ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県安中市郊外の山奥で、赤い羽根のオオマシコに出合いました

2013年03月06日 | 季節の移ろい
 群馬県安中市の郊外にある小根山森林公園の「野鳥の森」は、野鳥観察愛好家が最近、注目している森です。

 その理由は、東京新聞などが「オオマシコ、小根山森林公園に出現」という記事を掲載したからです。そのオオマシコの姿を一目見ようと、愛好家が朝早くから押しかけていると聞いています。オオマシコはなかなかお目にかかれない“珍鳥”のようです。

 安中市西側の碓氷峠近くにある小根山森林公園は自然豊かな森林です。ただし、小根山森林公園は針葉樹などの“見本林”として整備された森です。

 安中市近くに用事があり、そのついでに行ってみました。小根山森林公園「野鳥の森」は、JR横川駅から集落を経て山中に向かいます。ある程度の山奥にあるため、雪が残る山道を登るという試練を経てたどり着きます。この山道は、自動車が互いにすれ違うのがやっという狭い道幅です。対向車が来た場合はどこですれ違うかを常に考えながら進みます。谷側にはガードレールが無いからです。

 山道を登り切ると、駐車場のある広場にたどり着きます。その広場にある管理事務所の前には、例のバズーカ砲のような高性能な望遠レンズを装着した一眼レフカメラを大きな三脚に載せた野鳥観察愛好家が、約20人ほど並んでいます。

 この広場の近くの木々には、ヤマガラとシジュウカラなどが多数、飛び交っています。

 お目当てのオオマシコはしばらくすると、管理事務所の脇に登場しました。







 一せいに一眼レフカメラのシャッターが切られます。

 オオマシコは管理事務所の横に設けられた野鳥観察のエサ台近くに現れます。その理由は、管理人の方がエサ台近くに時々“サービスとして”数種類のエサをまいて、野鳥を集めているからです。



 オオマシコのメスも登場しました。



 一眼レフカメラを三脚に載せた野鳥観察愛好家の多くの方は「開園する午前9時前から来ている」との話です。いい撮影場所を確保するために、早朝から来ているようです。自動車ナンバーを見ると、群馬県以外のナンバーも半分ぐらいあります。

 風はほとんど吹いていないのですが、標高が高いために意外と寒く、1時間程度、野鳥たちを見てから、小根山森林公園を去りました。多くの方はまだ観察・撮影を続ける雰囲気でした。

 オオマシコはベニマシコに混じっているところを、以前に佐久荒船高原の雪に覆われた草原で見た記憶があります。その時は、吹きさらしの雪原で、非情に寒かったことを覚えています。

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
赤い野鳥 (与作)
2013-03-06 10:05:30
山奥に入ると、羽根がこんなに赤い野鳥がいることを初めて知りました。
まるで家で飼う小鳥のように感じられます。
自然の森羅万象は奥深いです。
返信する
与作さま (ヒトリシズカ)
2013-03-06 13:08:25
与作さま

いろいろなことに対して、多彩にコメントをいただき、ありがとうございます。
オオマシコは真っ白な雪原の中で見ると、白と赤のコントラストによって美しいです。
ただし、とても寒いです。

今後ともコメントを宜しくお願いします。
返信する
オオマシコ (鵜の目)
2013-03-06 14:05:59
オオマシコ、赤い羽根が美しいです
本当に家で飼う小鳥にように見えます。自然の妙ですね。
返信する
青梅市御岳山でも (海星)
2013-03-08 20:27:54
先日、NHKの番組で、東京の青梅市御岳山でも、オオマシコが観察できるとして、野鳥観察の愛好家が押し寄せているとのニュースを見ました。
確か、オオマシコは、イチゴミルクのような羽根の色と言っていたような記憶があります。
返信する

コメントを投稿