです。

 佐久穂町の南西側の北八ヶ岳山麓に広がる標高約1500メートルから1600メートルの八千穂高原に向かうために、千曲川(下流では信濃川に)沿いの国道から山麓を上る道に入ります。

 国道沿いの田んぼや畑に農業用水を供給している支流沿いに、北八ヶ岳山麓に向かって上ります。

 集落限界から離れ、山麓側の田んぼや畑の上側の限界を超すと、壮大な森の中をひたすら上ります(以前の別荘地内を通るアクセス道路に代わって、新しいアクセス道路が10数年前にできました.しかし、地図の表示上では、旧道の方が正規の道のように表示され続けています)。この森は背の高い広葉樹や針葉樹が並ぶ豊かな森です。

 その新しいアクセス道路に入って山麓部に入る辺りにかかる橋から、小さな滝が望めます。渓流の両側から木々の枝が重なるように茂っているために、滝の上流側があまりよく見えませんが、上部にもう一つ滝がある様子です。



 その滝の川岸の一部の斜面からも水が流れ出ています。



 この渓流は、地図でみると、八千穂高原の下側にある駒出池から流れ出ているものです。この渓流が集落沿いに流れ、農業用水として利用されると同時に、アユ釣り場になっています。。
 
 この橋の下流側には、大きなニセアカシア(ハリエンジュ)の木が立っていて、ちょうど白い小さな花をたくさん咲かせています。橋の上などの周囲に甘い薫りを漂わせています。



 この水が豊かな山麓沿いには、ヒオウギアヤメが咲き始めています。




 
 清楚な紫色の花がアクセス道路の所々で咲いています。

 このヒオウギアヤメが咲く里山風景の中で育つ低木に、一羽のモズが留まりました。





 このモズは、この木の枝がお気に入りのようで、どこかに飛んでいっても、しばらくするとここに戻ってきます。

 ここから周囲を見渡し、獲物を探しています。曲がったくちばしがモズの激しい狩りを感じさせます。